低体温はダイエットの大敵!?体温コントロールで効率良くダイエットする方法!

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低体温はダイエットの大敵!?体温コントロールで効率良くダイエットする方法!

体温がダイエットに関係していることを知っていますか?忙しい現代人、実は無自覚で低体温の人も多いようです。
低体温はダイエットには向いていません。その理由や、体をあたためる方法など対策についてご紹介しています!

低体温ってどれくらいの体温?

低体温ってどれくらいの体温?
出典:GODMake.

「平熱が35度台」の場合、低体温となります。日本人の平熱の平均は36.6度といわれていますが、この体温が最も体内の酵素がよくはたらくといわれています。

低体温は、無自覚の場合が多いですが、

  • 風邪をひきやすい
  • 生理痛がひどい
  • 疲れやすい
  • 手足の末端が冷える

などの症状が出る人が多いようです。

体温が1度下がると、免疫力が30~40%低下するといわれています。

現代人は低体温の人が多い?

現代人は低体温の人が多い?
出典:GODMake.

原因として、

  • 運動不足
  • 食生活の乱れ
  • 自律神経の乱れ

などが考えられています。

食生活の乱れは、例えば体を冷やす食材ばかり摂っている、など。自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなると低体温になります。

低体温がダイエットに向かない理由とは?

低体温がダイエットに向かない理由とは?
出典:GODMake.

運動不足は筋力の低下を招きます。筋肉を動かすと代謝が良くなり、熱を発生しやすくなり、体温も維持されます。筋力の低下は、代謝も悪くなるので、ダイエットに向かないというわけですね。

また、体温が低いと基礎代謝が低くなります。基礎代謝は、生命維持のために使われるエネルギーのこと。体温が高いと、運動しなくても基礎代謝でエネルギーを消費するため、ダイエットには良いのです。

体温をコントロールする方法は?

筋肉をつける

筋肉をつける
出典:GODMake.

年齢とともに、どうしても筋肉は衰えていきます。

運動すると代謝がよくなるため、体内で熱を生み出しやすくなります。ジムに通ったり、本格的に運動するのも良いですが、そこまでは…と思う人も多いですよね。

特別に運動しなくても、

  • 積極的に階段を利用する
  • エレベーターを待っているときなど、つま先立ちをする
  • 歩く習慣をつける

など、日常生活で意識できることでもOKです。

特に、下半身の筋肉を鍛えると、基礎代謝が高まり、脂肪がつきにくい体になるといわれています。下半身の筋肉は、全身の筋肉の6~7割占めているので、基礎代謝を上げるには効率的ですね。

体をあたためる食材を摂る

体をあたためる食材を摂る
出典:GODMake.

消化管などの内臓が冷えると、消化管をあたためるためにエネルギーが必要になります。その結果、余分なエネルギーを使うので、疲れやすくなったり、だるくなることも。冷えた食材ばかり摂ると、夏バテの原因にもなってしまいます。

体をあたためる食材とは、

もち米、黒砂糖、そら豆、納豆、ぶり、うなぎ、あじ、いわし、さば、羊肉(ラム肉など)、にんにく、ねぎ、しし唐辛子、みょうが、わざび、かぼちゃ、くり

などです。

その他、あたたかいスープなどももちろんOKです。

過度にエネルギー制限していないか見直す

ダイエット中の食事制限で、そもそも必要なエネルギー量が足りていない場合があります。前述したとおり、食べ物を消化するときに熱が発生するので、過度な食事制限は低体温の原因になります。

体重は減っているのに、体脂肪は減っていない場合は要注意!筋肉だけが落ちている可能性があります。

入浴

入浴
出典:GODMake.

物理的に体温を上げる方法です。適度な温度の入浴は、血流を良くするので、体のすみずみまであたたまります。

さらに、入浴でリラックスすると、副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると体があたたまるため、より効果大ですね。

「3首」を冷やさない

首、手首、足首を冷やすと、体が冷えるといわれています。この3つの部分は、夏でも冷やさないようにすると良いでしょう。

特に、夏場はクーラーがよく効いている場所で足元から冷えることもありますよね。サンダルなど足首が出るようなシューズを履いているときでも、バッグに足首まで長さのある靴下を入れておくのがおすすめです。

夜はしっかり寝て、朝食を食べる

夜はしっかり寝て、朝食を食べる
出典:GODMake.

朝食を食べない人は、夜型人間に多いといわれています。夜型人間は、午前の体温がなかなか上がらず、昼近くになってからエンジンがかかると報告されています。

また、食事を食べることで熱は産生されます。したがって、夜型人間でなくても「朝食を食べない」ということ自体、低体温の原因となります。

まとめ

体温
出典:GODMake.

低体温(平熱35度台)は、代謝が悪くなったり、自律神経も乱れるため、効率よくダイエットしにくいといわれています。筋肉量の低下や、自律神経の乱れで低体温になりますが、近年、無自覚の低体温の人も増えているそう。

学生時代や若い頃に比べて、平熱が下がったという人もいるのではないでしょうか。ダイエットを始めるにあたり、体温についても意識してみてはいかがでしょうか。

低体温はダイエットの大敵!?体温コントロールで効率良くダイエットする方法!

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naomiimai

naomiimaiフリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。