いつも”すべすべ”!「ムダ毛」が伸びるのを遅くする方法

BODY CARE

いつも”すべすべ”!「ムダ毛」が伸びるのを遅くする方法

ムダ毛の処理は、定期的にしないといけないので面倒ですし、シェーバーを使うと、肌に傷がつくのを避けられません。時間がないときに、急いでムダ毛を剃り、誤って肌に傷を作った経験はありませんか?かといって、大人女子のたしなみとして、ムダ毛の処理は必須です。そこで、ムダ毛の伸びを遅くする方法をご紹介します。永久脱毛には抵抗があるという方や、少しでもムダ毛の伸びを遅くしたいという方は、必見です。

ムダ毛の伸びを遅くするには?

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全身の毛は、「毛乳頭」という毛を作る細胞から作られています。これが、毛穴の中にある限り、毛は生え続けます。ですから永久脱毛では、レーザーや電気針で、毛乳頭を破壊してしまいます。自宅では、毛乳頭の破壊とまではできませんが、働きを遅くすることはできます。そのためには、豆乳系の化粧品を使うのがおススメです。たとえば、豆乳乳液や化粧水などが挙げられます。

「毛乳頭」とは?

毛周期

毛は表皮から上の部分を「毛幹」、表皮より下の部分を「毛根」と呼びます。毛根部の一番下のふくらんだ部分は「毛球」といい、この先端部にある毛乳頭が毛細血管から栄養を取り込んで、毛を成長させます。つまり、毛乳頭の毛母部分が、全身の毛の発生や成長を司っているため、毛母細胞がある限り、いくら抜いても毛は次々と生えてきます。だからムダ毛処理は、剃る方法を取る方が大勢いらっしゃいます。

「性ホルモン」の影響でムダ毛が濃くなることもある

Female and male endocrine system

ムダ毛が生える部位や密度、毛の太さや長さには、個人差があります。生えてくる毛の数は、胎内にいるときに決まってしまうので、生まれた後で増えることはありません。しかし、男性ホルモンの影響で、毛が濃く太くなることがあります。男性ホルモンが毛乳頭を刺激し、毛母細胞の分裂を促進させて、ムダ毛の成長スピードを速めるのです。

だから、女性ホルモンの働きが衰える更年期に、体毛が濃くなるのはこのためです。それに反して、女性ホルモンは、ムダ毛の発生や成長を抑える作用があります。つまり、ムダ毛の伸びを遅くするには、男性ホルモンを抑えれば良いわけです。しかも、方法は簡単です。女性ホルモンを、活性化させてあげれば良いのです。そのための主な方法は3つあります。

1.生活習慣を整えて、生理がきちんと来るようにすること

Reminder calendar, the concept to get pregnant.

生理中は、女性ホルモンのエストロゲンが、多く分泌されます。でもこれは、正常に行えている方が多いでしょう。だから、これに加えて大豆イソフラボンを摂ってみてください。大豆イソフラボンに含まれるダイゼインなどの成分が、エストロゲンと似たような効果を持っているのです。サプリで摂るのでもかまいません。

2.恋をすること

恋をする

よく、「恋をすると女性はキレイになる」などと言われています。それは、ひたすら努力をするからキレイになる、ということもありますが、女性ホルモンが大量に分泌されて、より女性らしい身体になるからという理由もあります。だから恋をして、女性ホルモンを分泌させることで、男性ホルモンを抑制してみましましょう。

たとえ本当の恋愛ではなくても、恋愛ドラマなどを見て自分がドキドキし、自分も同じような恋愛をしているところを、想像できれば効果があります。

3.豆乳系の化粧品を使うこと

豆乳系の化粧品を使う

これが一番効果があります。豆乳系の化粧品で、身体に塗るならば、乳液や化粧水が良いでしょう。豆乳系の化粧品は、体毛抑制効果があります。それは、大豆に含まれるイソフラボンのおかげです。イソフラボンといえば、女性ホルモンである「エストロゲン」と似た効果があるのが特徴です。

女性ホルモンの働きといえば、女性らしい身体つきにしてくれたり、お肌を美しくしてくれたりと、美容には欠かせないものです。その働きの中には、体毛を抑制するという効果もあります。塗ったところの体毛が抑制されるのか、人によっては、うぶ毛が生えにくくなったと感じる方もいらっしゃるようです。

お風呂上りなどに、毛の流れに逆らうようにして、たっぷりと、身体に塗ってみて下さい。また併せて、大豆イソフラボンを、食品やサプリメントなどで摂取するのも効果的です。

大豆イソフラボンは、どのような食品に含まれているのか?

大豆イソフラボン

大豆イソフラボンは、大豆を原料とする食品のほとんどに含まれていますが、原料の大豆の種類、加工方法などによって、その含有量は異なります。例えば、きな粉には100g当たり約266 mg・納豆には100g当たり約73.5 mg・味噌には100g当たり約50 mg・油揚げ類には100g当たり約39 mg・豆腐には100g当たり約20 mg・豆乳には100g当たり約25 mg・おからには100g当たり約10.5 mgの大豆イソフラボンが含まれています。

これらの食品のうち、きな粉の大豆イソフラボンの含有量が多いことが分かります。きな粉は、大豆を炒ってから皮をむき、ひいて粉状にしたものです。きな粉は、その製造工程において大豆イソフラボンの損失が少なく、大豆イソフラボンを効率良く摂取することができる、おススメの食品です。

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いかがでしたか?豆乳系の化粧品で身体の外側からケアし、ムダ毛が伸びるのを遅くし、大豆イソフラボンで身体の内側からもケアして、美肌を目指しましょう!

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

いつも”すべすべ”!「ムダ毛」が伸びるのを遅くする方法

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松澤ますみ

松澤ますみ美容ライター

WEB・DTPデザイナーから、ライターに転身した変わり種。得意分野はアンチエージング。お肌が10歳若くなるケアの方法などを、皆さまにお届け致します。