お肌の赤みの基本ポイント
肌の赤みは、気温や体温によってそのときだけ赤くなるのか、色素が皮膚に沈着して赤黒くなっているのかによってお手入れは違ってきます。
また皮膚が薄くなることで、血管の色が透けて見えることによる場合もあります。
赤みはファンデーションやコンシーラーで一時的にある程度隠すことはできますが、お肌に必要以上の負荷をかけ続けることはよいことではありません。
赤みの原因を把握して、少しずつ改善していきましょう。
お肌の赤みとは
肌が赤く見える場合は、顔の広範囲に広がって見える場合から一部のみ赤く見える場合、一時的なものから継続して赤く見える場合など、原因は様々あります。
アルコールなどで毛細血管が一時的に拡張して赤く見えるような場合は、さほど気にする必要はありません。
継続して薬を服用している方は、医師に相談してみるのもよいでしょう。
気温によって急に頬や鼻の頭、もしくは顔全体が急激に赤くなる場合があります。
寒いところで皮膚を温めようと血管が拡張するために起きるもので、こちらも一時的なものであれば気にする必要はありません。
ニキビや脂漏性皮膚炎などの炎症は、皮膚にとっては傷ついている状態です。
そこへ紫外線や洗顔などの刺激が加わり、色素が沈着してしまうと皮膚に赤みが残り、顔が赤く見えてしまうことがあります。
まずは原因となっているニキビなどの症状を改善することが大切ですが、改善が見られない場合は皮膚科に相談しましょう。
常時赤く見える方は、皮膚自体が薄くなってしまっている可能性があります。
こちらは過度のスキンケアと、加齢による原因の場合があります。
こすり過ぎたりしていないか、スキンケアを見直すことから始めましょう。
お肌の赤みへの対策
先に述べた通り原因は幾つかありますが、共通して出来ることはスキンケアを正しい方法で行い、保湿ケアをしっかり行うことです。
ニキビなど肌トラブルを減らして原因を減らせますし、肌に物理的な負担をかけて肌を薄くすることを防いで健康な肌を取り戻すことにもつながります。
お肌のターンオーバーを促進して、お肌自体を生まれ変わらせることも大切です。
無理なダイエットは控え、ビタミンCやビタミンB類、良質なタンパク質をしっかり摂取できるようバランスよい食事を心がけましょう。
マッサージなどのお手入れで血行がよくしてあげることは、一時的な赤みを目立たなくすることにもつながりますし、お肌のターンオーバーにもよい影響を与えます。
それでも自分でできるケアではなかなか解決できない場合もあります。
皮膚科で診断を受けることで適切な処置がわかることもありますから、悩んでいたら受診、相談することも大切です。