お口の中、綺麗にできていますか!?口内炎対策にビタミンB2を!

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お口の中、綺麗にできていますか!?口内炎対策にビタミンB2を!

スキンケアやヘアケアは頑張っていても、口の中のケアができていない…そんなことはありませんか?口内炎ができると、口臭の原因にもなってしまいます。
慢性的にビタミンが不足したり、睡眠不足やストレスで口内炎はできやすいといわれています。口内炎対策にどんな栄養素を摂ったら良いのか、具体的な食品を挙げてご紹介しています!

何が原因で口内炎ができるの?

何が原因で口内炎ができるの?
出典:GODMake.

治るまでの時間、意外とストレスがたまる口内炎。どんな原因で、口内炎ができるのでしょうか?

慢性的にビタミンB群が欠乏している

特に口内炎は女性にできやすいといわれていますが、女性ホルモンが関係しているためです。

ビタミンB6は女性ホルモンに関係するビタミンなので、女性は口内炎ができやすいといわれています。

口の中を噛んでしまったとき

口を噛んでしまったとき、「口内炎になるかも」と自覚することが多いのではないでしょうか。

本来、少しくらい口の中に傷ができてもすぐに治ります。しかし、ストレスや唾液の量が少なくなっていると、傷の部分に細菌が繁殖してしまいます。そして、炎症を起こし、口内炎ができます。

ストレス

ストレスを感じていると、自律神経を乱し、その結果、免疫力が低下します。すると、いつもなら炎症を起こさないような少しの傷でも炎症を起こし、口内炎になることがあります。

また、ストレスはビタミンB2が小腸から吸収されるのを妨げます。その結果、ビタミンB2が不足し、口内炎の原因になります。

睡眠不足

睡眠は、疲労を回復させます。睡眠不足が続くと、口の中の新陳代謝がうまくできなくなり、粘膜が荒れてしまいます。

口の中が綺麗に保てていない

例えば、歯を磨かずに寝てしまうことが多い、などが原因です。

喫煙

たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。すなわち、体のさまざまな部分で、血液量が足りない状態になります。口の粘膜は、特にニコチンの影響を受けやすく、「ニコチン性口内炎」ともよばれます。

また、たばこを吸う人は、歯石が作られやすいことや、たばこの煙によって口の中が乾燥することなども、口内炎ができる原因です。

たばこが原因の口内炎は、がんの発生リスクがあると指摘されています。

口内炎ができて困ることといえば…

口内炎ができて困ることといえば
出典:GODMake.

痛みで食事しづらい

口内炎ができる場所にもよりますが、とにかく口の中が痛い!また、味の濃いものを食べるとしみますよね。

せっかくの美味しい食事も、口内炎で美味しさが半減してしまいます。

口内炎から、口臭がすることも…!?

口内炎ができている=口の中の環境が万全ではない、ということです。

例えば、ストレス、口の中の不衛生、唾液が少ない…など。口内炎が痛くても、歯磨きやマウスウォッシュを怠らず、清潔にするようにしましょう。

また、唾液が出にくいと、口の中が乾燥します。唾液には抗菌作用があるので、口臭対策に効果的ですが、「食事を抜く」などすると、その分、唾液の量は減ります。

口臭は、「食事をあまり摂らない」など、生活習慣も関係しているので、要注意です。

口内炎が繰り返す場合もある

同じ場所に口内炎が発生することもしばしば。口内炎ができる原因が改善されていないことが原因です。栄養状態、睡眠の状態を今一度、振り返ってみましょう。

通常は1~2週間程度で治るので、それ以上続く場合は要注意。病院で診察してもらうことも考えましょう。

口内炎対策にはビタミンAとビタミンB群がおすすめ!

口内炎対策にはビタミンAとビタミンB群がおすすめ
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ビタミンA

皮膚や粘膜を正常に保つはたらきがあります。

食材でビタミンAが多いのは、

  • にんじん
  • かぼちゃ
  • うなぎ
  • レバー
  • ほうれん草

などです。

ビタミンB2

皮膚、粘膜を保護するはたらきがあります。また、たんぱく質や脂質を体内でエネルギーに変えるはたらきがあります。

口の中の組織は、とても代謝が早いので、ビタミンB2が不足すると口内炎が起こりやすくなります。

ビタミンB2が多い食品は、

  • 牛乳
  • 乳製品
  • チーズ
  • 納豆

などです。

ビタミンC

傷・炎症を治すはたらきがあります。また、口内炎を根本的に治すために必要な「免疫力」をアップさせます。

  • ブロッコリー
  • いちご
  • オレンジ
  • 芽キャベツ
  • ピーマン

などに豊富です。

食事以外に気をつけることは?

食事以外に気をつけることは?
出典:GODMake.

しっかり睡眠をとる

人によって、適切な睡眠時間は異なりますが、厚生労働省の「睡眠指針」では、6~8時間ほどが適切な睡眠時間と考えられています。

免疫力をつける

免疫力があれば、少々の傷でも炎症を起こさずに済みます。

腸内環境と免疫力

腸内環境と免疫力は密に関係していることが分かってきました。ヨーグルトなどの乳製品、オリゴ糖は腸内環境をととのえ、青魚類に含まれるEPAやDHAは炎症を抑えるはたらきもあります。

たんぱく質摂取で免疫力アップ

「免疫力を高める」というと、ビタミンやミネラル類に注目が集まりがちですが、たんぱく質など、筋肉をつくる材料もしっかり摂るようにしましょう。

筋肉量が減ると、体温が落ち、血流も悪くなり、免疫力が低下してしまうことも。

口の中が乾燥しないようにする

口の中の乾燥は、唾液の量を低下させてしまいます。マウスジェルなどの保湿剤などで、潤いを保つようにしましょう!

口の中を清潔に保つ

口内炎があると、痛みがあるので歯磨きしづらいですよね。しかし、余計に雑菌が繁殖してしまうので、食事後の歯磨きは必ずするようにしましょう。

まとめ

口内炎は、痛みで不快なだけでなく、口臭の原因になることもあります。せっかくの食事も、美味しく食べられないことも。

普段から食事だけでなく生活習慣を整え、口の中も美しくありたいものですね!

お口の中、綺麗にできていますか!?口内炎対策にビタミンB2を!

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naomiimai

naomiimaiフリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。