「何でも完璧」を目指さない

仕事でも私生活でも、全てにおいて完璧を求める必要はありません。

性格上そのようになってしまう人もいるかもしれませんが、完璧を求めるばかりに自分で自分を追い詰めてしまうことも。

仕事においてはミスなく完璧にこなす必要があるかもしれませんが、時には力を抜くことも大切です。失敗は誰にでもあるものです。もしミスをしたとしても、「まあ、いいか！」とリラックスした考えを持ってもいいのです。そして、リラックスして「なんとかなる！」と思っておくと、意外と事がスムーズに進むことだってあります。

完璧を目指しすぎると常に緊張状態になってしまい、心身のバランスを崩すことにもなりかねないので、気を抜いていい時といけない時を自分で判断できるようになり、うまく自分をコントロールすることが大切なのです。

一人の時間を大切にする

仕事のストレスや疲れを発散しようと、毎夜飲みに出かける人が多いのではないでしょうか？

もちろん、気の知れた友人や同僚と楽しく話したり、時には愚痴を吐く時間も大事です。ただ、体は正直なもので、常に動き回って喋ってという生活は、疲れがどんどん溜まっていきます。

たまには、自分ひとりの時間をつくってみましょう。静かな自宅でゆっくりDVDを見てみたり、本や雑誌を読んでみたり。ゆっくりお風呂に入るのもおすすめです。

忙しい毎日から一旦離れることで、心身のリラックスをするよう心がけてみましょう。

疲れたり落ち込んだら口角を上げてみる

疲れやストレスに見舞われているときは、表情も暗くなりがち。表情が暗いと、行動や精神状態も暗くなってしまいます。

そんな時には、わざとでもいいので口角を上げてみましょう。口角を上げると、人の脳は「笑っている」「幸せな気分だ」と判断します。それによって、ある意味の錯覚を起こし、自然と気分が晴れてくるのです。

わざと口角を上げるだけで精神状態が明るくなるなんて、とても不思議に思うかもしれませんが、人の体はうまくできているものです。そんな小さなことを心がけてみるだけでも、明るい気持ちを取り戻すことができます。

休みたいと思ったら休む

毎日真面目に働いている日本人にとって、休むことはタブーといった風潮がありますよね。しかし、体調の悪いときにまで働くことは、自分にとっても周りにとってもよくないこと。仕事の質も悪くなれば、時には周りに迷惑がかかることだってあります。

また、過労からくる不調の場合は、なおさら休息することが必要です。休んだら迷惑がかかるからと、自分ばかりを犠牲にしていては心も体もさらに疲れてしまいます。もちろん、「だるい、めんどくさい」で休むことはよくありません。ただ、自分の体がSOSを出していると感じたら、時には休むという選択も必要なのです。

自分の体のことは自分がいちばん知っていると思います。そんな自分の体と向き合って、休息をうまくコントロールしましょう。

時間に余裕を持つ

心のゆとり＝時間のゆとり、といってもいいくらい、時間の使い方は大切です。常にギリギリな時間感覚で行動していると、それだけでストレスがかかることもあります。

「朝起きるのもギリギリ」「職場に到着するのも始業時間5分前」といった生活では心のゆとりは生まれません。時間の余裕をつくることは、毎日をリラックスした状態で過ごすには非常に効果的なことなのです。

たとえば、朝は家を出る時間の2時間前に起きて、ストレッチする時間やゆっくり朝ごはんを食べる時間をつくってみましょう。メイクやヘアセットも丁寧にゆっくり行ってみます。そうすると、準備をしている間に体が活動スイッチに切り替わり、気持ち良く出勤することができます。

また、朝起きる時間を早くすることによって、出勤時間にも余裕がでますよね。始業時間の20～30分前には会社に着くようにして、ゆっくり仕事の準備をしたりトイレに行ったりすることができます。

このように、時間に余裕を持った生活にシフトするだけで、心のゆとりを作ることができるのです。

自分のメンテナンスを大切に

いかがでしたか？

毎日忙しくて余裕がない！と思っている人、一度自分と向き合ってみましょう。

自分の周りで起きていることや、自分の体調などと向き合うことによって、「あ、こんなにバタバタする必要ないんだ」「ちょっと深く考えすぎたから少し楽に考えてみよう」と自分を見直すことができます。

そんな自分メンテナンスをする時間をつくって、心にゆとりのある生活を叶えていきましょう。