化粧水をつけるコットンの選び方!使用感や低刺激にこだわって!
コットンは、化粧水をしっかり吸収して、肌の隅々まで均一に届けられる優れた美容アイテムです。
形状、大きさ、質感などはコットンによって異なり、種類も豊富です。コットンは「肌に優しい」「毛羽立ちにくい」「部位に合った大きさ」のものを選ぶことをおすすめします。
- 2021-02-05
- KOROTKMN
化粧水をつけるときによく使うコットン。いくつかのポイントにこだわって選ぶと、スキンケアの質が上がり、化粧水の美容効果を実感しやすくなります。
とはいえ、コットンを選ぶときに何に注意したらよいのかわからない人は多くいます。本記事では、化粧水をつけるコットンの選び方を紹介します。
コットンは「肌に優しい」「毛羽立ちにくい」「部位に合った大きさ」のものを選ぶことをおすすめします。
コットンについて
コットンは、化粧水を浸透させるときに使用するアイテムです。ここでは「コットンを使うメリット」と「コットンの種類」について説明します。
コットンを使うメリット
コットンには、化粧水の成分を余すことなく、しっかりと肌に浸透させられるメリットがあります。
手で化粧水を付ける方法もありますが、手のひらは水分を吸収する力が強いため、肌に十分な化粧水が届きません。対して、コットンであれば、浸した化粧水をすべて肌に浸透させられるので、うるおいが奥まで浸透し、保湿効果を十分に実感できます。
コットンを使って化粧水をつけるときは、平らな面を使うため、顔の隅々まで均一に伸ばせることもメリットといえます。手のひらは凹凸があるため、肌との間に隙間ができて塗りムラが出やすく、化粧水の効果を実感できる部位とそうでない部位に分かれてしまいます。しかし、コットンであれば、顔全体に化粧水をつけられるので、効果を実感しやすくなるのです。
コットンの種類
コットンには複数の種類があり、形状や大きさなどがそれぞれ異なります。
代表例は次のとおりです。
カットタイプ
大きなコットンシートをカットしたもので、最もオーソドックスなタイプのコットンです。張り合わせや縫い目などが一切ないので、肌に負担が少ないことが特徴です。
サイドシールタイプ
四角いコットンの両側をエンボスシールで張り合わせ、中綿を不織布でカバーすることで、毛羽立ちを抑えて肌ざわりをよくしたものです。クレンジングにもよく使われるタイプのコットンです。
ラウンドタイプ
特殊加工を施した不織布で中綿を完全に包み込み、毛羽立ちを十分に抑えています。中綿が飛び出すことや、型崩れの心配もなく、丈夫なつくりをしています。
2Wayタイプ
サイドシールタイプのコットンの片面のみ、メッシュの不織布にしたものです。肌ざわりが片面ずつ違い、1枚で2通りの使い方ができるため、化粧水のパッティングだけでなく、クレンジング、パックなどさまざまな用途に使いたい人に向いています。
セパレートタイプ
薄いコットンを張り合わせて層になったつくりをしています。1枚1枚が薄いので、裂きやすく、化粧水をよく吸います。コットンパックをする時も、厚いコットンよりもしっかりと肌に密着するため、化粧水の浸透がよくなります。また、化粧水の量も少なくて済み、スキンケア代の節約にも繋がります。
ロールタイプ
カットタイプのコットンが切られていない状態で、ロール状に巻かれているものです。長さや形など自分の用途に合わせて自由にカットできるので、使い勝手がよい特徴があります。
化粧水をつけるコットンの選び方
前述のとおり、コットンには数多く種類があり、またメーカーによっても素材や肌ざわりが異なります。できる限り、パッティングに適したコットンで化粧水をつけていくことが大切です。
ここでは、化粧水をつけるときのコットンの選び方について説明します。
肌に優しいものを選ぶ
コットンは、肌に優しいものを選ぶことを意識しましょう。コットンは手のひらで化粧水をつけるよりも肌との間で摩擦が起こりやすく、肌を不用意に傷つけてしまうことがあるからです。
有機栽培された綿花を使ったコットンや、蛍光剤など刺激となるものを排除したものは安全性が高くおすすめです。さらに、繊維製品の国際規格であるエコテックス100の認定を受けたものであれば、安全性が確立されているのでより安心です。
とくに肌が敏感で、荒れやすい人は、安全面に十分に配慮したコットンを選ぶように心がけましょう。
毛羽立ちにくいものを選ぶ
コットンを選ぶときは、毛羽立ちにくさにも配慮することをおすすめします。
コットンが毛羽立つと、繊維が顔に残って使用感が悪くなります。何枚も新しいコットンを使用しなければならなくなり、コストがかかります。また、顔に繊維がつくと、肌に刺激となり、かぶれや荒れを引き起こす場合も。
とはいえ、毛羽立ちにくい加工をしたコットンは、通常に比べて価格が上がる傾向にあります。毎日のスキンケアで使うものなので、価格と照らし合わせて無理なく購入し続けられるものを選びましょう。
使用する部位に合った大きさのものを選ぶ
コットンの大きさは、50x60mm程度のレギュラーサイズと、70x90mm程度の大判サイズに分かれています。それぞれ使用する部位に応じて使い分けをすると、使いやすく、肌に負担をかけにくくなります。
例えば、目元や口元など細かい部位は、レギュラーサイズのコットンを使うとよいでしょう。折りたたんで小さくすることもでき、キワの部分までしっかりと化粧水をつけられます。
額、頬など面積が広い部分は、大判サイズを使うことをおすすめします。肌への接地面が広いため、手の圧がかかりにくく肌への負担が軽減されます。また、1度で広範囲に化粧水を行き届けられことも、手数が少なくなり肌に優しいといえるでしょう。
まとめ
コットンは、化粧水をしっかり吸収して、肌の隅々まで均一に届けられる優れた美容アイテムです。形状、大きさ、質感などはコットンによって異なり、種類も豊富です。
コットンは「肌に優しい」「毛羽立ちにくい」「部位に合った大きさ」のものを選ぶことをおすすめします。適切なコットンで化粧水をつけることで、スキンケアの質を高め、美肌づくりに役立てましょう。