“生理前の食欲”が止まらない…知っておきたい乗り切るコツ
生理前になると食欲が爆発しちゃうこと、ありませんか? せっかくダイエットしていたのに、生理前の食欲で元通り。どうしても我慢できない!という人も多いのでは? 1~2kgの増減は誰でもあるけど、生理前の食欲を上手に乗り切れればもっとダイエットもスムーズになるはず。今回は、知っておきたい乗り切るコツをご紹介します。
- 2017-08-12
- 坂本雅代
甘い物がどうしても欲しくなっちゃう!
生理前はホルモンバランスの影響で、身体がだるく感じやすい時期。身体がだるくなり、疲れやすくなると甘い物が欲しくなりがちです。
だからといって、思いのままにチョコレートやスイーツに手を出してしまうと、ビタミンやミネラルが奪われて、かえって身体がだるくなり、PMSが悪化してしまいます。
どうしても甘い物が我慢できず、食べたい時は、黒砂糖やドライフルーツを食べたり、甘さ控えめのあんこを使った和菓子などがおススメです。小豆は食物繊維も豊富で、下半身のむくみとりにもなる食材。
精製されていない穀物には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれるので、雑穀をつかったおやつもおススメです。
イライラして食欲が止まらない!
イライラして過食気味になる生理前。食欲が止まらなくなって、食べ過ぎて自己嫌悪に陥ることもありますよね。それがまたストレスになってイライラしてしまい、悪循環にはまってしまいがちです。
ストレスが高いとPMSが強く出るため、生理前はゆっくり体を休めることも大事です。イライラの幅が狭くなり、食欲もコントロールしやすくなります。
それでも止まらない食欲は、食材の選び方で上手に乗り切りましょう。
噛み応えがある根菜類や、具材を大きく切って食べごたえを出したり、こんにゃくなどのカロリーが低い食材でかさまししたりするのもいいですね。お腹に溜まりやすいバナナやギリシャヨーグルトなど、低カロリーな食材を食前に食べるのも、食べ過ぎを防ぐコツです。
カラダがむくんでパンパン……
生理前はホルモンの影響で、身体がなんでも溜め込もうとする時期。水分も溜め込んでしまい、身体がむくんで重だるい人が多いと思います。
生理が始まってしばらくすればむくみもとれていきますが、生理前のむくみもなるべく楽にしたいですよね。
溜め込みやすい生理前は、体を冷やさないように心掛け、冷たい物は内臓を冷やして疲れさせてしまうので、温かいものを食べるように気をつけましょう。
余分な水分を排出してくれる、カリウムを多く含むものもいいですね。
生理後は痩せるチャンス!
生理前の食欲をうまくコントロールして食べ過ぎを防ぎ、生理中は体をゆっくり休めてあげると、生理後は“痩せ期”。ダイエットの成果が出やすい“チャンス期”の到来です!
1ヶ月の間に体重の増減は誰でもありますが、生理後から順調に落とした体重を生理前の食欲で“なかったこと”に自分でしてしまうのはもったいないですよね。
PMSの影響での増加はよしとして、過食や甘い物の食べ過ぎで生理後に太ってしまうことがないように、参考にしてくださいね。