ダイエット中でも食べてOK◎栄養士おすすめ!太りにくいおやつ6選
おやつ=太るというイメージがありますが、上手に利用すればダイエットへの近道となります。
ダイエット中でも太りにくく、罪悪感なく食べられるおやつ6つをご紹介します。コンビニやスーパーなどで手軽に入手できるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
- 2021-11-13
- naomiimai
おやつは食べ方次第で太りにくい?
ダイエット中におやつを食べると、太りやすいのでNG!というイメージがありますよね。ですが、上手におやつを利用することで、ダイエットの近道になることがあります。
おやつを食べるメリットとしては、
- 食事では補いきれなかった栄養素を補給できる
- 間食をすることで、次の食事のどか食いを防ぐことができる
- 空腹感が減るため、仕事のパフォーマンスが上がる
などが挙げられます。
とはいえ、糖質や脂質たっぷりのおやつを選ぶよりも、ヘルシーなものを罪悪感少なく食べたいところ。ダイエット中におすすめのおやつをご紹介するので、参考にしてみてください。
栄養士おすすめ!太りにくいおやつ6選
ハイカカオチョコレート
チョコレートにはカカオ成分が含まれていますが、普通のチョコレートよりも、ハイカカオチョコレートにはカカオポリフェノールが多く含まれています。
カカオポリフェノールには、
- 抗酸化作用
- 血行を良くする
- 腸内環境を整える
- 血液中の悪玉コレステロールを減らす
などの働きがあります。
血行が良くなると細胞に十分な酸素・栄養素が行き届くため、代謝を上げるのに役立ちます。また、腸内環境を整えることで便秘を防ぎ、老廃物を体外に出すことも代謝を上げるのに役立ちます。
抗酸化作用もあり美容にも効果的なので、ハイカカオチョコレートは適度な糖質を補給しながら、ダイエットや美容にも役立つ間食といえますね。
食べにくさを感じる場合は、アーモンドなどナッツ入りのものから試してみましょう。
ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは水切り製法で作られているため、普通のヨーグルトよりも栄養素が凝縮されています。そのため、たんぱく質が豊富です。製品にもよりますが、1人分・1パック食べるとたんぱく質は約10gも摂取できます。
たんぱく質が豊富な分、腹持ちも良いので、おやつとして食べると夕食の過食防止にもつながりますよ。
フルーツソースが入っているタイプもあるため、なるべく無糖タイプを選び、甘みが欲しい場合はご自身でオリゴ糖やはちみつを少しプラスすると良いでしょう。
するめ&ビーフジャーキー
するめとビーフジャーキーは、それぞれ原料がイカと肉なので、糖質が少なくたんぱく質を多く含むおやつです。
痩せやすい体づくりには、筋肉量を増やして基礎代謝を上げる=その材料となるたんぱく質を十分に補給する必要があります。
特に女性は、美容や健康のために野菜は摂取しているものの、たんぱく質が十分に摂取できていない人が多いといわれています。そのため、おやつからもたんぱく質が補給できるのは大きなメリットといえますね。
また、するめもビーフジャーキーも、その硬さから「噛む」必要性があるおやつです。噛む回数が増えると、少量でも満腹中枢を刺激してくれるため、過食の防止につながります。
砂糖不使用のドライフルーツ
砂糖不使用のものであれば、ドライフルーツもおやつにおすすめです。フルーツに含まれるビタミンやミネラル、鉄分などが凝縮されているため、間食としては栄養価が高いといえます。
銅などのミネラルや食物繊維などが含まれるデーツや、鉄分や食物繊維が豊富なプルーンなどのドライフルーツが特におすすめ。元々のフルーツの甘さがあるため、適度なエネルギー補給にもなりますよ。
茎わかめ&昆布
茎わかめには、鉄やマグネシウムなど食事では補いにくいミネラルが多く含まれています。マグネシウムは体のさまざまな代謝に関わる栄養素なので、ダイエット中は意識して補いたいところ。
また、昆布にはアルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維が豊富に含まれています。腸の運動を促して便通を良くする働きや、その粘着性から、摂取した食べ物を抱え込んで胃から腸までゆっくりと移動することで、血糖値上昇を緩やかにする働きがあります。
いずれも低カロリーで、噛みごたえがあるので満腹中枢を刺激しやすいことも、ダイエット中におすすめである理由といえます。
寒天ゼリー
寒天は水溶性食物繊維が豊富なので、排便を促す働きや、血液中のコレステロールを体外に排出する働きなどがあります。
また、食物繊維が多いため、胃から腸へ食べ物が送り出されるのに時間がかかり、食後の血糖値上昇が緩やかになるといわれています。血糖値が急激に上がるとインスリンも過剰に分泌されて、体に脂肪がたまりやすくなるため、ダイエット中は血糖値をコントロールすることが非常に大切となります。
寒天ゼリーは水分量も多いため満腹感も得やすく、食べ過ぎの予防にもなるため、ダイエットに向いているおやつといえます。
いかがでしたでしょうか?
間食するときには、温かい飲み物などを一緒に飲むようにすると、自然と食べるスピードがゆっくりになるため、食べ過ぎを防いでくれますよ。
ダイエットをしていると「おやつ=NG」と思いがちですが、むしろ間食は上手く利用すると良いかと思います。いずれもコンビニやスーパーで手軽に入手できるものばかりなので、参考にしてみてください。
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元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。