アンチエイジングに効果あり!?パンプキンシードオイルの効能!レシピ紹介も!
かぼちゃそのものも美容に良いといわれていますが、その種からとれるパンプキンシードオイルも美容効果抜群!どのような効能があるのか、パンプキンシードオイルの1日の摂取量、日常で簡単に使えるレシピをご紹介します。
- 2019-09-30
- naomiimai
パンプキンシードオイルとは?
その名の通り、熟したかぼちゃの種から抽出されるオイルです。日本ではあまり馴染みがないですが、「ペポカボチャ」の種から抽出されています。
ナッツのような香ばしい香りや風味が特徴です。オイルの色は黒っぽい色をしています。
かぼちゃそのものも栄養素が豊富ですが、種もビタミンEやβカロテンなど、美容に嬉しい成分が豊富なため、注目されています。熱に弱いため、揚げ物などの調理には向いていませんが、その香ばしい香りから、ドレッシングや風味付けに使っても美味しく食べられます。
また、食品だけでなく、シャンプーなどにも使用されています。体の内側からも外側からも、美容効果が期待できるオイルですね。
パンプキンシードオイルに含まれる栄養素
ビタミンE
パンプキンシードオイルには、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、血管や肌の老化を抑えます。
また、血行を良くするため、若返りビタミンとも言われているほどです。
βカロテン
βカロテンも強い抗酸化作用を持つビタミンです。体内で必要な分だけビタミンAに変換され、ビタミンAとしての効果も期待できます。
粘膜や皮膚を健やかに保ちます。
亜鉛
亜鉛は不足しやすいミネラルです。皮膚や粘膜を健やかに保つ他、味覚を感じる味蕾細胞にも関与しています。味覚を正常に保つ=ダイエット成功にもつながるため、重要なミネラルです。
脂肪酸
パンプキンシードオイルに含まれている脂肪酸には、以下のようなものがあります。
- オレイン酸(オメガ9脂肪酸) 約30%
- リノール酸(オメガ6脂肪酸) 約50%
- αリノレン酸(オメガ3脂肪酸) 約15%
その他、ロズマリン酸なども含まれています。ククルビチンなど、体内の脂肪酸や糖の代謝を促す成分も含まれています。
不飽和脂肪酸が多いため、酸化しやすい=劣化しやすいのが特徴です。オイルの酸化は、光や空気、熱などで起こります。空気による酸化よりも、熱による酸化は劣化をすすめます。
オイルは高温多湿を避け、冷暗所で保存しましょう。また、なるべく早く使い切れるような大きさのオイルを選びましょう。
パンプキンシードオイルの効能
アレルギー緩和
パンプキンシードオイルに含まれるロズマリン酸には、アレルギーを緩和するはたらきがあります。ロズマリン酸の抗酸化作用が、体内の活性酸素を減らすためとのこと。
活性酸素とアレルギー、何の関係もなさそうですが、血液中の活性酸素が多ければ多いほど、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状が重いという調査結果があります。
疲労回復
亜鉛やマグネシウムも含まれているため、新陳代謝アップ・タンパク質の代謝アップ!運動して筋肉が作られ、老廃物を体外に出すという流れをスムーズにするため、疲労回復・体力の向上にも◎。
アンチエイジング
ビタミンEやβカロテンの抗酸化作用で、アンチエイジング効果が期待できます。老化とは、細胞が酸化していくことで、美容の大敵です。
ビタミンEの血行促進作用で肌のターンオーバーも良くなるため、肌をはじめ体の細胞レベルから若返りの効果を期待できます。
1日の摂取量とは?
パンプキンシードオイルは、さまざまな健康・美容効果がありますが、沢山摂れば良いというわけではありません。成人では、1日の摂取量は大さじ1杯程度でOKといわれています。
パンプキンシードオイルを摂取する際の注意点
オイルの摂取量は守るようにしましょう。
理由は、パンプキンシードオイルに含まれているリノール酸は、惣菜や加工食品などにも多く含まれおり、過剰摂取になってしまうことがあるためです。リノール酸の過剰摂取は、炎症・アレルギー悪化の可能性があるため、注意しましょう。
パンプキンシードオイルを使ったレシピ
パンプキンシードオイルのドレッシング
(材料 2人分)
- バルサミコ酢 大さじ1
- 塩・こしょう 少々
- パンプキンシードオイル 大さじ1~2
パンプキンシードオイルの風味をいかすドレッシングです。レタスやサラダ菜、かぼちゃのサラダなど、どんなサラダにも合います。
アイスにパンプキンシードオイルをプラス
(材料 1人分)
- バニラアイス お好みの量
- パンプキンシードオイル 大さじ1
アイスクリームにかけるだけ。いつもと違ったアイスクリームを楽しめます。かぼちゃの種やナッツをトッピングしてもgood!
また、パンプキンシードオイルは他のオイルと混ぜて使ってもOK!隠し味にも良いですね。ぜひ日常の食事に取り入れてみてください。
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元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。