混合肌の洗顔ポイント
日本人の多くがここに分類されるともいわれる「混合肌」。
しかし、乾燥している部分と脂ぎっている部分が混じっているため、「どうやって顔を洗うのが正解か?」と悩む人もいるのではないでしょうか。
混合肌の洗顔ポイントをみていきましょう。
混合肌の洗顔は部位を意識して
混合肌は、「肌質が混じり合っていること」が最大の特徴です。
それぞれの肌質に合った洗顔を実施するためにも、部位ごとの肌質を意識しましょう。
皮脂の分泌量が多い部分、たとえばTゾーンなどは丁寧に洗う必要がありますが、あまりにも皮脂を落としすぎると、体はさらに皮脂を出そうとします。
そのため「がっつり落とす」のではなく、少し物足りなさを感じる程度で洗い終えるようにします。
Uゾーンなどの乾燥しやすい部分は、泡で優しく洗うようにします。
このときはTゾーンほど時間はかけず、素早く洗い上げるようにしましょう。
乾燥箇所を基準に洗顔剤選び
次に考えたいのが「洗顔剤選び」です。
混合肌の場合、「皮脂が多めに出ている部分」に焦点を当てるのではなく、「乾燥している部分」に焦点を当てた洗顔剤選びが基本となります。
保湿効果が高く、刺激が少ないマイルドなものを選ぶようにします。
頬などにつっぱりを感じる時には、過度の洗顔や、洗顔剤が肌に合わない、という可能性が考えられます。
まずは洗顔方法を見直してみましょう。
それでも変化が見られなかった場合は、敏感な部位を意識して洗顔剤の切り替えを検討してみましょう。
また、お風呂上りのスキンケア(美容液など)に気を使うのも大切です。
べとつきが気になるあまりつい脂性肌に意識が寄ってしまいますが、肌のダメージを受けやすい乾燥肌の方を中心に考えることが大切です。
洗顔から基礎化粧品まで、乾燥肌を意識して見直していきましょう。