ツヤ肌とマット肌のメイクの違いとは?使い分けてオシャレの幅を広げよう!

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ツヤ肌とマット肌のメイクの違いとは?使い分けてオシャレの幅を広げよう!

ツヤ肌は、うるおいとツヤのある素肌感が特徴の肌です。対して、マット肌は、陶器のように滑らかですべすべな肌を指します。ツヤ肌とマット肌は「なりたい印象」「肌質」「季節」によって使い分けることをおすすめします。

メイクでできる肌には、ツヤ肌とマット肌とあります。多くの雑誌にもそれぞれのメイク法について紹介されています。しかし雑誌を見ても、ツヤ肌とマット肌では何がどう違うのかよくわからないという人も少なくありません。

本記事では、ツヤ肌とマット肌のメイクの違いと使い分け方ついて中心に説明します。ツヤ肌とマット肌は、「なりたい印象」「肌質」「季節」によって使い分けることをおすすめします。

ツヤ肌とマット肌について

ツヤ肌とマット肌について
出典:byBirth

メイクでできる肌は、ツヤ肌とマット肌の2つに分かれます。ここでは、ツヤ肌とマット肌の「特徴」と「使い分け方」について説明します。

ツヤ肌とマット肌の特徴

ツヤ肌とマット肌は、見た目も印象も異なります。ここでは、それぞれの肌について特徴を説明します。

ツヤ肌

ツヤ肌は、素肌感のあるナチュラルな肌のことを指します。

肌の内側から発光しているように明るく、頬や額などに適度にツヤ感があり、うるおいとハリを感じさせる肌です。そのため、肌の水分量と油分量の多い、10~20代の若い世代の肌の印象に近くなります。

マット肌

マット肌は、陶器のように滑らかですべすべな肌を指します。

毛穴をしっかりとカバーして肌の凹凸をなくすため、キメが細かくなり美しい見た目になります。ツヤ感を抑えることで、落ち着いた印象になり大人っぽい雰囲気になります。

ツヤ肌とマット肌の使い分け方

ツヤ肌とマット肌では、印象が大きく変わるため、上手な使い分けが重要です。「なりたい印象」「肌質」「季節」の3つで使い分けるようにしましょう。

ここでは、3つの使い分け方についてそれぞれ紹介します。

なりたい印象によって使い分ける

ツヤ肌にするか、マット肌にするかは、自分がなりたい顔の印象で使い分けましょう。

ツヤ肌は、素肌に近いメイクでうるおいやハリ感を出すため、健康的でフレッシュな印象にしたい場合におすすめです。遊びなどのカジュアルな場に相応しい肌でもあります。

一方、マット肌は、しっかりメイクできめ細やかな美しい肌なので、上品で洗練された印象にしたい場合におすすめです。パーティーや、仕事などの畏まった場に適した肌といえるでしょう。

肌質によって使い分ける

ツヤ肌かマット肌にするかは、自分の肌質にあわせて使い分けをします。

例えば、乾燥肌の人は、ツヤ肌を選ぶことをおすすめします。ツヤ肌は、肌を十分に保湿してつくるので、乾燥肌のケアに役立ちます。

一方、脂性肌の人は、マット肌を選ぶとよいでしょう。マット肌は、パウダーを使うことで皮脂を吸着するため、脂性肌の余分な皮脂分泌を予防できます。

肌質の欠点を補うメイクを選べば、肌状態が整いメイク崩れしない肌を保てるようになります。

季節によって使い分ける

ツヤ肌とマット肌は、それぞれに相応しい季節があります。

ツヤ肌は、1年の中でも春や夏に合うメイクです。なぜなら、春夏は洋服が薄く、色も白っぽいので、メイクもライトなものがよく合うからです。逆に、しっかりメイクのマット肌は、春夏のファッションには重たく感じ、メイクが浮きます。

