リップクリームの基本ポイント

冬になると気になるのが唇の乾燥ですよね。
頼りになるのがリップクリーム。ですが、実はリップクリームにも種類があるって意識していましたか?
普段あまり意識しないリップクリームですが、基本的な使い方や注意点を押さえておきましょう。

リップクリームは大きく二種類に分かれます

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リップクリームを選ぶときに、どんな基準で選んでいますか?

せっかくだからちょっといいものをしっかり塗ろう、と考える人もいますが、正しく使わないとリップクリームも逆効果になるケースがあるのです。

リップクリームは大きく分けると、「予防」を目的にしたものと、「修復」を目的にしたものに分かれます。
「修復」を目的としたものは「医薬品」と記載されています。
こちらは既に荒れてしまった唇を修復するために、有効成分が配合されています。
荒れた唇を修復できる効果が期待できる反面、薬ですので使い方を間違えると副作用もありえるものです。
使用方法に従い正しく使用した上で、違和感を感じた場合はきちんと医師に相談するようにしましょう。

「予防」を目的としたものは、化粧品、または医薬部外品と表記されたものです。
こちらには修復のための有効成分は含まれていませんが、その分日常で使用することができます。
唇の乾燥を防ぎ、唇の荒れを「予防」するために使用しましょう。

リップクリーム使用時の注意点

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唇が乾燥していると、つい何度も塗りたくなりますが、過剰に使用することはNGです。

唇はただでさえ食事など刺激の多い箇所ですから、あまり負担をかけては逆効果になります。
塗る時は横にゴシゴシ移動させるのではなく、しわの向きに沿って縦方向に優しく塗ってあげて下さい。
また塗る回数も多くても一日に5、6度程度にとどめて下さい。
なるべく塗らなくても済むよう、自室では乾燥しづらい環境を作ってあげるなど生活改善を行うことも大切です。

唇のためにも、自分の状況に合ったリップクリームの選択、使用を意識していきましょう。

山﨑京子

自身の病気体験などから、医療案件を多く書いている傍ら、美容を趣味として楽しんできました。 美容は心身の健康につながる、という考えを軸に、美容情報を通じて皆さんの生活の楽しみや質が向上することを目指しています。