むしろ逆効果!?プロが教える“むくみ”やすくなる「夜のNG習慣」5つ
朝起きたら顔がパンパン!という人はいませんか? 冬より夏に増える、寝起きのむくみは、夏ならではの“夜のNG習慣”が響いているのかも。
よかれと思ったその行動も、かえってむくみやすくしているかもしれませんよ。
- 2017-07-13
- 坂本雅代
1.冷たい物の摂り過ぎ
暑くなり、冷たい飲み物やアイスが美味しい季節ですが、冷たいものの摂り過ぎもむくみの原因のひとつです。
内臓が冷えることで内臓機能が低下、体の外に出す力が弱くなり、体に余分なものを溜め込みやすくなります。
元々体が冷えやすい人は、飲み物はなるべく温めるのが◎。特に、夜寝る前の冷たい物は避け、胃腸に負担がかからないものを選ぶと、翌朝のむくみ度合いが変わってきますよ。
2.水分の摂り過ぎ
憧れのモデルさんがやっているから、体の中の巡りを良くしたいからと、“1日に2リットルのミネラルウォーターを飲む”ことを自分に課している人が時々います。
ただ、水分は飲むだけでなく、食べ物などからも摂取していて、1日中クーラーの効いた部屋の中にいて、特別な運動をしていない、そもそも冷え性で夕方になると脚がむくむ、という人には向いていないかもしれません。
水分は摂り過ぎても摂らなさ過ぎても“むくみ”の元。体が欲していないのに、お腹がチャポチャポになってまで飲むのは、かえって逆効果です。
モデルさんはワークアウトが日課で代謝が良く、飲んだ分、スムーズに排出されているんです。
3.着圧ソックスに頼り過ぎ
1日働いてパンパンの脚、着圧ソックスは強い味方ですよね。ギュッと圧がかかることで気持ちが良いし、脚がほっそりした気がしますが、根本的なむくみの解決にはなりません。
あくまでも、足先に溜まった老廃物を上へ流してくれる補助ツールとして考えましょう。
入浴をしてしっかり温まり、きちんとマッサージをしてリンパ節をほぐさなければ、翌朝に持ち越してしまう可能性が大。むくみが蓄積されることで、セルライトを作る原因にもなってしまいます。少し手をかけてあげるだけで、むくみもスッキリ、美脚を手に入れることができますよ。
4.お酒の飲み過ぎ
ビアガーデンなど、夜のお誘いが増える夏。暑くて喉も渇くし、ついついお酒を飲み過ぎることもありますよね。
お酒も飲み物なので、飲み過ぎはもちろん“水分の摂り過ぎ”になりますが、ビールやサワーを何杯も飲むと“冷たいものの摂り過ぎ”にも。
また、アルコールには利尿作用があり、体は脱水状態に。ここでアルコールを飲むことでまた利尿作用が起こり、脱水状態になった体は老廃物を含めていろいろなものを取り込んでしまうため、翌朝起きると喉はカラカラ、体はパンパンになってしまいます。
むくまないお酒の飲み方のひとつは、お酒と一緒にチェイサーを飲むこと。同量の水を飲むことで飲み過ぎも防げ、体の中のアルコール濃度も緩和してくれます。
5.夕飯は買って済ませている
忙しくてごはんを買って済ませる日もありますが、外食は味が濃い目で塩分が高めなものが多く、体がむくみやすくなってしまいます。
むくみたくない人は、お酒のおつまみになりそうなものは避け、なるべくシンプルに調理されたものを選びましょう。しっかり味がついたものは、塩分も高めのものが多いので気をつけて。
寝るまでに3時間を切る場合は特に、味付けの薄いものを選ぶようにすると、翌朝むくみにくくなりますよ。
むくみは女性にとって切っても切れない悩みのひとつ。体が内外から冷えやすい夏は、むくみやすい条件がそろっています。翌朝スッキリ目覚められるように、参考にしてくださいね。