春こそマインドフルネス!5月病を防いで元気美人でいるためのコツ

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春こそマインドフルネス!5月病を防いで元気美人でいるためのコツ

就職や転職、進入学や引っ越しなど、春は何かとイベントが絶えない季節。目立ったイベントがたとえなくても、季節の変わり目ですから気温の寒暖差も大きく、どうしてもストレスを感じることが多いもの。
そんな春の心の揺らぎの原因や、対処法として役立てたいマインドフルネスの方法をご紹介します!

春は心が揺らぐ季節……

春は心が揺らぐ季節
出典:GODMake.

春のメンタルが揺らぎやすい理由は?

就職や転職、進入学や引っ越しなど、春は何かとイベントが絶えない季節。目立ったイベントがたとえなくても、季節の変わり目ですから気温の寒暖差も大きく、どうしてもストレスを感じることが多いものです。

昔から春は「木の芽時」と言い、心が不安定になりやすい時期とされています。普段はあまり気にならないことであっても大きなストレスになってしまうこともあり、メンタルの不調を感じやすいのです。もともとメンタルの不調を抱えている方はもちろん、今まで気にならなかった人でも、この季節をきっかけに心身の不調を感じることもあります。

春のメンタル不調の主な原因は、心身へのストレスによる自律神経の乱れです。副交感神経が優位になりすぎてしまうと身体がだるくなり、気分も落ち込んで何をするにもやる気が出なくなってしまうことがあります。反対に、交感神経が優位になりすぎてしまうと意味もなく気分が急いて不安になったり、イライラしたり……といった症状が生じることも。

春のメンタル不調は誰しもが陥る可能性があるものですので、まずは自分の症状がどのような状態なのか知るところから始めましょう。

春のメンタル不調チェック

春に陥りやすいメンタル不調をチェックしてみましょう。以下のチェック項目から自分に当てはまるものを選んでみてください。その症状が「2週間以上続いている」「生活に支障がある」などの場合には、メンタルクリニックや心療内科などの受診をおすすめします。

  1. 夜寝付くまでに1時間以上かかる、夜中に何度も目が覚める
  2. 身体がだるくて、やる気が起きない
  3. 理由もないのに不安感や焦燥感がある
  4. 理由もないのに気分が落ち込んで常に憂鬱
  5. 頭痛や肩こりが悪化した
  6. 人と話すのが億劫
  7. 特に目立った疾患もないのに胃腸の調子が悪い、めまいや息苦しさがあるなどの不調を覚える
  8. すぐに怒ってしまったり、涙もろくなった

これらの不調を感じながらも、生活に大きな支障がない場合には、まず自分のメンタルや身体を自分で労わってあげることからはじめると良いですね。

今を生きる私たちが避けられない“ネガティブ感情”とは?

ネガティブ感情
出典:GODMake.

現代人が晒されがちなネガティブ感情

先程チェックしたような症状を引き起こす、自律神経の乱れ。気温の変化やライフスタイルの変化などもその原因にはなりますが、やはり大きな原因となるのが、精神的なストレスです。

私たち現代人は、毎日普通に生活しているだけでも精神的なストレスを感じやすい環境にあります。職場の人たちや友人関係、家族との折り合いなどはもちろん、SNSやインターネットが普及した現代では、様々な「ネガティブ感情」を引き起こすような情報に晒されてしまう機会が多いものです。

誰かをうらやましく思ったり、誰かに理不尽に非難されたり、将来や未来への不安や焦りを抱いたり……情報化社会ではネガティブな感情を抱いてしまうことも、ネガティブなことを考えてしまうことも、どうしても多くなってしまうことがあるのです。

幸せなイベントもストレスになりうる?

「今の私は好きな仕事をして、仲間にも恵まれて幸せ!」と思っている方でも、春には注意が必要。既にお話したようにイベントごとが多い季節ですから、どうしてもアクティブにならざるを得ません。引っ越し、仕事で新しいプロジェクトを始める、友人や自分自身の結婚式などなど……素敵なイベントたちも、あんまり立て続けにあるとストレスになってしまうこともあるのです。

無意識のうちに蓄積されるストレスを適度に解消して健康的な“元気美人”になるために、春こそ実践しておきたいのが、「マインドフルネス」。ついつい先のことや昔のことばかり考えてしまい、不安感や後悔を抱いてしまう心を「今」に集中させることで、感情や情報があふれる心や頭の中を整理して落ち着かせることができます。

一瞬「難しそう……?」と思うかもしれませんが、毎日の生活の中で試せる方法ばかりですので、ぜひ一度チャレンジしてみて!

手軽にできる春の“マインドフルネス”テクニック

まずは朝の深呼吸から

まずは朝の深呼吸から
出典:GODMake.

憂鬱な春の朝に試してほしいのが、朝の「深呼吸マインドフルネス」。まず、部屋のカーテンを思い切って開けるところからはじめてみましょう。

両足を軽く開いて立ち、おへその下あたりに両手を添えます。そのまま、口からゆっくりと息を吐き出していきます。お腹がへこんでいくのを感じられたら、今度は鼻からゆっくり息を吸い込んで。お腹が膨らんでいくのを感じたら、この動作を2~3回繰り返します。

新鮮な朝の空気が全身に行き渡るようなイメージで、頭の中を空っぽにして行うのがポイント!

ランチマインドフルネスは胃腸にも優しい

ランチマインドフルネスは胃腸にも優しい
出典:GODMake.

「ランチマインドフルネス」というとちょっと難しいイメージが湧くかもしれませんが、やり方は簡単。ランチに食べるお弁当などに入っている食材の色や香り、形などをじっくりと楽しんだら、いつも通りに食べるだけです。

大事なのは、できる限りで時間をかけて食べること。食材を口に入れたら、まずは噛まずに口の中に広がる香りや味、舌の上の感触を楽しみましょう。噛みはじめてからは食感や味の変化などをゆっくりと楽しみます。いつもより時間をかけて食事をすることで、春の弱った胃腸にも優しいマインドフルネスです。

寝る前のマインドフルネスストレッチ法

寝る前のマインドフルネスストレッチ法
出典:GODMake.

良い睡眠はメンタルの元気にも必要不可欠。寝る前にもマインドフルネスを行って、心地よく入眠できるようにしましょう。

まず、部屋を過ごしやすい明るさや温度にします。寝る1時間前からはスマホをなるべく見ないようにすることも大事。着心地の良いパジャマに着替えたら、ベッドやお布団の上に正座で座ります。

正座の姿勢から、腰に手を当てて上体を後ろにそらします。この時に、心の中で「身体をそらします」と一度唱えるようにすればより集中力が高まります。

上体を無理のない範囲でそらしたら、1~2秒静止。腰や関節、皮膚などに生じる感覚に集中して。さらに、心の中で「身体を元に戻します」と唱えてから上体を戻しましょう。腰痛や背中のコリなどにも効果的ですよ。

心が揺らぐ春だから……たまには自分を労わって

心が揺らぐ春だから
出典:GODMake.

心が揺らぐ春には、自分を労わってあげることが何よりも大切。心がささくれていると、道端に咲く花々の素朴な美しさにも気づけないこともありますが、あまり自分を責めないで。

優しく自分を労わりながら、一緒にこの春を乗り越えていきましょう!

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イガラシ

イガラシ

音楽ライターとして活動する傍ら、美容関連情報サイトの編集に携わ るなど、美容やファッションへの関心も高いライター。趣味に仕事にいきいきと楽しむ女性の毎日をちょっと楽しく、快適にする情報を発信できるように頑張ります!