敏感肌のケアポイント

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敏感肌はトラブルが起きやすい肌質ですので、化粧品選びが憂鬱だという方も少なくありません。
ただ敏感肌であっても、肌質に合うスキンケア用品が選べれば問題は減らしていくことができます。
スキンケアでのポイントを確認していきましょう。

敏感肌のクレンジングはより慎重に

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クレンジング剤は「化粧を落とす」目的のため、洗顔剤よりも刺激の強い成分が含まれている傾向にあります。

「シートタイプ」や「オイルタイプ」はメイクが落としやすい反面、どうしても肌への刺激がより強くなってしまいますので、敏感肌の方にはあまりお勧めできません。

「ミルクタイプ」や「クリームタイプ」の方が肌への刺激は少なくお勧めですが、それでも肌への負荷がかかっていることには変わりありません。

なるべく最小限の負担で済むよう、メイク状況に合わせたクレンジングを心がけて下さい。

敏感肌の洗顔料選びのポイント

界面活性剤は油分を効率よく落とせる優秀な成分の一つですが、敏感肌の人にとっては強く感じられることが多いようです。
そのため刺激の少ないものや敏感肌用のものを
選ぶのが基本ですが、それらも肌に残っているとダメージとなってかゆみやひりつきを生んでしまいます。
そのため、手早く、しかししっかりとすすぎを行い、洗顔剤の成分を顔に残さないようにすることが重要です。
ぬるま湯などを使い、肌に優しく洗い上げましょう。

保湿が高いセラミド成分で肌を守りましょう

敏感肌に、乾燥は大敵です。
敏感肌の要因の一つである上に、敏感な肌をより無防備にしてトラブルを招いてしまいます。

お風呂あがりも湯気や湿気で勘違いしやすいのですが、お肌そのものはとても乾燥した状態ですので油断しないように。

保水力が落ちている敏感肌には、保湿能力が高い「セラミド」の力を借りることをお勧めします。

バリア能力が落ちている角質層の保水力を少しでも高められるよう、外からも補ってあげましょう。

鍋谷萌子

3500以上の美容記事と1000以上の健康記事を手掛けてきた美容ライター。 食と美容、健康は深い関わりがあるもの、をモットーに フードコーディネーターとフードアナリスト、コムラード・オブ・チーズの資格を生かし、食の観点からも美容にアプローチします。