”不安”はどうすれば回避できる?解き放つための「小さな行動」とは?

LIFESTYLE

”不安”はどうすれば回避できる?解き放つための「小さな行動」とは?

”不安”で悩んでいる人は、実は多い!

Desperate employee

最近の精神科の治療法の研究で、4~5人に1人の割合で不安で悩んでいる人がいると発表されました。結構多い数字ですよね。不安要素は、現在の状況を不安に思っている人、将来を不安に思っている人など、人によって問題もいろいろ違ってきます。

中には、不安を抱えて病院に通い相談をしている人も珍しい事ではありません。不安に感じる気持ちがあまりにも大きい場合は薬を処方してもらうこともあります。

人生に対しての見方を変えて、自分へのアプローチの仕方を工夫することも一つの不安から逃れることができる方法と言えるでしょう。

1.”不安”に勝つ行動とは?

shutterstock_627623021

休むことなくマイナスな思考を持っていたり、被害妄想を持っていう状態は、どんどん不安に飲み込まれてしまいます。このような不安は、何かをしようとする気持ちさえもブロックしてしまうこともあります。

「行動を起こすことは不安な気持ちを解放させる一番の方法」だということを考えたことがありませんか?「不安から解放させる7つの行動」という本を執筆したアメリカの有名な精神科医Robert L.Leahy医師も薦めている方法です。

2.周りの人の言葉を”聞きすぎない”

shutterstock_483282583

不安な気持ちが大きくなている時や、心配事があるときに友達に相談したら「できるだけポジティブに考えよう。」「そんなに心配することないよ。」「大丈夫。今は不安だと思うけど、全てうまくいくよ。」「自分に自信をもって過ごすようにして。」「あまり考えすぎないようにしよう。」という言葉をかけられることが多いですが、この言葉をかけられたところで、心配事や不安がなくなることはなく、心配事は増えていくばかりです。

友達に相談して心の中を少し軽くすることは、有効ですが、友達がくれるアドバイスで問題が解決するわけではありません。時にあなたの事を思って、親友や家族が思っている意見を真剣に話してくれることがあると思います。

そんな時、仮にその意見が自分とは全く違うもので、それに従えないことを申し訳ない気持ちにならなくても大丈夫だし、その意見が強制的に感じられて窮屈な思いをする必要もありません。

最終的に必要なことは、静かに自分の心と向き合い、自分がどうしたいかをしっかりと考えて解決策を見つけることです。

3.心配事から”行動”へ

shutterstock_522221569

心配事がたくさんある人や、不安がある人は、それに対して何も出来ていないことや行動ができていないことに不安になり、さらなる不安を持ってくることが多いのです。不安で何かしないといけないと思っているのに、何をしていいか分からない。それならどうしたらいいのでしょうか。

  1. 不安要素や心配事をしっかりと分類し、何に不安があるか把握しましょう。
  2. その不安や心配ごとの種を見つけたら、早期解決しそうなものに印をつけます。
  3. 早期解決しそうなことにまず集中して、アクションを起こそうとしましょう。

このように、心配事をもやもやと抱えるのではなく、しっかりと分類し、できる事や解決しそうなことから解決していき、素早く行動を起こしていくように心がけてみましょう。

4.日記やスケジュール帳に”書きまとめる”

shutterstock_521481196

不安の種はスケジュール帳に書いていくことをお勧めします。不安や心配事はブログやつぶやきで残すようなことはやめておきましょう。スケジュール帳に書いておくことで、不安なことをしっかりと自分で理解できるようになります。これにより、さらに不安になるシチュエーションをこの先避けれるようになります。数週間ほど書き示すことを続けて、このスケジュール帳を見直してみましょう。

  • どんな時に不安な気持ちになるのか。
  • 心配事がくる出来事を見直す。
  • どのように解決させたのか。
  • 自分の立場を友達に起こったとしてどんなアドバイスをしてあげるか。
  • 本当にその心配事は、悩むべきことなのか。

を冷静に考えてみましょう。

5.失敗を”成功の元”に変える

shutterstock_360224036

「そのことわざもう知ってるよ。」といういう人もたくさんいると思いますが、この言葉は、ただ存在するだけでしょうか?失敗したことでイライラしたりがっかりすることがありますが、その気持ちを次へのチャレンジへつなげる事は十分可能です。

子供の時、初めての自転車の練習の時のように、転んでも転んでもチャレンジするからこそ、成功があります。それは大人も同じで、初めから全てがうまくいくことなんてなかなかないのです。

時々、失敗をすると「私だけ…」という孤独感に襲われることがあります。それは、失敗した人が誰もが感じる感覚だと言われています。人よりも劣っていると感じたり、周りの人よりも不幸だと思う感覚はみんなが感じてしまうことです。でも実際のあなたは、世界でたった一人の失敗した人ではなく、みんながいろいろな理由で難しい時を乗り越えているということも同時に知っておかなくてはいけません。shutterstock_477370573

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

”不安”はどうすれば回避できる?解き放つための「小さな行動」とは?

この記事をSNSでシェア

この記事を読んだ人におすすめ

Maki.C

Maki.Cイタリア在住ライター

通訳・翻訳家。ヨーロッパで発信されている流行やトレンドを一早くキャッチするために日々情報収集しています。ヨーロッパ発の健康法やライフスタイルで心から健康に美しくなれる方法を毎日を忙しく過ごしながら、おしゃれ・恋愛・仕事に励む女性にお届けしています。