背筋をスッと伸ばして!姿勢と呼吸が整えばカラダが整う
一日の大半をしめるスマホやパソコンを見ている時間に、猫背になっていませんか?慢性的なこりや呼吸の浅さ、カラダのだるさは猫背が原因かも。正しい姿勢を作る方法やメリットをご紹介します。
- 2018-11-23
- やまちゃん
いま、猫背になってませんか?
一日の大半をスマホのチェックやパソコンに費やしていると、姿勢を意識することを忘れてしまうのではないでしょうか。悪い姿勢を繰り返せば、クセのようになってしまいます。
でもそれは、逆にいい姿勢を繰り返せば、無意識でもいい姿勢を保てるということ。初めは慣れなくて大変かもしれませんが、カラダに正しい姿勢の位置を教えてあげることで、改善されていきます。
その肩こりや腰痛、姿勢のせいかも…
カラダのてっぺんにある重たい頭をしっかりと支えてすっくと立つには、頚椎が前彎して胸椎が後彎、腰椎が前彎するS字カーブが理想とされています。
彎曲が過剰になったり不足したりすることで姿勢が乱れて、ストレートネックや反り腰などのトラブルが起こります。姿勢や歩きかたが不自然になったり、肩こりや腰痛に悩まされたりすることも。
姿勢と呼吸の関係とは?
背骨が本来あるべきカーブを描いてきれいな姿勢を保つことは、内臓、なかでも肺や気管支などの呼吸器系の働きを正常にすることに繋がります。
肺に入る空気の量が確保されると、カラダの末端にまで酸素が行き届いて二酸化炭素の回収もスムーズになり、新陳代謝もアップ。疲れやすい人は、少ない酸素でやりくりしているのかも。
姿勢を整えたら見た目が5割増!
メリット1:痩せる
壁を背にしてまっすぐ立ってみてください。思っている以上に腹筋のコアの部分を使っていませんか。正しい姿勢をすることで、深層筋のトレーニングにもなり、お腹が凹みます。
メリット2:肌つやがよくなる
姿勢が整うと呼吸も整います。呼吸が整うと、酸素を十分にカラダの隅々まで送り込むことができます。慢性的な酸素不足でくすみがちになっている肌も、呼吸が整えばパッと明るくなりますよ。
メリット3:背が高く見える
背骨は、骨盤から積み木のように積み上がっています。積み木の一部が歪んでいると全長が本来よりも短くなってしまうもの。きれいに積み上げることで、自分史上マックスの身長になれます。
メリット4:颯爽と歩ける
姿勢が乱れて足の裏の荷重線が外側にかかれば「ガニ股」に、内側にかかれば「内股」になってしまいます。どちらの姿勢も、歩きかたが“ダサい”ですよね。美姿勢は、まっすぐ颯爽とした歩行のベースになります。
メリット5:自信ありげに見える
猫背姿勢やガニ股の人はどこか頼りない印象にうつりますよね。端正な姿勢でアイコンタクトをとる人は自信ありげに見えて、ビジネスシーンでも有利になります。
メリット6:上品に見える
姿勢よく颯爽と歩いている人を観察すると、頭が一定の位置から動かずに水平移動をしています。頭がぐらつかないのは、落ち着きと上品さの条件。
メリット7:好感度アップ
緊張して肩が上がって呼吸の浅い人と、肩の力が抜けていてリラックスした姿勢で呼吸が深い人だと、仕事でもプライベートでも好感が持てるのはどちらでしょうか?姿勢をよくすることで、好感度も増します。
メリット8:動きが俊敏になる
いつなんどきでもパッと対応できるのは、カラダのバランスが整っている証拠。ニュートラルな姿勢は、スポーツの動きの再現性も高めてくれるのです。
正しい姿勢の作り方
正面から見たとき
頭部の中心線が地面から垂直に伸びている直線上にあり、両肩や骨盤の横のラインが地面と水平になっているのが理想。左右でバランスがよく、肩の力が抜けているリラックスした自然な立ち姿勢を心がけましょう。
サイドから見たとき
横から見たときに、耳たぶと肩、くるぶしの前部を結ぶ直線が地面と垂直に並ぶのが理想です。歩き姿勢がきれいな人は、横から見たときの姿勢も整っている人が多いので、鏡でチェックしてクセづけてみてくださいね。
座っているとき
骨盤が後傾したり背中が丸まりすぎたり、頭が前に出すぎたりといった、悪いパターンに陥りがちな座り姿勢。上体を少し前傾気味で座って胸を軽く張って肩甲骨を寄せることで、猫背になることはありません。
歩いているとき
両腕をバンザイして背伸びをし、両腕と肩の力を抜いてまっすぐに立ちます。その状態で手足を左右交互にふって歩きましょう。日本人は一日に平均して1時間ほど歩いているといわれています。歩き姿勢を整えれば、姿勢改善を狙えますよ。
スマホを見るとき
自宅・オフィス・通勤途中とスマホを手放せない人は多いでしょう。低い位置にスマホをずっと構えていると、猫背になって肩甲骨が固まり、ストレートネックになってしまいます。
スマホは目線の高さで構えて背筋を伸ばして操作しましょう。反対側の手で肘を支えることで腕が疲れにくくなりますよ。
眠るとき
寝ているときの姿勢はコントロールできないので、寝具には気を使いましょう。寝ている姿勢でも背骨がきれいにカーブするように、深く沈み込むマットや高すぎる枕を使用するのは避けましょう。
姿勢を正して胸を張って一日を過ごそう!
姿勢を正すことで、見た目に自信を持てることはもちろん、内臓の動きが活性化してカラダにもうれしいことが次々と起こります。姿勢や呼吸を整えるヨガやピラティスなどの習いごとをするのも、続けるモチベーションも上がりそう。ぜひ日常で意識してみてはいかがですか。
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