働く女性共通の職業病?!肌やシルエットを“ブス”にする身体の悩みが30代になり慢性化していると気が付いた【30代のリアル美容#11】

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働く女性共通の職業病?!肌やシルエットを“ブス”にする身体の悩みが30代になり慢性化していると気が付いた【30代のリアル美容#11】

これまでの【30代のリアル美容】でも書いているように、私は美容に関する事柄をたくさん実行しています。そしてその結果、(お世辞かもしれないけれど)実年齢より若く見てもらえることが多いです。だけど、それは取り繕った表面だけの話。

身体の中は着々と年齢を重ねているようで、自然治癒力は年々低下中。肌やボディシルエットをおブス化してしまう上に身体もつらい、肩こりや足の浮腫みが慢性化しています。回復速度より毎日の蓄積の方が勝ってしまい、良くなる未来は見えてこない…!

「このままではどんなに外側を磨いても、内側から整えていかなければ自転車操業ではないか!」そう思った私は、「自分の悪い生活習慣」を元に、「働く女性の現状」を考えてみることに。毎日の生活習慣、あなたはどうですか?まだ慢性化した身体悩みを感じていない実年齢(体内年齢)20代の方も、今から挙げる習慣に心当たりのある方は要注意。私のように、体内から老いとおブス化が始まってしまうかも?!

働く女性の現状① デスクワークが招く職業病

デスクワークが招く職業病
出典:GODMake.

多くの女性が行っている仕事。それは「デスクワーク」。私たち美容エディター/ライターも、執筆や原稿の確認をするのが仕事のため、1日の多くの時間をPCの前に座って過ごします。

長時間同じ姿勢(しかも、足を組んだり猫背だったり)で過ごし、PCを見つめる“目”も酷使するデスクワークは、性別を問わずほとんどの働く現代人が共通で毎日行っていること。だけどこれ、当然ながら健康にも美容にも良い影響はほぼないと言えるでしょう。

健康被害:首や肩こり・腰痛・骨盤の歪み・浮腫み

デスクワークが招く健康被害でメジャーなのが、肩や首のこり。また、あまりにそれがひどすぎて気が付いていない人も多くいると言われているのが腰痛です。

さらには、長時間同じ姿勢でいることや、高さの合わない椅子により太ももが圧迫されること、足を組む癖などで、骨盤の歪みや浮腫みが発生します。

肩や首が重たくて「どこかに置いて来たい」と思うこと、ありませんか?腰が痛くてコルセットが必須になってはいませんか?痛みを感じなくても、骨盤が歪んでいたり足が浮腫んでいたりするのも、ジワジワを身体を痛めつけています。

美容被害:首が短くなる・背中に“二人羽織”感が出る・下半身太り

肩や首のこりは、見た目も悪くしています。首が短いと悩んでいるそこのあなた!こりが改善したら、実は長いかもしれません。なで肩なわけではないのに首から肩へかけてのラインがハンガーのようなシルエットになっている方は、恐らくこりのせい。

また、首から背中にかけてのシルエットも大丈夫でしょうか?自分で自分の背中を見ることはなかなかないけれど、じっくり観察してみると、「あれ?!背中に何か乗ってる?!」なんて驚いてしまうかも。その姿はまるで「二人羽織」です。

その他、骨盤の歪みや足の浮腫みが、下半身太りの原因になるというのはメジャーな話。

働く女性の現状② ハイヒールでの立ち仕事/外出が招く職業病

ハイヒールでの立ち仕事
出典:GODMake.

