甘いものがやめられない人は必見!“甘酒”の美容効果と飲むタイミングも

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甘いものがやめられない人は必見!“甘酒”の美容効果と飲むタイミングも

美容・健康効果がバツグンの甘酒。具体的な効果効能やおすすめの飲み方、飲むタイミングについて、管理栄養士の筆者がご紹介しています。
甘酒に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

甘酒が美容効果バツグンな理由

自然な甘味がクセになる、甘酒。甘いものがやめられない人は、甘酒を取り入れると良いかもしれません。

甘酒は、美容や健康に良いことで知られていますが、具体的にどのようなことが良いのでしょうか。まずは、甘酒の種類や効果効能について、解説していきましょう。

甘酒の種類

甘酒
出典:byBirth

甘酒は、原料によって大きく2種類に分けられます。

麹甘酒

米と米麹、水を使って作られているタイプの甘酒です。米麹と水だけで作られているものもあります。アルコールが含まれないため、子どもから妊婦さんまで、安心して飲むことができます。

麹甘酒には「コウジ酸」が含まれていますが、コウジ酸にはメラニンの生成を抑制する働きがあるため、シミを予防する効果が期待できます。

さらに、老化の原因物質であるAGEsの生成を抑制する効果もあるため、アンチエイジングにもおすすめです。

酒粕甘酒

酒粕と砂糖、水を使って作られているタイプの甘酒です。微量ではあるものの、アルコールが含まれています。お酒の風味が好きな人にはおすすめです。

砂糖が含まれるため、ダイエット中の人は麹甘酒のほうが向いているでしょう。

また、酒粕甘酒には「レジスタントプロテイン」が含まれているのが特徴的です。レジスタントプロテインは、血中のコレステロールを体外に排出する働きがあるのだそう。体内の余分な脂質が減るため、病気の予防&ダイエットにも効果的でしょう。

それぞれの甘酒に良さがあるため、「どちらが優れている」と言い切ることはできませんが、美容やダイエットに興味がある場合は麹甘酒、アルコールが好きで甘酒の効果も得たいという場合は酒粕甘酒を選ぶと良いでしょう。

甘酒の効果効能

甘酒の効果
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腸活効果

甘酒には、食物繊維やオリゴ糖が含まれています。食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなることで善玉菌を増殖させて、腸内環境を整える働きがあります。

一方、オリゴ糖は善玉菌であり、腸内を酸性に保つことで悪玉菌の増殖を防ぐ働きがあります。

腸内環境が整うことで、排便がスムーズになり、便秘を解消してくれますよ。

疲労回復効果

甘酒にはブドウ糖が豊富に含まれていますが、ブドウ糖は体内でエネルギーとして利用されやすいため、疲労回復効果が期待できます。

ブドウ糖は、脳のエネルギー源でもあるため、仕事や勉強に集中したいときにもおすすめですよ。

免疫力UP

栄養素の消化・吸収がスムーズにおこなわれるため、免疫力UPにもつながります。

また、腸には免疫細胞の大部分が存在しているため、腸内環境が整うことで、免疫力の底上げにもつながります。

美肌効果

甘酒に含まれるビタミンB群には、美容効果があります。

ビタミンB2は新陳代謝を促す働きがあり、ビタミンB6は肌や髪、爪などを健やかに保つ働きがあります。

おすすめの甘酒の飲み方

甘酒の飲み方
出典:byBirth

甘酒だけでも美容・健康効果が高いですが、食材をプラスすることでさらに栄養価を高めることができますよ。味も美味しくなるため、ぜひ参考にアレンジしてみてくださいね。

生姜をプラス

生姜には、血行を促す働きがあります。血行が良くなると、体の細胞に十分な酸素・栄養素が行き渡るため、代謝が良くなり、痩せやすくなります

生の生姜でも良いですし、すりおろしチューブの生姜をプラスしても、どちらでも美味しくいただけますよ。

牛乳 or 豆乳割り

牛乳や豆乳で割ると、甘酒がマイルドな味になるため、甘酒の甘さが苦手な人にもおすすめです。

牛乳や豆乳に含まれるタンパク質も摂取できるため、ダイエットにも美容にも効果的ですよ。

ココア割り

ココアには、カカオポリフェノールや食物繊維などの栄養素が含まれています。カカオポリフェノールは抗酸化作用があるため、アンチエイジングにおすすめ。リラックス効果もあるため、ホッと一息つきたいときにはココア割りにしましょう。

また、甘酒と同様、ココアにも食物繊維が含まれているため、腸活効果を高める飲み方になりますよ。

甘酒はいつ飲むのが良い?

いつ飲むのが良い?
出典:byBirth

美容・健康効果バツグンの甘酒ですが、いつ飲むのが良いのでしょうか?

朝食に

甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のエネルギー源であるため、朝食に甘酒を飲むと頭がさえて、仕事や勉強がはかどります。

日中は活動量が多いため、朝一番に甘酒を飲んでも、太る心配も少ないでしょう。

間食に

甘酒には疲労回復効果があるため、疲れが溜まってくる間食の時間に取り入れるのもおすすめです。

3時のおやつの時間は、脂肪を溜め込む作用がある「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質が最も少ないといわれています。太るリスクも少ないため、エネルギーを補給して、午後も快適に過ごしましょう。

甘酒を飲むときの注意点

注意点
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美容・健康効果が高い甘酒ですが、エネルギーや糖質もそれなりに含まれています。体に良いからと、たくさん飲んでいると、太る原因になることも。

そのため、1日にコップ1杯程度を目安に飲みましょう

いかがでしたでしょうか?

甘いお菓子がやめられないという人は、自然な甘味をもちつつ、美容・健康効果が高い甘酒を取り入れてみると良いかもしれません。

飲み方のアレンジも参考に、甘酒をキレイ&健康に役立ててみてくださいね。

甘いものがやめられない人は必見!“甘酒”の美容効果と飲むタイミングも

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naomiimai

naomiimaiフリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。