「ブロンザー」と「シェーディング」見た目の違い

ブロンザーはオレンジ寄り・シェーディングはトープ寄り

ブロンザー	シェーディング

これら2つを見比べたとき、まず分かりやすいのが色の違いです。日焼け肌に見せる“ブロンザー”は、用途の通り、褐色をしています。すなわち、やや赤みのあるオレンジ系のブラウンです。一方、顔を引き締めて見せてくれる“シェーディング”は影をつけるものですから、グレーのニュアンスがあるトープ系の落ち着いたブラウンをしています。

その他、“ブロンザー”はパール感がある場合が多く、“シェーディング”はマットに仕上がるものが多いという特徴があります。

これらを見極めて、用途に合わせ、適切に使用しましょう。もし、本来の用途と違う目的での使用をした場合、狙った効果を出すことができないので注意してください。「引き締めたいのに肌の色が黒くなった」、「日焼け肌に見せたいのにやつれた」なんてことになってしまっては大変です。

「ブロンザー」の登場シーン

日焼け肌に見せたいときや、身体が日焼けしたとき

ブロンザーが活躍するシーンと言えば、やっぱり日焼け肌に見せたいときですよね。こんがり日焼けした褐色肌になりたいときはもちろん、身体が日焼けをしてしまい、肩と首の色に差が出てしまったときにも役に立ちます。

身体が日焼けしているのに、日焼け止めをばっちり塗っていた顔だけ白いのってなんだか違和感。さらに、日焼け前に購入したファンデーションを使い続けたら、顔だけ白浮きをしてしまいます！！白浮きしていると一気に老けて見えてしまうし、化粧も濃く見えるのです。そんなときこそブロンザーの出番!!わざわざファンデーションを買い直さなくても、ブロンザーを使って色の調節をしてあげてください。

額・両頬骨を鼻の上を通過して結ぶように「W字に」「顎の下～首の色」がなじむところまで、にそれぞれ入れてあげると、上手に日焼け肌をつくることができます。

「シェーディング」の登場シーン

小顔に見せたいときや、立体感を出したいとき

シェーディング、すなわち影をつけたいときを考えたらわかるように、こちらを用いるのは小顔に見せたいときや立体感を出したいときです。

トレンドの「コントゥアリング」（和訳：輪郭）をするときに使うのはこちらになります。また、鼻を高く見せたいときや目もと口もとに立体感を加えたいときにも使用します。

頬骨の下・エラ・鼻の付け根・鼻筋・目のくぼみ・唇の下などに、必要に応じて入れてください。あまり濃く入れすぎると不自然になってしまうので、さりげなく強調するように少量を入れ、境目をぼかすのを忘れずに。

おすすめブロンザー

NARS サンウォッシュディフュージングブロンザー

全4色/4,300円（税抜）

@narsissistがシェアした投稿 – 2017 6月 8 7:27午前 PDT

今年6月に発売されたばかりのNARSの新しいブロンザーは、これまで数々のブロンザーを生み出してきた本ブランドの中でも肌馴染みが良いため、日本人やブロンザー初心者さんでも使いやすい発色になります。

マットな仕上がりながらも、肌をツヤやかできれいに見せてくれる効果があるため、お肌の欠点をカバーしたい方にもおすすめです。全4色の中から自分好みの日焼けレベルをチョイスしてください。

おすすめシェーディング

クリニーク チャビー スティック スカルプティング コントゥール

3,500円（税抜）

クリニークさん(@cliniquejp)がシェアした投稿 – 2015 10月 28 2:41午前 PDT

シェーディング選びに迷ったら「コントゥア」のよう単語が名前に入っているものや、ハイライトと2色セットのタイプを選べば失敗しにくいです。肌を黒く見せるのではなく、影をつけて引き締める・立体的に見せる色は、なるべく赤みのないものを探しましょう。

こちらはスティック状のため、狙ったポジションに入れやすくとても便利です。引き締めたいところや影をつけたいところに直接塗ったら、あとは指やブラシを使って伸ばすだけできれいに馴染みます。ファンデーションのツヤ感を活かしながら小顔効果や立体感を出すことができるのもとっても便利です。

「ブロンザー」と「シェーディング」を正しく使い分けてこそ、”真の美人”に！

ブロンザーとシェーディングの用途があいまいのまま使ってしまうと、狙い通りの仕上がりになるどころか、“変な顔”になってしまいます。この2つの違いを知って、正しく使い分けをしてください。

似ているようで全く違う2つのコスメ。賢く使いわけができるようになると、今よりさらに美人度がアップします。