健康習慣はスモールチェンジから。明日から実践したい6つのすすめ
いつまでも元気にいたい!と思うなら、健康習慣を気にしてみましょう。若いうちは生活習慣病や大病を気にすることは少ないかもしれませんが、悪習慣の積み重ねが、いつか後悔する結果を生む可能性があります。そうなる前に、体にイイコトをはじめましょう。明日から、少しだけ健康習慣を取り入れてみませんか?
- 2018-05-23
- 森本悠希
ライフスタイルを見直そう
病気予防のためにも、健康を意識した生活を送りたいもの。とはいえ、健康習慣は「頭ではわかっているけれど、なかなか実行できない」という人も多いのではないでしょうか。
仕事や育児に追われる忙しい人は、あれもこれもと変えるのは難しい場合もあるでしょう。まずは、スモールチェンジからはじめるのが○ですよ。
すぐに始められる6つのアクションを紹介します。出来ることから1つずつ、習慣に変えていきましょう!
適度な運動ははずせない!
運動が健康のために必要とわかっていても、習慣化するのは難しいと感じる人も多いでしょう。大切なのは「体を動かす」ことです。
アスリートのように体を追い込むメニューや、毎日1時間ランニングなど、ハードな内容でははじめる前からココロが折れてしまいます。ストレッチやウォーキング、簡単な体幹トレーニングなどを習慣にするのが○です。それでも、その時間さえ確保できない!という人は「歩く」からはじめてみましょう。
可能なら定期的にウォーキングを行うのが望ましいですが、通勤・通学や買い物などの時間を有効活用!早めに家を出発して、少しだけ遠回りをしたり、スーパーでいつもより長めに売り場を回ったりと一工夫。姿勢を正して早歩きを意識しましょう。
他にも、犬の散歩、子どもと公園で一緒に走り回るなど「ながら」運動ができる時間は意外に多く見つかるはずです。
デスクワークが多く、座っている時間が多い人は、こまめに立つように心がけましょう。座る時間が長いと、病気につながるという研究結果も多数あるそうです。立ち上がって伸びをしたり、片足を上げたりとこまめに体を動かしましょう。
質の高い睡眠で体も心も休める
睡眠は健康習慣の中でも、最重要項目です。健康のために必要なのは深い眠り、いわゆるノンレム睡眠です。良質な眠りは、成長ホルモンの分泌を促し、体の疲れを回復してくれます。また、気分をすっきりさせて、活力を体に満たしてくれますよ。
睡眠の質を高める習慣は、難しくありません。とりあえず何か変えてみよう!という人は、睡眠からはじめてみましょう。
- 寝る前にスマホやPC、テレビなどを見ない
- 部屋は暗くして布団に入る
- 部屋の温度・湿度を快適にする
- 夕食は20時までに済ませる
- お酒の飲み過ぎに注意する
睡眠時間が少ない人ほど、脳が早く老化するという研究結果もあります。良質な眠りで、いつまでも元気に日々を楽しみましょう。
朝ごはんはきちんと
「ギリギリまで寝ていて、食べる時間がない」「朝は食欲がわかない」と、朝食を抜いていませんか?朝食を摂るメリットについてを確認しておきましょう。
- 脳を目覚めさせて仕事・学習効率がUP
- 体温を上げる
- 排便リズムが整う
- 間食防止
1日3食バランスよく食べるのが基本ですが、特に朝食は大切です。眠っている間も、脳は動いています。そのため、朝の脳はエネルギーが足りません。朝食を食べないと、体がだるい&重い・集中できない状態で午前中を過ごすことに。
また、筋力が低下したり基礎代謝量が落ちたりと、肥満や便秘、病気の原因にもなりかねません。朝食を摂ると肥満予防の一助になるという、研究報告もなされています。
具体的なメニューは?
炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取できるのが、旅館やホテルのような朝ごはんです。
- ご飯・みそ汁・鮭・野菜のおひたし・果物・牛乳
- パン・ベーコンエッグ・野菜サラダ・ヨーグルト・果物
忙しい・食欲がないという人も、「ツナと野菜のサンドイッチ」や「シリアル+果物」などライトミールを摂ると良いですね。
お酒はほどほど・間食はしないのがベター
適量のアルコールは、新陳代謝促進・ストレス解消などの利点があります。ですが、ほどほどを超えた量の飲酒は、肝機能障害や高血圧、糖尿病の原因になると言われています。
また、お酒はカロリーが高めなので、肥満につながる場合も。お酒の1日の適量目安は、女性の場合日本酒0.5合、ビール中瓶0.5本、ワイングラス1杯と言われています。参考にしてくださいね。
それでも飲みたい!という人は、週2回の休肝日をつくる・食べながら飲む・お酒と水分を交互に飲むようにすると○。
砂糖たっぷりスイーツやスナック菓子の摂取は控えましょう。カロリーは高いのに、体に必要な栄養は補給されない場合がほとんど。間食でお腹がいっぱいで夕食を抜く・残すと、栄養バランスが崩れてしまいます。
とはいえ、間食したい気持ちを無理に抑えるとストレスになり、かえって体に悪い場合もあります。間食するなら、低カロリー&栄養豊富なものをCHOICEすると○。フルーツやナッツ類がおすすめです。スイーツやスナック菓子は、頑張った自分へのご褒美として、時々食べるだけにしましょう。
+αでとりいれたい
野菜不足の人こそ青汁を
青汁の原料となる大麦若葉・ケール・明日葉は、栄養価にすぐれた野菜です。また、メーカーごとにさまざまな工夫がされているので、普段の食事からとりにくい栄養の補給にもおすすめです。
飲みやすい味のタイプなら、野菜が嫌いな人にも○。ただし、青汁=野菜ではないので、あくまで健康維持のサポートとして活用しましょう。
悩みに合わせたサプリを1つ
青汁同様、健康サポートに取り入れたいのがサプリメントです。
こんなサプリがおすすめ
- 通常の食事で不足しやすいと言われる鉄・亜鉛・マグネシウムなどのミネラル
- 骨量・質の維持に欠かせないビタミンD
- 健康に欠かせない&こまめに補給したいビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群など
自分の食生活と照らし合わせて、補いたい栄養のサプリを1つ取り入れましょう。
スモールチェンジですこやかな毎日を
あれもこれもやらなくては!という気持ちがストレスになると、「健康習慣のせいで胃が痛くなった」なんてことになりかねません。のんびりした気持ちで、出来ることからはじめるのが大切です。
生活の一部を少し見直すだけのスモールチェンジで、健康習慣の第一歩を踏み出しましょう!
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。