ブルドックフェイスは絶対イヤ!顔のたるみ解消のためにやりたいこと5つ
年齢を重ねるごとに、頬・口元・まぶた・首などがたるんできます。メイクをばっちりしたつもりでも、なんだかしまりがないと感じる人も多いのではないでしょうか。そこで「年を取ったから仕方ない」とあきらめるのはNG!ブルドッグフェイスにならないためのヒントを5つご紹介します。
- 2018-05-26
- 森本悠希
どうして顔はたるむのか
朝、鏡に顔を映したときに「なんだか疲れてみえる」「メイクがしまらない」と思ったら、顔がたるんでいてショックを受けた経験はありませんか?
くっきりほうれい線、ぼてっとした目もと、下がった口角などの顔のたるみは、老け見えにつながります。また、フェイスラインがたるむと、二重あごのようになり太って見えてしまうことも。
顔のたるみの原因を知り、できる限りの対処をしてブルドックフェイスを防ぎましょう!
たるみの原因は、いくつか考えられるのでCHECKしておきましょう。
加齢によって肌のハリがなくなる
頬のたるみは、老化現象の一つ。哀しいですが、年を重ねるにつれて誰もが通る道です。
年齢肌用のスキンケアアイテムを使う、インナービューティーを意識した食生活をするなどの工夫をしましょう。
表情筋が衰える
通学&通勤タイムやデスクワーク中など、1人で何かをしているときは無表情になりがち。顔の筋肉を使わないので、表情筋が衰えて頬がたるんでしまいます。
1人でいても、口角をきゅっと上げておくだけで随分違います。
紫外線ダメージ
真皮層に届くと言われる紫外線A波は、「顔のハリ」をサポートするコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えます。
スキンケアアイテムは真皮層までは届かないので、肌に存在するコラーゲンなどを化粧品で補うことはできません。紫外線A波を防げるUVアイテムを使ったり、食生活の見直しで紫外線ダメージを極力防ぐ必要があります。
NGアクションの積みかさね
下を向いてばかりいたり、猫背の人は要注意。スマホを見るときは、うつむくことが多くなります。顔だけでなく首のたるみも加速してしまいます。
脱ブルドック顔のためにやりたいこと
表情筋トレーニング
意識して顔を動して、表情筋を鍛えましょう。一朝一夕で効果が出ませんが、めげずにコツコツ続けてくださいね。
1日のうちに何回か取り入れるのがおすすめです。トレーニングの際は、自然な鼻呼吸&ゆっくり動かすことを意識しましょう。
ぷくっとフグ顔
ほうれい線が気になる人におすすめのトレーニングです。
- 鼻から息を吸い、口の中にたっぷりと空気をためる
- 頬・鼻の下・あごをふくらませて10秒キープ
- 空気を右に移動させて10秒キープ
- 空気を左に移動させて10秒キープ
- 2~4を数回繰り返す
ぐぐっと眉上げ
まぶたのたるみが気になる人は、眉上げを。
- 軽く目を閉じて、眉毛をゆっくり引き上げる
- 5秒キープしたらもとに戻す
- 1~2を3セット行う
舌出しですっきりフェイス
フェイスラインと首のたるみに効果的です。
- 上を向いて、喉をのばす
- ゆっくりと舌を突き出す
- 舌先に力をいれる
- 10秒キープしたらもとに戻す
- 2~4を3セット行う
リンパマッサージ
加齢や冷え、乾燥などさまざまな要因で血流が悪くなると、顔がむくみやすくなり、脂肪や老廃物が滞ってたるみの原因に。むくみ&たるみがあるとまさにブルドックフェイス!
クレンジングタイムやボディケアタイムを活用して、顔のまわりのマッサージをしておきましょう。リンパを流すイメージで、やさしく手をすべらせるのがポイントです。
- フェイスライン(あごから耳に向けて)をマッサージ
- 耳の後ろ⇒首⇒鎖骨の順に手をすべらせる
- 口角から耳に向かって、頬をやさしく引き上げる
必ずクリームやジェルなどを塗って行ってください。何も付けないと摩擦が生じて、肌に負担がかかります。
ツボ押し
ツボ押しはいつでもどこでもできるので、気が付いた時にこまめに押しておきましょう。
顔のたるみに効果的なツボはいくつかありますが、今回は目もとのたるみにおすすめのツボ「魚腰(ぎょよう)」を紹介します。
ツボの位置は、眉毛の真ん中のほんのすこし下。眉のラインに沿って存在する骨のくぼみの部分です。親指の腹を使って、やさしく押し上げます。
目の周囲は、皮膚が薄くて繊細です、強くこすると不要なシワや肌トラブルの原因になるので気をつけましょう。
「たるまない」食事
バランスのとれた食事は、エイジング対策の基本です。肌のハリを保って、顔をたるませない栄養素摂取を心がけましょう。
1日3食からきちんと栄養を取るのが望ましいですが、食生活が乱れがちな人はサプリメントなどを上手に活用してくださいね。
■大豆イソフラボン(コラーゲンなどの合成サポート)
納豆・豆腐・豆乳・きなこなど
■たんぱく質(コラーゲンの材料になるアミノ酸で構成されている)
肉類・魚類など
■ナイアシン(肌代謝サポート)
きはだまぐろ、かつお、レバー、鶏ささみ、キノコ類など
■ビタミンA・B群・C(肌代謝サポート・コラーゲン合成サポートなど)
肌代謝&うるおいに欠かせないビタミンAや体の代謝をサポートするビタミンB群、コラーゲン合成に必要なビタミンCは肉・野菜などからバランスよく摂取しましょう。
猫背から姿勢美人にCHANGE
猫背であごを突き出した姿勢だと、下に向かう力が顔にかかるので顔のたるみにつながります。
また、猫背では体全体の美しさも損なわれるので、オシャレ女子たるもの、いつでもピンとした姿勢をキープしたいもの。
猫背になりやすい人は、ストレッチで肩甲骨をほぐしたり、肩をぐるっと回したりして、常に美姿勢を意識しましょう。
「肩甲骨寄せ」で姿勢美人
すきま時間を活用して、簡単にできるストレッチを紹介します。
- 背筋を伸ばしたら、両手を体の後ろで組む
- ひじをのばして、左右の肩甲骨を寄せる
- 胸を開いて30秒間キープ(呼吸は止めない)
- そのままの姿勢で腕を離せば、姿勢美人に!
たるみ解消でいつまでも若く
顔のたるみは年を重ねれば避けて通れませんし、一度生じたたるみを一瞬で改善する魔法のメソッドはありません。だからこそ、表情筋トレーニングマッサージの積みかさねや、食事・生活習慣の見直しが大切です。
原因と対処法を知り、早めの対策を心がけて、いつまでも若々しさをキープしましょう!
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教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。