アンチエイジングに効果がある成分を大公開!
基礎化粧品を買うとき、何を基準に選んでいますか?ブランド?広告やCMを見て?もしかして衝動買い?皆さん、選ぶ基準は色々とあると思いますが、アンチエイジング路線で選ぶ際にオススメの成分をご紹介します。
- 2016-06-15
- 松澤ますみ
EGF(ヒトオリゴペプチド-1)
人の体内に元々存在し、53個のアミノ酸で形成されるタンパク質「グロースファクター(GF)」の一種で、皮膚再生因子とも呼ばれます。ヒトオリゴペプチド-1と表記されていることもあります。
加齢とともに減少し、乾燥やハリの低下、毛穴のゆるみなどの原因となります。いわゆる肌の老化にダイレクトにつながっていきます。EGFを化粧品から補給することで、年齢とともに低下する肌本来の力を助け、新しい細胞の生成を促進してくれます。
DMAE
サケやイワシ、アンチョビなどの食品に含まれる成分で、「脳の若返りサプリメント」と呼ばれています。このDMAFには、脳機能向上の他にも、肌を引き締め、シワを改善してくれる効果があるため、アンチエイジング成分としても注目されているのです。
たるんだフェイスラインをグッとリフトアップし、重力に負けないハリを与えてくれるため、EGFとともに2大アンチエイジング成分として人気を誇っています。
ヒト型セラミド
セラミドは肌の保湿機能の改善や、バリア機能の向上などの効果があるので、肌の乾燥とトラブルを防いでくれる成分です。また、アトピー性皮膚炎の予防や症状の改善にも効果があるとされています。このセラミドには、様々な型が存在するのですが、中でも注目なのがヒト型セラミドです。これは、人間の肌に存在するものと同じ構造を持っているもの。
だから、角質層まで自然に浸透し、肌本来の成分としてそのまま機能してくれるのです。つまり、保湿・保水力が極めて高いのです。アンチエイジング対策の中でも、特に乾燥によるお肌の悩みに対して、抜群の威力を発揮してくれる成分となります。
アスタキサンチン
抜群の抗酸化力を持つアスタキサンチン。そのパワーはコエンザイムQ10の1000倍。ビタミンEの500~1000倍。βカロテンの100倍とも言われています。こんな凄い抗酸化作用を持つアスタキサンチンは、カロチノイドの一種。エビや蟹、鮭やイクラなどの赤い部分に含まれる成分です。
日々減少していくコラーゲンやエラスチンの生成を助けることによる美肌効果。メラニンの生成を抑える働きによる美白効果。色素沈着を防ぐシミ防止など。アンチエイジングに嬉しい効果が山ほどあります。
プラセンタ
プラセンタというと、サプリメントやドリンクでの摂取が一般的ですが、スキンケア成分としても優秀なのです。というのも、プラセンタには、上記で紹介したEGFを含む他、様々なアミノ酸、活性ペプチドなど、アンチエイジングに効果の高い成分が多数含有されています。
また、プラセンタの主な効果として、しみ、シワ、肌のくすみ、毛穴の開きの解消。さらには細胞レベルの修復も期待できることから、軽い気持ちで試したら止められなくなったという人も多いようです。
毎日使う基礎化粧品ですから、成分に着目し選んでみたらいかがでしょうか?
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。