混合肌のケア注意点

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混合肌は、皮脂がよく分泌されている部分と乾燥している部分が混じり合っています。
そのため「どっちに合わせたスキンケアをすべきか?」ということに頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
混合肌のスキンケアポイントを確認して、適切にケアしていきましょう。

混合肌はしっかりクレンジング&洗顔

混合肌は、まずはしっかりとクレンジングと洗顔をすることを念頭におきましょう。
これは混合肌に限ったことではありませんが、化粧が残っていたり、汚れが残っていたりすると、肌は荒れてしまいます。
しかしながら、あまりにも頻繁に顔を洗いすぎるのはかさつきを生み出します。
そのため、適正回数(1日に1~2回)での洗顔が大切です。

目元は乾燥しやすい部分ですから、アイメイクを濃くひく人の場合は、ポイントリムーバーを使った方がよいでしょう。
反対に、小鼻周りなどは化粧の「ヨレ」も起きやすい場所で皮脂の分泌も活発ですから、しっかりと落とすようにします。
自分の部位ごとの肌質を意識しながら、ダメージを最小限にしつつ、しっかり洗顔しましょう。

乾燥肌の箇所を基準にスキンケアを

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混合肌の方は、部位ごとに肌質が異なるためケアに関しても、どちらを意識しようか迷ってしまう方が多いようです。
ただお肌の大敵は「乾燥」ですから、まず意識するべきは「乾燥肌」の箇所となります。
保湿効果の高い基礎化粧品で、しっかりと保湿ケアを行って下さい。

「脂性肌」の箇所もしっかりと洗顔を行った後は、乾燥状態になっていますので、こちらもしっかりと保湿を。
ただどうしてもべとつきが気になる、という方は、部位ごとに違う基礎化粧品を用意するなどのケアも検討しましょう。

必要に応じて個別にフォロー

乾燥しているところと脂ぎっているところの差が大きい人の場合、このようなケアをしていても「やっぱり目元がパサつく…」ということはありうるでしょう。
その場合は、保湿効果の高い基礎化粧品を重ねづけすることをオススメします。
また特定の部位が乾燥するようなら、部位専用の商品(目元美容液など)を使うのも良い方法です。

混合肌のお手入れはなかなか大変なもの。
しかし、しっかりとケアをしていけば、肌トラブルが起きにくいというメリットもあります。
明日のために、今日からケアに取り組みましょう。

鍋谷萌子

3500以上の美容記事と1000以上の健康記事を手掛けてきた美容ライター。 食と美容、健康は深い関わりがあるもの、をモットーに フードコーディネーターとフードアナリスト、コムラード・オブ・チーズの資格を生かし、食の観点からも美容にアプローチします。