それ顔のむくみとシワの原因かも、枕の正しい高さを知り快眠する方法とは
良い睡眠は明日の綺麗を作ってくれますが、良い眠りは出来ていますか。朝起きた時に肩こりがあったり、疲れが残っていたり、顔がパンパンになっていたりなど、起床時にこれらの症状が見られるなら、枕に問題があるかもしれません。
翌日もスッキリ目覚めましょう。枕の正しい高さを知り、快眠する方法をご紹介します。
- 2019-02-17
- nin
質の良い睡眠を取る為に欠かせないアイテムと言えば、心地よい枕ですよね。ただ、朝から疲れが残っていたり、肩こりがあったり、顔が浮腫んでしまったりはしていませんか。もしかすると、その原因は枕の高さに問題があるかもしれません。
枕が高すぎると首のしわを作る原因にもなりますし、低すぎると翌日に顔がパンパンに浮腫んでしまったりと、意外にも枕の高さは美容面にも関係してくるのです。
理想的な高さが定かではない為、どのぐらいがベストなのかわからないと言う人も多いかもしれませんが、わからないまま寝ていると、深い眠りが出来ず翌日に疲れを残してしまう可能性があるでしょう。
枕との相性
- 肩こりや首こり
- 顔のむくみ
- 夜中に何度も目覚める
- いびきをかく
- 寝た時に首がスッと伸びていない
- 仰向けが辛くて横向きで寝る癖がある
- 枕の上に手を添えて寝る
このように睡眠時に心地よいと感じていない事が思い当たる人は、枕の高さが高すぎるか、もしくは低すぎるかのどちらかの問題があるかもしれません。
高すぎる場合
いびきをかきやすかったり、頭痛がある人は、枕が高すぎる可能性があります。枕が高いとどうしても顔が下にうつむいている状態になる為、寝ている間に気道を圧迫させやすくしてしまい、いびきをかきやすくさせてしまうのです。
そしてさらには枕が高すぎる事によって、筋肉が緊張し血液の流れを悪くさせてしまい血行不良を起こしてしまったり、神経も圧迫されやすくなる為、頭痛までも引き起こす事があるのです。そして何より、一晩中顔が下にうつむいていると、首のしわを作る原因にもなってしまいます。
低すぎる場合
低すぎてしまうと、血液や老廃物は高いところから低いところへ流れてしまう為、顔に老廃物が溜まりやすく、朝起きた時には顔がパンパンに浮腫んでしまっていたり、血行が悪いので化粧ノリまでも悪くしてしまう事があります。
もちろんこれらの他にも、低すぎる枕は肩こりや首こりの原因にも繋がる為、どれだけ早く寝ても朝スッキリと目覚める事が難しくなってしまうでしょう。
枕で快眠
枕の正しい高さ
枕の正しい高さは人によって違い、○○cmが理想だというのはありません。ただ、寝た時に心地よいと感じられたり、寝返りが打ちやすかったり、翌日スッキリと目覚められているなら、枕が正しい高さであると言えるでしょう。
寝ている間も体に負担をかけない為に、正しい寝姿勢で寝る必要があります。その正しい寝姿勢というのは、真っ直ぐ立っている状態の正しい姿勢を横向きにした状態の事なのです。
日頃から前のめりな姿勢で猫背であったり、ストレートネックになっている人は、正しい姿勢が出来ていない為、首に負担をかけてしまい、気付かない内に、首こりや肩こりを引き起こしてしまいます。なので、立っている時と同様に正しい寝姿勢が取れていないと、寝ている間にも首こりや肩こりを引き起こしてしまうのです。
このように寝姿勢を正しくする事は、首の頚椎と背骨の負担を軽減する為、寝ている間も体がリラックス状態となり、自然と肩こりなどの問題が解消されるでしょう。
理想的な高さ
横向きになった時に、頚椎がまっすぐ床と平行になっている状態が理想的です。ただ、分かりにくいのであれば、寝た時に目線が真上に向いているか、やや5度前後程下に向いている状態を目指すようにしましょう。
もしも高すぎる枕であれば、目線が自然と足元を向いてしまい、低すぎる枕であれば、目線が頭よりも後ろの方に向いてしまいます。
首のカーブに負担をかけない
枕は頭だけを乗せる為ではなく、首のカーブも埋める必要があります。なので、首のカーブとマットレスの隙間がないかどうか確認してみましょう。
隙間を埋めると、寝ている間に安定感がある為、身体の負担も減り、自然と身体がリラックス状態になります。ですが、首とマットレスの間に隙間があると、一晩中、首や肩の筋肉が緊張状態になってしまう為、起床した時に痛みを感じてしまう事になります。そうならない為にも、頭を乗せるだけではなく、極力マットレスとの隙間を埋めるよう工夫をしてみましょう。
タオルを使ってみる
枕の高さがあっていないのであれば、バスタオルを使って代用してみましょう。バスタオルの長い辺を半分に折り、さらにまた長い辺を半分折ると、小さな長方形の形になります。そして、端からコロコロとバスタオルを丸めてみましょう。
もう少し高さが欲しい場合はタオルを重ねてみたり、低くしたい場合は丸める作業を途中でやめてみたりと、自分に合うようタオルを調節してみましょう。タオルを使用すると、沈む心配もなく、自分の好みに合わせる事ができ、マットレスとの隙間も埋める事が出来るのでオススメです。
自分に合う枕は明日の自分を元気に目覚めさせてくれます。たとえそれが旅先であっても自分に合う枕の高さを知っていれば、快適に目覚める事が出来るでしょう。