スキマ時間活用!ガチガチBodyをほぐして肩こり&首こり解消
スキマ時間を活用したストレッチや軽い運動で、「こり」を解消しましょう。パソコンやスマホの使用でずっと同じ姿勢!気がついたら首や肩、背中がガチガチで重い・痛いという人も多いのでは?
「こり」は頭痛や目の疲れなど「だる~」「おも~」の原因にもなります。固まりやすい肩と首をほぐし、リフレッシュしましょう。
- 2018-05-10
- 森本悠希
あなたの「こり」度は?
首や肩が慢性的にだるい・重いと感じるガチガチBodyは、頭痛や腰痛、不眠、むくみ、便秘など体の不調を引き起こすと言われています。また、睡眠の質が低下したり、いつもイライラしたりと生活リズムにも影響を及ぼします。
デスクワークやデジタル機器を操作する人は、長時間同じ姿勢になりやすく、体がカチコチに。
CHECK
- 頭が痛い・重い
- 首や肩が痛い・重い
- 首や肩を回すと痛い
- 腕が重い
- めまいがある
- 全身がだるい・疲れやすい
- 寝つきが悪い・夜中に目が覚める
- 集中力が続かない
- イライラする
- 不安になる・気分が落ち込む
- モチベーションが上がらない
- 手足が冷える
当てはまる項目が多いほど、ガチガチBody度は高くなります。上記の項目に5つ以上心当たりがある人は、スキマ時間を活用してセルフケアを取り入れましょう。
こまめにリラクゼーションを行うことで、体も心もリフレッシュしますよ。
座ったままOK!簡単カラダほぐし
デスクワークは猫背になりやすく、首や肩がガチガチに。座った姿勢が長いと、血流が悪くなり冷えやむくみの原因になると言われています。
座ったまま簡単にできるストレッチで、体をほぐしていきましょう。
首&背中を伸ばす
手軽に取り入れるなら、首と背中のストレッチがおすすめです。
簡単!首伸ばし
首を伸ばすと、首・肩・胸回りのこりを引き起こす筋肉をほぐせます。
- 右手で頭の左上を押える
- 頭を右に引き、左肩を下げるイメージで左首側面を伸ばす
- ゆっくり呼吸しながら20秒行う
- 右首も同様に伸ばす
腕&背中のストレッチ
腕のこりは肩こりの原因に。机と椅子を活用して、腕と背中のガチガチをほぐしていきましょう。
- 右ひじを曲げて、肩の上に手を置く(やや背中側に手を置くイメージ)
- 曲げたひじを机にのせる
- 椅子を後ろに引いて、頭が肩の高さになるようにする
- 反対の腕をぶら下げて、体を沈めるようにして腕と背中を伸ばす
- 深呼吸しながら20秒キープ
- 反対側も同様に
簡単バージョン
- 両手を広げて机について、椅子を後ろに引く
- 体を沈めて、上半身の重みで腕と背中を伸ばす
- 深呼吸しながら20秒キープ
肩甲骨まわりをほぐす
肩甲骨を動かす筋肉がガチガチになると、肩・首のこりで痛みがでたり、猫背になったりとマイナスばかり。肩甲骨まわりをほぐしておきましょう。
- 片腕を上に伸ばす。腕はぴんっとはり、手のひらは前に向ける
- 雑巾で窓を拭くイメージで、ゆっくりと手を腰の高さまで下ろす(腕はしっかり伸ばしておく)
- 左右5回ずつ行う
- 次に手を軽くぐーに握って、腕を折曲げて、ひじを肩より少し上にあげる
- 両肘が下がらないよう注意しながら、ゆっくり後ろに引いて肩甲骨をギュッと寄せる
- 肩甲骨は寄せたまま、ひじを下げる
- 5回繰り返す
目&首&肩をほぐす
デジタル機器を長時間作業する人は、目のこりもほぐすのが○。目・首・肩をまとめてほぐすストレッチがおすすめです。
- 背もたれのある椅子に深く座る(腰が背もたれにつくように)
- 両腕を首の後ろで組む
- ゆっくり息を吸いながら、胸を開き顔を上げる(目線は上に)
- 息を吐きながらひじを閉じ、頭を前に(あごを引いて、目線は胸元に)
- 3の動きを基本に、上体を右斜めにそらす(目線は右上)
- 4の動きを基本に、上体を左斜め前に倒す(目線は左下)
- 5~6の動きを反対側も行う
通勤タイムも活用!
徒歩や電車で通勤するなら、待ち時間を有効活用しましょう。歩きながら&電車待ちのホームや車内で少しだけ体を動かしておくと、デスクワークで生じるこりを和らげられますよ。
肩甲骨を動かす
バッグが邪魔になる場合は、片腕ずつ行うなど工夫して行えばOK。体を動かすことが大切です。
- 両肘を90度に曲げ、左右交互に振る。ひじが体の外に向かないよう、まっすぐ後ろに引く
- 後ろに大きく、前に小さく30秒~1分程度振る
- 次に手を軽くぐーに握り、ひじを曲げて身体の前でそろえる
- 両腕をゆっくりと後ろに引いて、肩甲骨をギュッとさせたら前に戻す
- 30秒~1分行う
お尻の筋肉も伸ばしておく
デスクワークの座りっぱなしに備えて、お尻もほぐしておきましょう。
- まっすぐに立って、右足の膝を曲げて足を上げる
- 上げた足を両手でつかむ
- お尻を伸ばすように、足をお腹側にぐっと押す
- 上体が倒れないようしっかりと立って30秒キープ
- 左足も同様に行う
おやすみ前に猫のポーズ
布団で簡単にできるので、眠る前の習慣にしましょう。1日の疲れを取って、睡眠の質を高めれば、翌朝、前向きな気持ちで仕事に向かえますよ。
紹介するポーズは、呼吸を意識するのがポイント。息を吸うときは、清浄な空気を全身にめぐらすイメージで、息を吐くときは体の内側のよどみを排出するイメージ&体の緊張ゆるめながら行いましょう。
猫のポーズ
- 手のひらは肩の真下、ひざは腰の真下に来るように、四つんばいになる
- 両手の幅は肩幅、ひざは腰の幅に開く。目線は地面に
- 息を吸いながら、背中をそらす。首の前側を伸ばすようにして、目線は天井へ。
- 四つんばいに戻る
- 息を吐きながら、背中を丸めておへそを見る(お腹と背中をくっつけるイメージで力を入れる)
- 四つんばいに戻る
- 呼吸に合わせてゆっくりと、5回行う
腰や首に痛みを感じる場合はポーズを中止します。腰痛などのトラブルを引き起こしかねません。
猫伸び
猫のポーズに続けて、背中をほぐしましょう。肩こり解消にも○。
- 正座する
- 息を吸いながら床に手をつく。手を前にすべらせて、上体を倒す
- 息を吐きながら、あごと胸を床に近づけ、背中を伸ばす(
- 正座に戻る
腰をそらせすぎないよう注意しましょう。
休日は全身リフレッシュ
今回紹介したストレッチは、いずれも自分自身が気持良いと感じられるのがベストです。首や肩、腰などに「イタ気持ち良い」と違う痛みを感じる場合は、無理をしないようにしてくださいね。
休日は、ガチガチを感じるパーツ以外も満遍なくほぐしておきましょう。足つぼマッサージやヨガを取り入れるのもおすすめですよ。
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。