お風呂に入ろう♪美肌づくり&ダイエット入浴法でキレイになっちゃおう!
暑くなってきたし、時間もないから今日はシャワーだけ……なんてことはありませんか?
お風呂は1日の疲れを癒して、体の中の老廃物もしっかりと排出してくれますよ。疲労回復・ダイエット効果が期待できる入浴方法を紹介します。暑い夏こそ、きちんと湯船につかる習慣を身につけましょう!
- 2018-06-24
- 森本悠希
シャワーでは得られない入浴のメリットとは
せっかくお風呂につかっても、出たそばから汗が吹き出してしまう夏。シャワーだけで済ませる日が増えてしまう人も多いのではないでしょうか。また、残業が続いて帰宅が遅くなると、面倒だからシャワーでいいやと思うこともありますよね。
身体の汚れを落とすという1点においては、シャワーだけでも問題はありません。ですが、美肌・健康を考えるなら、お風呂につかるのが○!夏だからこそ、疲れているからこそお風呂にきちんとつかりましょう。入浴にはメリットがたくさんありますよ。
疲労回復&美肌効果
夏は、エアコンや冷たい飲み物の影響で、手足や内臓が冷えやすい季節。冷えは、さまざまなトラブルの原因になります。
- 疲れが取れにくくなる
- むくみやすくなる
- 肌がくすむ・たるむ
- 生理不順
- 痩せにくくなる
お風呂にきちんとつかって、冷えた体を深部から温めて、冷えトラブルを撃退しましょう。血流がスムーズになれば疲労回復の一助に。
基礎代謝UP&汗をかいて体内の老廃物を排出すれば、ターンオーバーが整って肌がキレイになったり、ダイエット効果があがったりと、うれしいことづくしです。
足のむくみ解消
お風呂につかると、体には水の圧力がかかります。それにより、血液とリンパの流れが良くなり、足のむくみが取れやすくなります。
むくみがひどいときは、湯船のなかでマッサージを取り入れましょう。
- つま先を手で持って、足首を回す(右回り・左周り10回ずつ)
- こぶしを握って、両手でふくらはぎを押し上げるようになでる(下から上に向かって)
- 太ももの側面・裏側をこぶしで押し上げるようになでる(下から上に向かって)
リラックスして深い眠りに
水の中では浮力が働きますよね。お風呂では身体が湯船に沈みますが、浮力はきちんと働いています。首までお湯につかると体重が軽くなって、リラックスできます。
湯船につかったら、体の力を抜いて深呼吸をすると良いですね。リラックスすると、自律神経も整うので、良質な睡眠を得られますよ。
基本の入浴方法
せっかくお風呂につかるなら、入浴で得られる恩恵を、最大限受け取りたいですね。 お風呂につかると汗をかくので、入浴前にコップ1杯の水を飲んでおきましょう。疲れを取る・リラックスするには、40度のお湯に10分程度入ります。肩までお湯にしっかりつかるのがポイントです。
どうしても時間がないときや、生理で湯船につかれない日は、シャワーと足湯の合わせ技がおすすめ。42度のお湯を大き目の洗面器にためて、足湯をしながらシャンプーしたり体を洗ったりしましょう。シャワーだけで済ませるより身体が温まりますよ。
入浴にまつわるNGあれこれ
美容や健康のためにお風呂に入っても、NG行動をしていては台無しです。気を付けたいポイントをまとめました。
水分を摂らずに入浴する
お風呂につかると、汗をかいて水分が失われます。汗をかくと、血液濃度が高くなってドロドロに。老廃物の流れが滞ったり、健康を損なうリスクがUPするので、入浴前はコップ1杯の水を必ず飲みましょう。
ゴシゴシ体を洗う
毎日、ボディーソープで体をゴシゴシ洗っていませんか?顔を「もこもこ泡で、こすらずに洗う」ように、体もやさしく洗うのを基本にしましょう。ゴシゴシ洗いの摩擦は、乾燥や肌荒れの原因に。体も顔同様、手で洗うのがおすすめです。
特に二の腕や脚などの乾燥しやすいパーツは、毎日石けんで洗わなくてもOK。他のパーツを洗った泡やシャワーのお湯で流す、お湯につかるなど、入浴中のアクションで汚れは落とせます。
長湯する
入浴の基本で触れた通り、お湯につかるのは40度で10分が○。長湯は、肌にダメージを与えてしまいます。お風呂に長くつかっていて、指先がふやけてしわしわになった経験はありませんか?それは、肌の表面が水分で膨らんでふやけた状態。
肌のバリア機能が下がり、肌内部の水分キープにかかわる働きをするセラミドや天然保湿因子が流れ出してしまいます。肌の乾燥を招く結果になるので、必要以上の長湯は避けるのが無難です。
適度な入浴の後、体を保湿する習慣をつけておくと良いですね。
ダイエットに効果的な入浴方法って?
なかなか運動する時間がとれない!という人は、お風呂を活用して代謝UPと脂肪燃焼を狙いましょう。反復浴なら、ただお風呂につかるよりも消費カロリーが増えるので、お気軽ダイエットにもってこいです。
ただし、やり方と注意点を守っておこなうのが鉄則です。
反復浴のやり方
お湯は41~42度に設定します。入浴前に、必ずコップ一杯の常温の水を飲みましょう。
- 足からはじめてお腹・肩にぬるめのシャワーをかける
- お風呂のお湯を浴びる
- 胸の下まで、ゆっくりお風呂に入り1分間温まる
- 肩まで入って、2分温まる
- シャンプーor体を洗う(5分休憩)
- 肩までお風呂に入って3分温まる
- シャンプーor体を洗う(5分休憩)
- 肩までお風呂に入って3分温まる
- お風呂から出て、脚に水⇒お湯の順でシャワーをかける(20秒ずつ)
- 入浴後は水分補給(常温)をしっかり
湯船から出る際に、いきなり立ち上がるのはNG。立ちくらみを起こす可能性があるので、注意してくださいね。
入浴でキレイ&スリムになっちゃおう
シャワーだけでは得られないお風呂につかるメリットを知ると、暑い夏でも湯船につかりたくなりますよね。
1日の疲れや体内の老廃物、たまった脂肪を、お風呂でスッキリさせちゃいましょう!
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。