冷え対策によるスキンケア

多くの女性を悩ませている冷えはお肌にとっても大敵です。
冬になるとお肌がカサカサ、くすんでしまうその原因は体の冷えからきているかもしれません。
体調を整えるためにはもちろん、美しいお肌を手に入れるためにも、冷えを徹底的にやっつけてしまいましょう。

「冷え」もスキンケアの大敵です

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つらい冷え性が引き起こすトラブルは、ただ手足が冷たくなるだけではありません。
体が冷えると血流が滞り、全身にうまく血がいきわたらないことでお肌のターンオーバーを妨げることにもなってしまいます。
言われてみれば冷え性とは無縁の女性の方が、お肌がいつもイキイキとツヤがあるような気がしませんか?

いつまでもすべすべの潤ったお肌でいるためには、お肌の生まれ変わりを助けてあげることも重要です。
美容液やコラーゲンドリンクでスキンケアをがんばっても、冷えた状態ではうまくお肌に届いてくれません。
マッサージやスチームなどと組み合わせたスキンケアで温めながらのお手入れがおすすめです。

「冷え」の主な原因

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手足がなかなか温まらない「末端冷え性」だけが冷えではありません。
自分では気付いていない人も、体の芯や内臓が冷えてしまっている可能性大。
本来ならば人の体は、体温調整機能により全身がぽかぽかとしているはずです。
それがうまくいっていないということは、体のどこかに不調があるという証拠。
体質だから仕方がないと諦めるのではなく、原因はどこにあるのかを探ることも大切です。

・自律神経
ストレスや睡眠不足などによって自律神経が乱れると、体温調整機能が働きにくくなります。

・血液循環
女性に多い低血圧や貧血も、血行を滞らせて冷えの原因になります。

・女性ホルモン
女性のサイクルを大きく左右する女性ホルモンの乱れによっても、冷えが引き起こされることがあります。

・身に着けるもの
肌を露出すると冷えやすくなるのは当然ですが、締め付けの強い下着も血流を妨げます。

「冷え」を予防しよう

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深刻な体調不良の原因ともなってしまう冷え。少し意識を変えて冷やさない生活を送りましょう。

・冷房の温度に注意する
体を外側から冷やすもののひとつがエアコンです。
春になると店舗や交通機関などで早くも冷房が入るようになり、少しずつ体を冷やす原因となります。
寒い季節ではなくてもさっと羽織れる薄手の上着やストールを持ち歩き、オフィスではひざ掛けを使用するなど工夫を。

・冷たい食べ物、飲み物は控える
喉が渇いたときにはよく冷えたドリンクがおいしく感じますが、体を内側から冷やしてしまうのでできれば避けたいところです。
体やお肌のことを考えるならお白湯が一番ですが、冷たいものを食べたり飲んだりしたときは最後に温かいお茶を飲んで冷えた体を温める習慣をつけるのがおすすめです。

・靴下、腹巻きを使う
心臓から遠く血液が行き渡りにくい足先は、最も冷えやすいパーツです。
冬はもちろん、春夏も部屋ではコットンのルームソックスを履いて冷やさないようにしましょう。
圧迫せず足首までしっかり包むことがポイントです。
また腹巻きは腰とおなか、内臓を温める女性の味方として一年中備えておきたいアイテムです。

佐藤あゆみ

ブライダルヘアメイク・ネイリストを経て現在はライターとして活動中。 乾燥&敏感&アトピー肌のためスキンケアはもっぱら低刺激・オーガニック中心にセレクト。 食事に気を使いつつも甘いものが手放せない。