顔がむくむ原因は？

そもそも「むくみ」は、細胞と細胞の間に水分が溜まってしまっている状態。

起きているときは、身体が縦になるわけですから、当然、水分は下の方向へと流れます。だから、1日が終わる頃には脚がむくんでいるんですよね。一方で、寝ているときは真横になるため、水分は下半身に集中するというよりも、顔に溜まりむくんできてしまいます。

朝起きたときに顔がむくんでいるということは、当たり前といえば当たり前の話ですが、むくむ度合いが強いのは、他にも原因があると考えられます。

たとえば、生理前になるとプロゲステロンという女性ホルモンが増加しますが、このプロゲステロンには水分が溜まりやすいという特徴があります。いつも以上にむくみがひどくなっているなら、生理前に入っているサインかも！？

また睡眠不足が続いていても、むくみやすくなるといわれています。十分な睡眠がとれていなければ代謝も下がり、疲れが蓄積される一方。顔がむくみ始めてきているなら、たまには早めに仕事を切り上げて、ゆっくりする時間をとって。

他にも塩分の摂りすぎ、アルコールの摂取によっても、顔がむくんできます。

お酒を飲みすぎない

ストレスが溜まると、どうしてもお酒で発散したくなるでしょう。

しかし、アルコールは適量であれば健康にいい部分がありますが、飲みすぎは水分を体内に溜めこんでしまうため、むくみの原因になります。

元々むくみやすい体質なら、なおさらお酒との付き合い方を見直す必要があります。
たくさんの量を飲みすぎないのは、もちろんのこと、あまり頻繁に摂取しないように“ご褒美”と呼べる範囲でお酒を楽しみましょう。

長時間、同じ姿勢をとりつづけない

職種によっては、ほとんど外出することなく、基本的にはずっとオフィスにいて退社するまで、ひたすらデスクワークの人もいますよね。しかし、長時間、同じ姿勢をとり続けていると、どうしても顔がむくむ原因になります。

また、自分としては毎日活発に動いているつもりでも、実はそこまで運動していなくて、リンパの流れが悪くなり、むくんでいる可能性もあります。いずれにしても、1時間経ったら、5分程度、休憩するついでに、たまには軽く身体を動かしたりして、血液の流れをよくしておきましょう。

いかがでしたか？

朝になった途端に、パンパン顔。いつまでも、そんな毎日を続けているわけにはいきません。

「むくみ」は、それだけ身体が疲れている証拠でもあるんです。たまには早くお家に帰って、ゆっくりお風呂に入り、リンパの流れをよくしておきましょうね！