営業職の方や接客業の方は、ヒールの靴で長時間立っていることが多いですよね。これも、女性の身体を苦しめる原因の一つ。美容エディター/ライターは取材にも行きます。1日に複数件回る際は、後半、足の指が取れたかと思うほどの痛みに襲われることも。パンプス廃止を求める「#KuToo」なるハッシュタグが話題を集めているのも頷ける辛さです。

だけど、それでも辞めないのは自己満足。美容の発表会はラグジュアリーなホテルでやることが多いため、スニーカーでは行けない。いや、行きたくない。それに、日本人ってどんなに脚が長い人でも(※私は長くない)膝下が短いので、フラットシューズだと全身のバランスが不格好になりがち。

となると、ついつい美容目的でヒールを選び、それが美を損なうという悪循環に。

健康被害:浮き指・外反母趾・内反小趾・マメ・浮腫み…

指先がスリムな靴やヒールの高い靴は、浮き指・外反母趾・内反小趾など、足指のトラブルの原因に。そして、それらが原因でマメが発生します。

さらにヒールの高い靴は、つま先重心・膝の裏が縮みこわばるなどの問題が。これらは老廃物やリンパ液などの循環を妨げ、足を浮腫ませます。

美容被害:足が太くなる・歩き方がスマートではなくなる

足が浮腫むと、当然ながら足の形が悪くなります。太さが出るのみでなく、足首や膝のくびれが目立ちにくくなり、美脚とはかけ離れたシルエットのできあがり。

また、かかとに重心が乗らず安定しないため、歩くときに常に膝が曲がってしまうなど、格好悪い歩き方になってしまいます。加えて、足が痛くなった夕方は、さらに変な歩き方をしていませんか?

働く女性の現状③ 忙しさと集中が招く職業病

忙しさと集中が招く職業病
出典:GODMake.

そして最後はこれ。何かと忙しい現代人は、集中をしていたり仕事のキリが悪かったりすると、お手洗いのタイミングを逃しがち。また、商談や移動などが続き、つい我慢をしてしまうことも。お手洗いを我慢するというのは、「老廃物を体内に溜め込む」究極に謎の行為です。

加えて、多忙を極める方は食事や睡眠などの基本的生活習慣が乱れてしまうもの。

健康被害:膀胱炎・食生活の乱れ・睡眠不足

自分のタイミングでお手洗いに行けないとなると、真っ先に浮かぶのが「膀胱炎」。私は今のところ未経験ですが、学生時代に販売のアルバイトをしていた友人数人が悩まされていました。

また、きちんと休憩を取る時間がなく、デスクにて片手で食事をしながら仕事をするなどしている方、決まった時間に食事を取ることのできない方、夜遅い時間に食事をすることが多い方などは、それに伴う問題が起きてはいませんか?

夜遅く寝て朝早く起きる等、睡眠時間の短さもすべての不健康の原因に。だけど…「忙しい」と仕方のないことばかりなのですよね。

美容被害:肌荒れ・浮腫み・太る・痩せすぎる

お手洗いに行く回数が少ないと、老廃物が体内に溜まってしまうため、肌荒れや浮腫みなど美容面でも良くないことばかり。美容を考えるのならば、水分をしっかりと摂り、お手洗いの回数を増やして欲しいくらいです。

また、食生活や睡眠の乱れは、太る・痩せすぎるなどの体型や、肌荒れなど見た目的にも最低最悪な出来事を起こします。

職業病は直すのが難しい!改善して健康美人になるためには?

職業病は直すのが難しい
出典:GODMake.

ここまでで挙げた悪しき生活習慣たち。良くないとはわかっていても、文字通り「職業病」である以上、原因を完全に無くすのは、転職や休職でもしない限り無理に近いはず。

PCに向かう時間は増やせても減らすことはできないし、仕事の時の足元にどれだけ自由が利くかも職業次第。お手洗いや食事、睡眠も、意識はできるけれども限界はある。

このままではどんどん歪みが生じて、健康も美容も問題が起きていくばかり!内側から整えるためにはどんなことが必要なのか・できるのか、次回はそれについて考えてみます。

働く女性共通の職業病?!肌やシルエットを“ブス”にする身体の悩みが30代になり慢性化していると気が付いた【30代のリアル美容#11】

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橘 美波 byBirth編集部

橘 美波 byBirth編集部byBirth編集部 マネージャー

1986年生まれ。立ち上げ時よりbyBirth(旧GODMake.)へ携わり、大好きな美容・コスメを仕事に。 30代の働く女性ならではの独自の美容法や、話題の美容情報をリアルな目線で配信。