女性ホルモンを整えて不調知らず!?「マカ」の効能とは?マカの取り入れ方!
近年、更年期対策に注目されているマカ。更年期対策だけでなく、アンチエイジングやストレス対策にも良いといわれています。
マカのはたらきや、日常生活にマカを取り入れる方法やレシピについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 2020-02-22
- naomiimai
マカとはどんな食品?
マカは、アンデス山脈で栽培されているアブラナ科の球根野菜で、カブのような見た目をしています。過酷な環境で栽培されていることから、栄養豊富といわれています。
これまで、マカといえば精力剤として有名でしたが、その栄養価の高さから、近年は美容や健康に興味のある女性にも注目されています。
マカは一般的には、粉末状のものやカプセル状になったものが多いです。粉末状のものは料理にも取り入れやすいため、後ほど簡単なレシピをご紹介します。カプセル状のものは、手軽に摂取できるというメリットがありますね。
では、次にマカのはたらきについてご紹介していきます。
マカのはたらきとは?
女性ホルモンのバランスを整える
男性ホルモン、女性ホルモンのバランスを整えるため、以下のようなはたらきがあります。
マカには、女性ホルモンと似た構造の植物性エストロゲンが含まれています。
- 更年期対策にもマカはおすすめ
- 更年期症状を良くする
- ホルモンのバランスを整えることで、自律神経を整える
若い人にも!
近年、更年期の年齢ではない若い女性でも、更年期のような症状が出ることがあります。“プレ更年期”と呼ばれ、ストレスから起こると考えられています。そのような場合にも、マカの効果は期待できるという報告があります。
若い内からストレスや更年期対策をしっかりしておくことが大切ですね!
アンチエイジングにも◎
また、成長ホルモンの分泌を促進するはたらきがあるといわれています。成長ホルモンは、若返りホルモンとも呼ばれる、アンチエイジングには欠かせないホルモンです。
ストレスがたまっている人にも◎
- ストレスや疲労の回復
- 不足しやすい栄養素を補給することで、免疫力UP
などの効果も期待できます。
その他にも、冷え性の改善や妊活、集中力UPなどの効果も期待されています。年齢とともに体にさまざまな不調があらわれますが、マカで不調を吹き飛ばしましょう!
マカの成分
マカには、以下のような栄養素が含まれています。
- ビタミンB群
- ビタミンE
- 必須アミノ酸
- 鉄
- 亜鉛
- サポニン
鉄が不足気味である女性も多いですよね。アミノ酸もビタミンも含まれていて、手軽に不足しがちな栄養素を補給できるのは嬉しいですね。
ビタミンEには、血流を良くするはたらきがあるため、冷え性対策にも良いですね!
どんなマカを選べば良い?マカの選び方
マカは、アンデス山脈という過酷な環境で育つため、栄養価が豊富といわれています。したがって、生産地を確認してから購入するのも良いでしょう。
近年は、国産のマカも売られていて、品質や安全性が高いことから人気です。品質や安全性が気になる人は、国産のものを選んで試してみましょう。
産地が記載されていないものは避けると良いでしょう。
マカはどのように摂取すれば良い?簡単レシピもご紹介!
粉末のものであれば、ヨーグルトやスープに混ぜて美味しく食べることができます。いつもの食事にプラスするだけで、マカの栄養を摂取できるのは嬉しいですね!
マカの摂取量は、粉末タイプのものもカプセルタイプのものも、商品のパッケージに記載されている量を守って摂取してみてくださいね。
では、マカを使ったレシピをご紹介します。
マカスムージー
(材料・1人分)
豆乳 120ml
ココナッツオイル 大さじ1
マカ(粉末) 小さじ2/3
バナナ 1本
小松菜 1株
(作り方)
- 材料をすべてミキサーにかける
- お好みで、レモン汁を絞っても◎
マカ入りチャーハン
(材料・1人分)
卵 1個
ごま油 少々
蒸し大豆 30g
長ねぎ 5cm
マカ(粉末) 小さじ2/3
中華スープの素 小さじ1
ご飯 1膳
生姜 少々
塩・こしょう 少々
青ねぎ お好みの量
(作り方)
- 長ねぎはみじん切りにしておく
- 油をしき、フライパンをあたため、卵をいれる。半熟状にして、一度皿に取り出す
- 2に長ねぎ、生姜、大豆を加えて炒める
- あたためたご飯を加え、中華スープの素とマカを入れて炒める
- 最後に卵を戻し、風味をつけるためにごま油を一回しして出来上がり
大豆は、イソフラボンも含まれていて女性に嬉しい食品です。マカと大豆の組み合わせで、ヘルシーなチャーハンが出来上がります。
いかがでしたでしょうか。なんとなく体の不調が続いている人や、女性ホルモンのバランスが乱れていると感じる人は、マカを摂取してみてくださいね。
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元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。