どんなオイルよりもダイエット向き!?MCTオイルって何!?食事への取り入れ方もご紹介!

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どんなオイルよりもダイエット向き!?MCTオイルって何!?食事への取り入れ方もご紹介!

今、注目されている「MCTオイル」。一般的な油は、長鎖脂肪酸が多いですが、MCTオイルは中鎖脂肪酸という、分子の長さが半分の脂肪酸が100%!エネルギー源となるため、脂肪になりにくいといわれています。
ダイエットにはもちろん、健康管理にも良いとされているMCTオイル。食事への取り入れ方などもご紹介しています!

近年、注目されている「MCTオイル」。ダイエットにも良いといわれていますが、一体何が普通の油と違うのでしょうか?

なぜダイエットに向いているのか、MCTオイルの取り入れ方についてもご紹介します!

MCTオイルってどんな油!?普通の油と何が違う?

普通の油と何が違う?
出典:GODMake.

MCTとは、「中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)」が100%成分であるオイルのことです。ヤシ科の植物の種子に含まれる、天然成分です。

これに対して、一般的な油は「長鎖脂肪酸」が成分であることが多いです。

どんなものに含まれている?

ココナッツオイルやバター、パームオイル、母乳の中に含まれています。普段から、私たちの生活に馴染み深いものに含まれているのですね。

特徴

1. 大豆油やなたね油など、一般的に使用されている油に比べ、分子の長さが半分

分子が短いので、水になじみやすいため、分解されやすい=代謝されやすいです。代謝されるスピードは、なんと一般的な油の約4~5倍!

2. 体内で短時間でエネルギーとして使われる

一般的な油の成分である長鎖脂肪酸は、中性脂肪に分解され、その後にエネルギーになるか、または脂肪として蓄えられます。

3. 成分の100%が中鎖脂肪酸

ココナッツオイルは、約60%が中鎖脂肪酸でできていますが、MCTオイルは100%が中鎖脂肪酸でできています。

MCTオイルがダイエットに向く理由とは?

MCTオイルがダイエットに向く理由とは?
出典:GODMake.

中鎖脂肪酸は吸収後、約3時間後にもっとも分解され、エネルギーの供給源となります。長鎖脂肪酸は、分解されるのに3時間以上、時間がかかります。

「太る」ということは、「脂肪として蓄えられる」ためです。すぐにエネルギー源となり燃焼されるため、太りにくいわけです。

また、MCTオイルはダイエットに向きますが、油は油です。「腹持ちが良い」という点においても、ダイエットに向いているオイルといえます。

MCTオイルが危険、と見かけるけれど、真相は?

MCTオイルが危険、と見かけるけれど、真相は?
出典:GODMake.

MCTオイルは、摂りすぎると、

  • 下痢
  • 腹痛
  • 吐き気

などの症状が出る場合もあります。

また、脂肪として蓄えられにくいとはいうものの、長期間、毎日摂ると肝臓に脂肪がたまる、という報告もあるため、摂りすぎないようにしましょう。

ダイエットに向くオイルとはいえ、やはり「油」であることには変わりありません。一度に大量に摂取するのではなく、毎日、少量を摂取するほうが良いといわれています。

目安は、「1日にスプーン1~2杯」程度にしましょう!

日常へのMCTオイルの取り入れ方をご紹介!

日常へのMCTオイルの取り入れ方をご紹介
出典:GODMake.

どこで手に入る?

通販サイトで、さまざまな種類のMCTオイルが販売されています。液体タイプだけでなく、サプリメントのように錠剤になったタイプもあります。

どんなMCTオイルがおすすめ?

MCTオイルは、ココナッツやバター、パームオイルなどに含まれていますが、なるべくココナッツオイルから抽出されたものを選ぶようにしましょう。熱に強いため、酸化しにくい、といわれています。

保存方法は?

MCTオイルは基本的には酸化に強く、劣化しにくいので、常温保存ができます。(※直射日光は避けましょう)

それでも気になる人は、遮光瓶のタイプを選ぶようにしましょう。

簡単にMCTオイルを日常生活に取り入れよう!

サラダにかける

例えば、いつもドレッシングをかける場合、MCTオイルに変えてみるだけ!食べにくいと感じた場合、ドレッシングと半々にしても良いでしょう。

コーヒーに入れる

よく見かける方法ですが、手軽にMCTオイルを摂れるのでおすすめです。バターコーヒーのような感覚で飲めます。

コーヒーなど、味が濃い飲み物は特に違和感なく飲めるので、試してみる価値あり!

料理にいれる

料理に使うといっても、「加熱しないこと」が大事です。MCTオイルは、普通の油に比べると低い温度で煙が出るので、加熱はNGです。

炒めものや、蒸し物を作り、最後にMCTオイルをひとまわし入れるのがおすすめです。パスタを作った後にかけたり、お浸しにかけるのも◎

個人差はありますが、ココナッツオイルなどよりも臭いがないため、摂りやすい、という人も。自分に合った方法で、少しずつ取り入れてみると良いでしょう。

まとめ

普通の油に比べてエネルギーとなるのが早く、脂肪になりにくいMCTオイル。

摂りすぎには注意が必要ですが、ダイエット中、油を気にしてしまう人は、取り入れてみてはいかかでしょうか。慣れるまでは、スプーン小さじ1杯程度から始めることをおすすめします!

どんなオイルよりもダイエット向き!?MCTオイルって何!?食事への取り入れ方もご紹介!

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naomiimai

naomiimaiフリーランス管理栄養士

元病院勤務の管理栄養士。栄養指導、チーム医療、献立作成、学会発表など管理栄養士業務を経験。妊娠を機に退職、現在はフリーランスで1児の母。 糖尿病療養指導士、サプリメント管理士の資格有り。 根拠のある「内面からの美容」の情報をお届けいたします。