”冷え女子”卒業!冬が来る前に”寒がり”から「体質改善」しよう!
1年のうちで冬が1番キライ。そんな声をよく聞きますが、そのほとんどは「寒さ」が理由。だけど冬にはクリスマスにお正月、バレンタインと楽しいイベントが盛りだくさん。
寒いからとイルミネーションやおしゃれを我慢するのはもったいない!この冬を思いっきり満喫するための寒さ対策を教えます♪
- 2016-10-13
- 片山侑貴
私は寒がりだと思う方!即「冷え対策」を始めましょう!
寒くなると手足が冷え切っていてなかなか眠れない…靴下が手放せない…。そんな方は冷え症・低体温の可能性があります。なかなか痩せない。クマがひどい。肩が凝る…。こんな症状はありませんか?いろいろ試しているのに効果が出ないなら、「冷え」が原因かも!着込んで寒さをしのぐ方法ではなく、根本的に改善しないと今後さらに様々な影響が出てきてしまいます。
冷えによる様々なトラブル
・新陳代謝が落ちて太りやすく痩せにくくなる
・血行不良によってむくみや身体の各部位が凝る
・クマやくすみができ、顔色が悪くなり老けた印象に
・免疫力が低下する(1度体温が下がると、免疫力が30%低下)
・生理痛がひどくなる
冷えに悩む女性が多いのはどうして?
その大きな理由は、「男性に比べて熱を作り出す筋肉が少ないこと」と、「女性の体のつくり」にあります。
筋肉の伸縮が熱を生み出す
筋肉は身体の中で最も多くの熱を生み出します。しかし女性の体は、男性より筋肉が付きにくいので熱を作りにくく、冷えやすいのです。
生理と子宮・卵巣の影響
月に一度やってくる生理の期間、熱を全身に運ぶ役割をする血液の量が減ってしまうため、体内の熱量が下がってしまいます。また、女性にある子宮と卵巣は血液を滞らせやすい臓器なので、腹部の血流が悪くなり熱が運ばれにくく冷えやすいというのも原因です。
冷え女子を卒業するためには!?
体のつくりはどうしようもないことです。しかし「寒さ対策」で冷えは改善できます。改善のポイントは大きく3つ!
◇全身の血行を良くする
◇体の内側(内臓)を温めることを意識
◇筋肉をつける
これで安心~寒さ対策6つ~
暖房で室温を上げたり、とにかく着込むというのは根本的な冷え改善にはなりません。寒い日もお出かけやおしゃれを楽しむためにも、この6つを1つでも多く取り入れていきましょう!
①飲み物であったまる
◇朝一の「白湯」は内臓の血行を促進
白湯を飲むベストタイミングは朝。カップ1杯分をゆっくり少しずつ飲みましょう。
◇温め最強ドリンクは「ハニージンジャーレモンティー」
紅茶・生姜・レモンは体を温める効果バツグンと実験でも明らかに!作った紅茶に、生姜・レモンスライス・はちみつを入れるだけ♪
〈材料〉
紅茶 200cc
生姜(すりおろし) 小さじ1
レモンスライス 1枚
はちみつ 大さじ1.5(お好みで)
②食べ物であったまる
温かいものを食べれば体が温まるというわけではありません。トマト・レタス・きゅうり・ナスなど、夏が旬の野菜は体を冷やし、逆に冬が旬のにんじん・レンコン・ゴボウなどは体を温めます。他にも、穀物類・りんご・ぶどう・鮭・鯖など体を温める食材を意識した食生活を心掛けましょう。
体を冷やす食材を食べるときは鍋にしたり、生姜スープと一緒にいただくといいですよ。
③温めグッヅであったまる
温めグッヅの代表“カイロ”ですが、貼る場所がポイントなんです!おすすめ部位は、「首と仙骨」。
「首」は体温が逃げやすく寒さに敏感な場所なので、ここにカイロを貼るとより温かさを感じます。また、首の付け根付近には冷えを解消するツボがあります。
「仙骨」は、背骨と腰をつないでいる骨です。ここは下半身の神経や血管が集中している場所なので、ここを温めると、足先など下半身の冷え改善に効果的。
④ツボ押しであったまる
ツボを刺激すると血液・体液の巡りをよくすることができます。冷え症改善のツボはいくつかありますが、おすすめは手の小指の第二関節の真ん中にあるにある「命門(めいもん)」というツボ。ここは血行促進に効果的なんです。まずは強めに押しもみしてください。だんだんと手先足先がじんわりと温まってきますよ!
⑤運動であったまる
今からできる対策といえば運動。大切なのは「筋肉を付けること」と、「汗をかいて汗腺の働きを活発化し、皮膚体温を上げること」。これが根本的な冷え解消に繋がります。有酸素運動はもちろん、筋肉が集中する下半身を鍛えるスクワットはおすすめ◎
運動がなかなかできない人はストレッチや足首まわし、手と足の指を“グーパー”と閉じたり開いたりするのも効果的です。
⑥温冷浴であったまる
温冷浴とは、熱いお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法。
お湯につかると血管が拡張し、冷水を浴びると血管は収縮します。これを繰り返すと血管の伸縮が活発になり、血行が良くなるのです。冷え症改善にはもちろん、ダイエットや美肌効果もあります。
温冷浴のやり方
(1)40~42℃のお湯に3分浸かる(シャワーでもOK)
(2)18℃以下の水を30秒~1分浴びる(慣れない方は必ず手先足先からはじめ、腕・太もも→心臓・体→頭→背中の順に無理なく行ってください)
(3)かけおわったらまた3分に湯につかる
(4)これを3~4セット繰り返す(必ず最後は冷水で終える)
※医師も勧める健康法ではあるものの、心臓の弱い人や高血圧の人にはおすすめできません。
※必ず自分のペースでトライしましょう!
冷えた体にいいことは1つもありません。まずは運動と温冷浴。今から冷えにくい体のベースをつくり、本格的な寒さがやってきたらカイロや食べ物で寒さ対策をしていきましょう◎
この記事を読んだ人におすすめ
企業の採用コンサル、個人のキャリアアドバイザーとハードな日々の中体調を崩し、自分の身体と向き合うことで「食・美容」に目覚める。そこから美容食学などを学び、現在美容をテーマに幅広く執筆中。みなさんの“美”に役立つ情報を発信していきたいと思います!