化粧水の基本ポイント

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洗顔をした後、最初に使う基礎化粧品である化粧水には、肌細胞に水分を補給したり、お肌の状態を整えたり、肌にハリを与えたりする効果があります。
そのため化粧水はスキンケアをするうえで欠かすことができないアイテムなのですが、ひとくちに化粧品といってもいくつかの種類に分けることができます。
化粧水は毎日使うものですので、その特徴や基本的な使い方を、しっかりと押さえておきましょう。

化粧水とは

化粧水は、洗顔によって清潔な状態になったお肌に一番始めにつける基礎化粧品です。
肌に潤いを補給する、キメを整える、ハリを与える、美容液などの有効成分が浸透しやすい状態にする、など複数の役割が期待されています。

洗顔後の肌は古い角質や毛穴に詰まった汚れとともに、肌に必要な水分や皮脂も落とされてしまい、とてもデリケートな状態になっています。
洗顔後はなるべく時間をおかずに、化粧水でフォローしてあげましょう。

化粧水の種類

化粧水は、その目的によっていくつかの種類に分けることができます。

□一般肌用化粧水
一般肌用化粧水は、シンプルに保湿効果のみに重きをおいたアイテムです。
特定部位の対策は美容液にて対応できますので、特別なお悩みをお持ちでない方は一般肌用化粧水を選択される方が大半です。

□美白化粧水
美白化粧水には、シミやそばかすを予防・改善する効果があります。
肌のくすみが気になる方やとにかく美白したい、という方にはこのタイプの化粧水がオススメです。

□収斂化粧水(しゅうれんけしょうすい)
収斂化粧水は、肌のキメを整える効果がある化粧水です。
トラブルを抱えている肌は、その影響によってキメが乱れてしまっています。
また夏場など強い紫外線を浴びる季節は、それが原因となってキメが乱れることもあります。
そういった時は、このタイプの化粧水を使うことでお肌の状態を整えることができます。

化粧水の基本的な使い方

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化粧水は、正しく使うことでより高い効果を得ることができます。
ここでは、化粧水の基本的な使い方についておさらいしておきましょう。

<コットンを使う場合>
コットンを使う場合、まずは化粧水を“たっぷりと”コットンに染み込ませ、“トントン”と叩くような感じでこれを浸透させていきましょう。
くれぐれも、ゴシゴシこすったりはしないようにしましょう。
肌に刺激を与え、赤みや炎症を引き起こしてしまう可能性があります。

<手を使う場合>
手を使う場合、まずは手のひらに化粧水を適量取ります。
そして手のひらで化粧水を少し温めてから化粧水を浸透させていきましょう。
ムラにならないよう、お顔全体に化粧水を浸透させていくことが大切です。

曽我部三代

ネイル関連の商材を扱う会社を経営する傍ら、現在は美容ライターとしても活動中。 ネイルはもちろんリンパやエステ、コスメ等美容に関する幅広い知識と経験に基づき、 美と健康に関する情報を発信しています。