複数の肌質が同居する「混合肌」は、部位によって症状が異なるためどう付き合っていけばいいかわからない、と悩む方もいらっしゃるようです。
正しい知識、対策を確認して、混合肌と付き合っていきましょう。

混合肌とは

「Ｔゾーンはものすごく脂ぎっているのに、頬の部分は乾燥している」
「目元はぱさついているのに、鼻だけ油が浮いて化粧が崩れる」
このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

混合肌は、「乾燥肌」「脂性肌」「普通肌」などの肌質が、文字通り複数混合している肌のことを言います。
重大な肌トラブルに悩む方は少ないものの、「基礎化粧品の選び方やスキンケアの方法について、迷いやすい肌質でもあります。

混合肌の原因特定と対策

混合肌を解決したいと考えても、原因を特定して対策を行うのはなかなかの難問です。

日本人の多くの方が混合肌に属しているとも言われるぐらい、原因も状態も様々な組み合わせが存在するため、共通の解決法は存在しないのです。

また一度解決したと思っても、生活の乱れや季節の変化で再発することもあります。

住環境や生活習慣を見直していくことも大切ですが、完璧を目指し過ぎると、そのことがストレスになり肌に悪影響を与える可能性もあります。

改善を焦ることなく、肌状態に合わせて都度適切な「スキンケア対策」を行っていくことを重視して、「混合肌」とうまく付き合っていきましょう。

混合肌ケアのポイント

混合肌のケアで一番望ましいのは、「ポイントごとにケアを変える」ということです。
Ｔゾーンなどの皮脂の分泌が多いところは、保湿をしつつも油分の少ないケア用品を選ぶようにします。
逆に乾燥しがちな頬の部分などは、保湿効果の高いもの、油も適度に使われたものを選ぶべきです。
目元などは、専用のケア用品を使ってもよいでしょう。

季節や生活環境で変化することもあるため大変ではありますが、自分の肌と向き合ってポイント毎のケアを心がけていきましょう。