マット肌は、秋冬のメイクに選ぶようにしましょう。秋冬は、洋服が厚手で原色のものが増えるため、しっかりメイクのマット肌によく合います。

ツヤ肌とマット肌のメイク方法

ツヤ肌とマット肌のメイク方法
出典:byBirth

ツヤ肌とマット肌では、メイク方法が異なります。ここでは、それぞれの肌のメイク方法について紹介します。

ツヤ肌のメイク方法

ツヤ肌のメイク方法
出典:byBirth

肌をツヤ肌にするときは、適度なツヤとハリ感をベースメイクでつくります。

ベースメイクで使用するアイテムは次のとおりです。

  • 保湿力の高い化粧下地
  • リキッドファンデーションかクッションファンデーション
  • フェイスパウダー
  • クリームタイプのハイライト

ツヤ肌ベースメイクで使うコスメは保湿成分配合のものや、油性成分の多いクリームやリキッドタイプを中心に使いましょう。

うるおいが不足して肌が乾燥すると、余分な皮脂が出て顔全体が光るテカリ肌になります。保湿効果の高いアイテムでうるおいを与えることで、皮脂の過剰分泌を予防し、適度なツヤ感とハリ感を出すことが大切です。

ベースメイクの手順は次のとおりです。

  1. 基礎化粧品で肌を十分に保湿する。
  2. 化粧下地を両頬、鼻、額、顎先に分けてのせ、肌の内側から外側に向かってのばす。
  3. ファンデーションも下地と同様に塗る。
  4. フェイスパウダーをブラシにとり、肌全体に薄く塗る。
  5. ハイライトを目のCゾーン、鼻筋、口、顎に塗る。

ツヤ肌メイクは、基礎化粧品でしっかり保湿することから始まります。しっかりと保湿すると水分と油分のバランスが整い、皮脂の分泌を抑えるためテカリ肌を予防できます。

また、フェイスパウダーについては、多く塗りすぎるとファンデーションや下地でつくったツヤ感が消えるため、使う量は少量にしましょう。ブラシを使うと、余分な粉を落とし厚塗りの予防ができるのでおすすめです。

マット肌のメイク方法

マット肌のメイク方法
出典:byBirth

マット肌は、ベースメイクで肌の凹凸をなくすことが重要です。

ベースメイクで使用するアイテムは次のとおりです。

  • 皮脂崩れ予防タイプの化粧下地
  • コンシーラー
  • パウダーファンデーション

下地やコンシーラーは、カバー力があり肌色を均一に整えてくれるものを使いましょう。また、皮脂吸着効果のあるものであれば、過剰な皮脂分泌を抑えて化粧崩れも防げます。

パウダーファンデーションは、粒子が細かいタイプのものを選ぶと、毛穴をくまなく隠してキメ細やかな肌をつくれます。

ベースメイクの手順は次のとおりです。

  1. 基礎化粧品で肌を十分に保湿する。
  2. 化粧下地を両頬、鼻、額、顎先に分けてのせ、肌の内側から外側に向かってのばす。
  3. Tゾーンや顎先に重ね塗りする。
  4. 毛穴、シミなどをコンシーラーで隠し、肌色を均一にする。
  5. パウダーファンデーションをパフを使って肌全体に広げる。

皮脂崩れ予防タイプの下地は、Tゾーンや顎先など皮脂分泌の多い部分にはとくにしっかり塗るようにしましょう。こうすることで、化粧崩れを防ぎ、サラッとしたマット肌が長時間続きます。

また、肌色全体を均一にするため、トラブル部分はコンシーラーで消します。コンシーラーを塗った後は、肌との境目を指の腹を使ってぼかすと自然に仕上がります。

パフでパウダーファンデーションを塗るときは、顔の中心から外側に向かって一気に滑らせると、ヨレずに綺麗に仕上がります。

まとめ

ツヤ肌マット肌
出典:byBirth

ツヤ肌は、うるおいとツヤのある素肌感が特徴の肌です。対してマット肌は、陶器のように滑らかですべすべな肌を指します。

ツヤ肌とマット肌は「なりたい印象」「肌質」「季節」によって使い分けることをおすすめします。ツヤ肌は、保湿力の高いコスメを使ったベースメイク、マット肌は、カバー力と皮脂吸着力のあるコスメを使ったベースメイクで作ります。

ツヤ肌とマット肌のメイクを上手に使い分けて、オシャレの幅を広げましょう!

ツヤ肌とマット肌のメイクの違いとは?使い分けてオシャレの幅を広げよう!

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KOROTKMN

美容ライター。
日本化粧品検定1級、JMAメイクアップ技術検定取得済。
コスメが好きで、レビューを中心に記事を執筆しています。