脂性肌のケア注意点

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化粧が崩れやすい、べたついて不快、写真がテカって見える。
脂性肌のこんな「困りごと」に、頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。
脂性肌の原因は多岐にわたりますが、まずは誤った方法では悪化さえしてしまうスキンケアを見直して、少しずつ改善していきましょう。

洗顔し過ぎないで

脂性肌に悩む人がやってしまいがちなのが、「何度も顔を洗う」ということです。
皮脂を落とそうとして、1日に5回も6回も洗ってしまう、という人もいるのではないでしょうか。
ですが過剰な洗顔は肌の乾燥を招くとともに、皮脂を落とし過ぎてしまうため、悪化させてしまうことにもつながります。
洗顔剤を利用した洗顔は、1日に1回、多くても2回程度にとどめるようにします。

また肌に刺激が強い洗顔料を使用すると、肌を傷つけてニキビなどの肌トラブルを招く可能性があります。
なるべく肌に優しいタイプを選んで下さい。
また泡立てるタイプの洗顔剤を使う場合は、ネットなどを使いしっかりと泡立て、「泡」で洗うように心がけて。

脂性肌でも保湿をしっかりと

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「脂性肌だから、乾燥していない」このような誤解をされる方も多いのですが、「皮脂の分泌量」と「肌の保水量」は別の問題です。
脂性肌の方でも乾燥はしますし、中には脂性肌かつ乾燥肌、という方もいらっしゃいます。
べとつきが気になる、という方も、洗顔後の保湿は手抜きをせず、しっかり行って下さい。
油分が少なめに配合されている商品もありますので、自分に合った基礎化粧品を探してみるのもよいでしょう。

脂性肌とうまく付き合いましょう

脂性肌はニキビなどのトラブルが気になったり、見た目に変化が出てしまうため、わかっていても皮脂を落としたくなります。
「皮脂の落とし過ぎは次の皮脂過剰につながる」と自分に言い聞かせあげて下さい。
お肌に優しくすることを最優先にして、脂性肌とうまく付き合いつつ、改善を目指していきましょう。

鍋谷萌子

3500以上の美容記事と1000以上の健康記事を手掛けてきた美容ライター。 食と美容、健康は深い関わりがあるもの、をモットーに フードコーディネーターとフードアナリスト、コムラード・オブ・チーズの資格を生かし、食の観点からも美容にアプローチします。