血糖値を制すればダイエット成功!?効率よくダイエットする方法をご紹介!
無理に食事を制限するダイエット、長続きしませんよね。
実は、血糖値とダイエットはとても密接な関係です。血糖値をコントロールして、夏に向けて健康的にダイエットしてみませんか?
もっと効率的に、見た目も筋肉を落としすぎずにダイエットしたい!そんな人におすすめの内容です!
- 2019-04-21
- naomiimai
ダイエットに食事制限はつきもの。ですが、無理な食事制限や我慢は、長続きしませんよね。
筋肉を落としすぎず、効率よくダイエットする方法をご紹介します!
血糖値とダイエットの関係って!?
誰でも、食べ物を食べると血糖値が上がります。そして、血糖値をもとに戻すために「インスリン」というホルモンが出ます。
インスリンがなければ、ずっと血糖値が高い状態になるので、体にとても大切なホルモンです。しかし、実はインスリンは、脂肪を貯めるはたらきもあるのです。
要するに、インスリンが出る量が多いと太る!そのため、血糖値をなるべく上げない=インスリンを出しすぎない、ことでダイエットにつながるのです。
血糖値を上げないためにはどうすれば良い?
食べ順について
「血糖値を上げるものは最後に食べる」こと!
最後、とまでしなくても、少なくとも最初に食べるのをやめてみましょう。
空腹の時は、食べ物の吸収率がとても良くなっています。血糖値を上げる食品から食べると、血糖がグンと高くなります。その結果、インスリンも沢山出ます。
血糖値を上げる食品とは?
おもに、「主食」「芋」「果物」です。主食とは、白米、麺類、パンなど。芋はじゃがいも、さつまいも、里芋など。果物は全般、果糖が含まれるので血糖値を上げやすいです。
その他、とうもろこし、はるさめ等も血糖値を上げる食品です。これらの食品は、後のほうに食べるようにしてみましょう。
低GI食品を選択
近年、注目を浴びている、低GI食品。「グリセミック・インデックス」の略です。
グルコースを100g食べたときの血糖値を100とし、55以下のものを低GI食品とよびます。GIが高いものは、70以上のものとされています。
血糖値を上げにくいため、低GI食品を選択して、しっかり食べつつダイエットが出来ます。
おすすめの低GI食品
オートミール
GI値が55なので、おすすめです。
ダイエット中は、炭水化物を減らす人も多いのではないでしょうか?主食などの炭水化物を減らすと、力が出ない・フラフラすることもあります。
主食の中でも、こうした低GI食品を選択して食べるようにしてみてはいかかでしょうか。
蕎麦
食物繊維も豊富で、便通もよくしてくれます。GI値も55と低値!
玄米
GI値は55です。白米に比べ、食物繊維やビタミンB1も豊富です。ダイエットで不足しがちな栄養素も補ってくれます。
牛乳、飲むヨーグルト
GI値は25と低い!乳製品は、食後、血糖値が上がるのを緩やかにしてくれるという報告もあります。
さらに、乳製品に含まれるカルシウムは、骨を丈夫にします。筋トレなどする上で、骨の健康もとても大切ですよね。
アーモンド
GI値は25!アーモンドは脂質も含まれていますが、ダイエット中には脂質も必要です。脂質は、消化管の粘膜をなめらかにしたり、便通をよくしてくれます。
また、肌に潤いもあたえてくれます。過剰摂取はよくありませんが、ダイエット中の間食にはオススメです。
筋肉を落とさずダイエットするには?
血糖値とダイエットの関係が、とても大切であると述べてきました。
さらに、見た目も美しくダイエットするには、筋肉を落としすぎないことが大切です。
血糖値に影響が少なく、筋肉をつけたい!そんな食品をまとめてみました。
おすすめの食品は?
鶏肉
GI値は45と低く、たんぱく質が豊富で、筋肉をつくる原料となります。よく、ダイエット中はささみだけ食べる!という人もいますよね。
もちろん、ささみは低脂質で良いですが、そもそも鶏肉自体が、他の肉よりも低脂質・高たんぱくです。ささみに限らず、鶏むね肉・鶏もも肉も食べてみてはいかかでしょうか。
豆腐
GI値は42。豆腐もたんぱく質が豊富です。絹ごし、木綿でもどちらでも大差はありません。
お財布にもやさしいお値段ですし、食事に取り入れてみましょう。
6Pチーズ・さけるチーズ
GI値は33。チーズといっても、プロセスチーズなど、エネルギー量が多くないものを選択します。
太りそうなイメージがありますが、6Pチーズ1個でたんぱく質が約3~4g。牛乳コップ1杯(200ml)のたんぱく質は約6~7g。
コンビニ等でも手に入りやすく、小腹がすいた時にもってこい!な食品です。
まずは「夕食だけ」を意識してみてOK
例えば、夕食だけ低GI食品を組み合わせた食事をする、でもOKです。
理由は、夜に食べた食事のエネルギーは、消費することが少ないため脂肪に置き換わりやすいからです。夕食だけでも変えてみると、何か変化があるかもしれません。
まとめ
ダイエット中、無理に制限しすぎず、低GI食品を組み合わせて食事をしてみましょう。
また、小腹がすいた時、チーズや牛乳を先に摂ってから食事をする、という食べ方もおすすめです。
少しの工夫の積み重ねで、効率的にダイエットができたら嬉しいですね!
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元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。