ニキビの基本ポイント
多くの方が青春時代にニキビを経験するのですが、誤ったケアをして後悔しやすいのがニキビの特徴でもあります。
改めてニキビについて整理して、適切な対策につなげていきましょう。
ニキビとは
ニキビの正体はなんでしょうか。
なんとなく「顔のできもの」ぐらいのイメージの方が多いと思いますが、これは実は皮膚疾患、つまりは皮膚の病気のうちの一つなのです。
病名もきちんとついていて、「尋常性ざ瘡」と呼びます。
痛みやかゆみ、あるいは熱を伴うニキビもありますから、きちんとした対処が必要です。
なおニキビには、その進行状況によって、「赤ニキビ」「白ニキビ」などの名称があります。
ニキビの原因
ニキビの主な原因は
・間違ったスキンケア
・皮脂の過剰分泌
・毛穴の入り口が塞がれてしまうこと
などがあげられます。
スキンケアに関しては洗顔方法を見直すなどの対策が有効ですが、皮脂の過剰分泌や毛穴に関しては、ストレスや食生活、運動不足など生活習慣に複数原因があることが多く、原因を特定することは容易ではありません。
一つ一つの問題と向き合い、改善していくことが大切です。
思春期ニキビと大人ニキビ
皮脂が上手に排出されないことや皮脂の過剰分泌が原因で起こることが多いニキビですが、大人とこどもでは問題の背景が異なるため、それぞれ「大人ニキビ」「思春期ニキビ」と名称を分けて考えます。
子ども、特に成長期の場合、肌には特に異常がなくても、ニキビが大量発生することがあります。
これは、ホルモンバランスが変化すること、成長に伴い皮脂が過剰に分泌されやすい素地があることなどが原因です。
成長の一過程においてよく見られるものなのです。
反対に大人のニキビの場合は、乾燥などによって肌が硬くなったり、ストレスや化粧が原因になることが多いようです。
自分の現状をしっかり把握して、対策していきましょう。