“薬膳”は難しくない!身近な食材でも十分「プチ薬膳」を楽しめる!
薬膳料理が流行って、お店に行ってみたり、自分でも作ってみたくなったり。でも、そもそも薬膳ってなんなのでしょうか?高麗ニンジンのような高価で手に入りにくい食材がないと成り立たないものなのでしょうか?実はそんなことはありません。薬膳に使われている食材は意外と身近で手に入るものばかり。本格薬膳のようにはいきませんが、自宅でプチ薬膳を楽しんで、健康効果を感じられたら、うれしいですね。
- 2018-02-12
- はるの
「薬膳」というとハードルが高いけど、身近な食材でもOK!
薬膳というと薬にもなる料理といったイメージですが、実際は薬というよりは、体に良い影響を与える食材で作った料理といったところです。
実際の薬膳料理屋さんででてくるものは、体がポカポカするような効果があるものが多く、風味が独特で少し漢方薬っぽい感じがします 。味付けもとてもおいしく仕上がっているので、素人にはとても無理!!と思いがちですが、薬膳料理の中には、意外と身近な食材が使われているものなのです。
味や総合的部分で専門店のようなものをつくるのは難しいですが、自宅でもできる、プチ薬膳、ご紹介していきます。
「ショウガ」は薬膳によく使われる代表食材
ショウガは非常に身近な食材でありながら、体を温める作用が非常につよく、抗菌作用などもあることから、薬膳に使用される定番の食材となっています。
カレーに入れることで、薬膳カレーにすることもできますので、生のショウガはもちろん、乾燥生姜や、粉末状のショウガなど、使用しやすいものを常備しておいて、プチ薬膳を楽しみましょう、
「ショウガ」による体温め効果
ショウガには「ショウガオール」という体を温めてくれる成分が含まれています。これはショウガを加熱することでショウガに含まれている成分が変化して出来るもので、主に温かい状態で食べる料理にはぴったりです。
カレーやスープ、クッキーなどのお菓子に入れてもよいですし、紅茶などの飲み物に入れてもよいでしょう。なんといっても汎用性があり、体を温めたいのであれば、最もおすすめな存在です。
「クコの実」もわりと簡単に手に入る薬膳食材
クコの実も薬膳の中では代表的な食材です。そして比較的手に入りやすく、最近は「ゴジベリー」などと呼ばれ、スーパーフルーツとして扱われています。クコの実は、そのまま食べることもできますので、中華のデザートなどの上にのってくることも多いです。
そして、食べると独特の風味と味わいがあり、少し食べづらいと感じる人もいるかもしれません。そこで、粉末状のものを使用する、甘くしたものを食べる、お酒に入れたものを飲む、などなど、いろいろな方法で食されています。
「クコの実」は“不老長寿”の効果があると言われた食材
クコの実の健康効果は昔から高く評価されており、実際に多くのビタミンやポリフェノールといった、アンチエイジング効果すらある食材です。日本でも古くから珍重されており、クコの実を食べると不老長寿の効果があるなどと言われたこともあるくらいで、身分の高い人たちに珍重されてきました。
近年では普通に手に入るようになってきましたので、少しずつ食卓に取り入れて、美容と健康の効果を摂取しましょう。食べやすい方法を選んで、美味しくいただくようにしましょうね。
「にんにく」の健康効果も薬膳の一部
にんにくは滋養強壮、疲労回復などといった健康効果があり、薬膳にも多く使用されています。唯一気になるのがその匂いでしょうか。もし、匂いが気になるようでしたら、一緒にリンゴを食べるのがおすすめです。生のリンゴに含まれる成分が、にんにくの臭みを緩和してくれます。
さらにリンゴの食物繊維やビタミンCをはじめとしたよい成分を摂取できますので、とってもおすすめな食べ方です。
薬膳料理のキットを買ってきても楽しめる
最近では、薬膳料理用のキットも販売されています。参鶏湯をつくるためのキットや、薬膳によく使われる食材の乾物などが販売されているので、これを利用して、薬膳料理を気軽に楽しむ方法もあります。
自宅で本格的な薬膳料理を楽しめるという魅力がありますので、ぜひ試してみてくださいね。
身近な食材で、“プチ薬膳”を楽しもう!
身近な食材を利用して、プチ薬膳を楽しみましょう。生姜やクコの実などを毎日の食卓にさりげなく取り入れ、健康的で、ひと味ちがった美味しさを堪能しましょう。おいしくて、健康にもよいとなれば、取り入れなければもったいないですよね。
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