冷え対策ごはんでポカポカに♪夏の冷えを乗り切るなら温スープを食べよう
夏でも体の冷えを感じる人が増えています。効き過ぎの冷房・冷たい飲み物・薄着など、暑い夏ならではの要因が体を冷やしてしまいます。冷えは万病のもとと言われる通り、さまざまな不調を呼び起こしますよ。冷え対策ごはんでポカポカ対策はじめましょう!
- 2018-07-11
- 森本悠希
本当にこわーい体の冷え
体の冷えはさまざまな不調を引き起こします。主な症状をチェック!
- 頭痛
- 肩こり
- 倦怠感
- 肌荒れ
- 風邪をひきやすい
- 便秘・下痢
- 食欲がわかない
- むくみ
- 不眠
- 生理不順・ひどい生理痛
あなたの慢性的な不調は、冷えが原因かもしれません。冷えは病気のサインとも言われているので、早めの対策が○。
昨今、“温活”や“冷え取り”という言葉を耳にする機会が増えました。身体を温めるメソッドを紹介する雑誌や、冷え対策グッズが多く登場していますが、手軽にポカポカ対策をしたいという人は、食生活から見直してみましょう。
冷え対策ごはんでポカポカボディに
気温が上がり、薄着・エアコン・冷たい飲み物が恋しくなる夏。汗ばむほど暑いからと油断していると、体の中が想像以上に冷えていたなんてことになりかねません。
冷え対策ごはんで、体のポカポカレベルをキープしましょう。
体を温める食材
土の中で育った食べ物、生成されていない食べ物は体を温める食材とされています。
- 根菜類(ごぼう・人参・いも類・レンコンなど)
- 玄米・雑穀・三温糖・はちみつ
その他、発酵食品や乾物や海藻類、大豆製品なども○。
- 納豆・味噌・醤油
- 切り干し大根・干し芋
- 昆布・わかめ
- 豆腐・油揚げ・豆乳
体を冷やす食材の代表格は、夏に旬を迎える野菜や南国で育った果物です。
とはいえ、旬の野菜は栄養もたっぷり。「体を温める食材だけを食べる」のではなく、温と冷のバランスを考えるのが大切です。
冷え対策ごはんのポイント
3つのポイントを押さえておきましょう。
食べ方
「よく噛んで食べる」が基本です。食事による熱生産がUPするというデータも報告されています。時間がないからと、慌ただしく食事をすると咀嚼回数が減ってしまいます。ゆとりあるごはんタイムを過ごしましょう。
また、忙しいからと朝食を抜いているなら見直しを!寝ている間は体温が下がり、体が冷えた状態に。朝食は体を温めて、活動スイッチをオンにする役割があるので、必ず食べるよう心がけてくださいね。
食材選び
体を温める食材・冷やす食材を全部覚えるのは大変!そんな人は、2つの栄養素を基本にメニューを考えましょう。
【たんぱく質(肉・魚・大豆製品)】
筋肉量が低下すると、体の熱生産量が低下します。筋肉量をキープするためにもたんぱく質を摂るようにしましょう。
【ビタミン・ミネラル(野菜・海藻)】
たんぱく質を体内でエネルギー変換するために必要です。
調理方法
サラダや冷やし○○のように、冷たいまま食べるメニューはNG。夏は冷たいメニューが恋しくなりますが、そこはぐっと我慢です。また、夏は汗で水分が奪われやすいので「温かい&水分」を意識しましょう。
温スープを定番メニューに
温かくて水分がとれるメニューといえば「温スープ」。肉類や野菜たっぷりの具だくさん温スープなら、冷え対策だけでなく健康・美容面でも良いことづくしです。毎食とりいれて、1日中冷えない体をキープしましょう。
根菜たっぷりポカポカスープ
基本の根菜スープのレシピを紹介します。
【材料(4人分)】
- 人参 1/2本
- ごぼう 1/2本
- じゃがいも 2個
- 大根 1/4本
- 玉ねぎ 1/2個
- 好みの肉類 150g~200g
- 水 400cc
- コンソメ 大さじ1
- みりん 大さじ2
- 塩 少々
かぼちゃやねぎ、しいたけなどお好みの食材をプラスして、好みのスープを作りましょう。
【作り方】
- 野菜と肉を食べやすい大きさに切る
- 鍋に油をひいて、肉を炒める
- 野菜(大根以外)を入れて焦がさないように炒める
- 玉ねぎが透き通ったら、大根と水とコンソメを入れて中火で煮る
- 材料が煮えたら、みりんを加える
- 塩で味を調える
毎食ごとにアレンジ自在なのが、スープの魅力。
- 肉を魚にかえる
- 卵やチーズをトッピング
- もち麦を入れてリゾットに
- スパイスでアレンジ(カレー粉・唐辛子・ブラックペッパー)
- すりおろししょうがをプラス
- 味噌をプラスして和風に
ちょい足しアレンジができるので、3食同じスープは飽きてしまうということもありません。
生活習慣も見直してオールシーズン冷えない体に
運動不足やストレス、衣服や住環境などの要因が絡み合って体を冷やします。夏でもはらまきをする・靴下を履く、冷房の設定温度を+2度、寝る前にストレッチをするなどの工夫をしましょう。
通勤電車やオフィスの冷房がきついという場合は、カーディガンやショールを持ち歩いて。1日の最後に、40度程度のお風呂に10分間、肩までつかれば体の芯からポカポカに。
ちょっとしたことをプラスするだけで、体の冷えを防ぐことができますよ。冷え対策ごはん+αで、オールシーズン冷えない体を目指しましょう!
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。