【美肌づくりにも優秀】サバ缶だけじゃない、美容におすすめな缶詰5選

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【美肌づくりにも優秀】サバ缶だけじゃない、美容におすすめな缶詰5選

サバの缶詰の栄養価が高いといわれていますが、他にも、栄養価が高い缶詰があります。缶詰は、保管がしやすく、手軽に使えるので、忙しい女性の味方ともいえます。
特に美容効果が高い缶詰についてまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 鮭缶

鮭缶
出典:byBirth

鮭の缶詰に期待できるのは、「アスタキサンチン」という成分。アスタキサンチンは、強い抗酸化作用を持っています。

私たちの体は、酸素にふれることで老化していきますが、アスタキサンチンはそんな酸化を防ぐ働きがあります。

また、特にアスタキサンチンは、紫外線による肌のシミなどを予防する効果があるといわれているため、日焼け対策にも積極的に補給したい栄養素といえますね。

抗酸化作用だけでなく、

  • 眼精疲労の症状を良くする
  • 目の病気予防
  • 筋肉の疲れを軽くする

などの働きもあります。

また、中骨入りのタイプの缶詰であれば、カルシウムも豊富に摂れるので、特に女性にはおすすめです。

目の疲れが気になる人や、スポーツでよく筋肉を使う人、若々しい肌を保ちたい人は、鮭の缶詰を常備しておきましょう。そのまま食べても美味しいですし、おにぎりにしても、ポテトサラダにあわせてもOK。「あと一品」欲しいときに、何かと便利に使えますよ。

2. いわし缶

いわし缶
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「魚は健康に良い」と分かってはいても、調理の手間や、消費期限のことを考えると、食卓に取り入れるのが難しいことがありますよね。そんな時は、缶詰を利用してみてください。

いわし缶などの青魚には、DHA・EPAなどの魚の油が豊富。サバ缶にも匹敵する量のDHA・EPAが含まれていますよ。血液をサラサラにする働きがあるため、血管を若々しく保ち、生活習慣病の予防になります。

また、缶詰の魚は、汁ごと利用すれば、汁に溶け出た栄養素も摂取できるというメリットがあります。骨が柔らかくなっているので、骨ごと食べられる=カルシウム補給にもなります。いわし缶には、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDも含まれているので、効率よく栄養素を吸収できますよ。

味噌汁の具材にする、パスタの具材にする、サラダにプラスする、など使い勝手がとても良い缶詰。ぜひ、サバ缶や鮭缶もあわせて、魚の缶詰を利用してみてくださいね。

3. 大豆缶

大豆缶
出典:byBirth

大豆には、イソフラボンが豊富に含まれています。

イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをするため、更年期の症状に悩む女性にはおすすめの栄養素です。さらに、抗酸化作用もあるため、美肌づくりやアンチエイジングにも効果的ですよ。

その他にも、たんぱく質やカルシウム、食物繊維、ビタミンB1が多く含まれており、さまざまな栄養素を補給できる食材です。

缶詰の中でおすすめしたいのは、ドライパック製法で作られたタイプのもの。水煮缶は豆を水で煮て作られているのに対し、ドライパック製法のものは、水で戻した豆を缶詰に詰め、大豆そのものが持つ水分で蒸して作られています。

そのため、水煮缶に比べて、ビタミンB1などの水溶性ビタミンが多く残っているため、栄養価が高いといわれています。また、風味や食感も良いので、ぜひ大豆缶はドライパック製法のものを選んでみてください。

4. あさり缶

あさり缶
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あさりなどの貝類は、栄養が豊富ですが、下処理が面倒なことがありますよね。そんな時に便利なのが、あさりの水煮缶。そのまま使える上に、なんと、生のあさりよりも鉄分が非常に豊富に含まれています。

あさりに含まれる鉄分は、「ヘム鉄」という吸収率が良い鉄分なので、貧血予防・くすみ顔予防におすすめ。

そして、ビタミンCは鉄分の吸収率をUPさせる効果があるため、あわせて摂るように意識しましょう。例えば、あさりを使ったパスタに、ビタミンCが豊富なレモン汁をひとまわしする、など。「あさり×レモン」の組み合わせは、相性が良いのでおすすめですよ。

また、あさりには亜鉛も豊富。亜鉛は、体のさまざまな代謝に関わる栄養素なので、髪や肌の生まれ変わりのためには積極的に摂りたい栄養素です。抜け毛に悩んでいる人や、髪や肌のターンオーバーを良くしたい人は、ぜひあさり缶を利用してみてくださいね。

5. トマト缶

トマト
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強い抗酸化作用をもつリコピンが豊富な、トマト缶。生のトマトと比較して、約2~3倍の量のリコピンが含まれているといわれています。

缶詰にする工程で食塩が加えられていることがあるため、むくみやすい人は少し注意が必要です。

しかし、リコピン以外にも、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンAや、糖質の代謝に関わるビタミンB群、抗酸化作用をもつビタミンEなどの栄養素も豊富なので、トマトは意識して摂りたい食材といえます。

カットトマト缶は生でも食べられるため、パスタやソース、ドレッシング作りなどに向いており、ホールトマト缶は、ミネストローネやラタトゥイユなど煮込み料理に向いています。トマトの旬は夏ですが、それ以外の季節にも、トマト缶を利用して、豊富な栄養素を摂りましょう。

いかがでしたでしょうか?

保存もしやすく、手軽に使えるので料理の時短にもなる缶詰。缶詰にしたほうが、栄養価が高くなる場合もあります。

サバ缶のブームがありましたが、他にも、栄養豊富な缶詰はたくさんあるので、ぜひ参考に利用してみてくださいね。

【美肌づくりにも優秀】サバ缶だけじゃない、美容におすすめな缶詰5選

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naomiimai

naomiimaiフリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。