「朝食」に食べたい!冷蔵庫に常備したいプロ推薦の“美容フード”6つ
1日の始めに食べる朝食は、その日最初に胃に入る重要なもの。吸収もよく、美容や健康に良い食べ物で一日をスタートすれば、一日を元気に過ごせそうな気がしませんか?
慌ただしい朝、食べる時間がないという人も、手軽に食べられるものを少し胃に入れていけば、午前中の集中力がつき、ランチのドカ食いや間食を防ぐことができます。
今回は、国際中医薬膳師の筆者が、冷蔵庫に常備しておきたい“朝食におススメの美容フード”をご紹介します。
- 2017-04-02
- 坂本雅代
1.世界一栄養価が高い果物“アボカド”
“世界一栄養価が高い果物”としてギネス認定もされているアボカドは、朝にぴったりなパワーフードのひとつ。カロリーが高いことから敬遠する人もいますが、朝なら一日のエネルギー源として気にせず食べることができます。
豊富に含まれるビタミン・ミネラルの中でも、“若返りのビタミン”の別名を持つビタミンEがたっぷり。血流を良くする効果や抗酸化作用があり、皮膚の新陳代謝、外的ストレスからの防御などの美肌作用のほか、便秘やむくみに効く栄養素も含まれています。
腹持ちもよく、脂肪の吸収を抑えてくれ、ダイエットにも◎ 剥くのが手間に感じる人は、半分に切ってスプーンで食べるとお手軽ですよ。
2.腸内環境に欠かせない“ヨーグルト”
腸内環境を整えてくれるヨーグルトは、女性にとって代表的な美容フードのひとつ。使い勝手の良さも朝食向きの食材です。
スーパーには豊富な種類のヨーグルトが並び、花粉症や美肌、ダイエット、便秘など、目的別に菌を選ぶことも可能になっています。
シリアルにかけて食べたり、ヨーグルトに果物を混ぜて食べたり、忙しい朝も手軽に食べられて嬉しいですね。
ただし、ヨーグルトは気が向いた時に食べるのではなく、毎日摂り続けることで効果が得られます。毎日少しずつでも食べる習慣をつけるのがおススメです。
3.3日に1回で効果が持続“ブロッコリースプラウト”
最近、テレビや雑誌でも注目を浴びているブロッコリースプラウトは、“スルフォラファン”という抗酸化物質が含まれ、デトックス作用がバツグン。体内の毒素を排出してくれるので、美肌、ダイエットにと、嬉しい美容フードです。
その上、その作用はなんと3日間持続するというミラクル食材! 毎日続けて食べるのは大変……という人でも、週に2日食べればOKなんです。
ちなみに、ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽。生で食べることができ、そのまま食べたり、お味噌汁やスクランブルエッグに入れたり、手軽さも魅力。スーパーでは約100円。是非買い物に行ったら手に取ってみて。
4.お手軽度No.1!腹持ちもいい“バナナ”
腹持ちがよく、忙しい朝もすぐに食べられる嬉しい果物。
バナナは手軽さという点でも朝食におススメですが、むくみを予防するカリウムや、美肌に欠かせないビタミンが豊富に含まれるのも嬉しい食材です。
また、食物繊維とオリゴ糖を含み、便秘解消の手助けにも。朝食を抜きがちな人も、バナナ1本食べるだけで、午前中のエネルギー源になりますし、ランチのドカ食いを防げておススメですよ。
5.日本のスーパーフード“納豆”
日本のスーパーフードともいえる納豆は、女性に嬉しい栄養素が豊富に詰まった優秀食材。
肌や髪の細胞の材料になるタンパク質や、エネルギー代謝をサポートするマグネシウム、カルシウムやカリウムなど、健康と美容に欠かせない栄養が豊富に含まれています。
ご飯のお供はもちろん、卵やキムチ、のりやゴマ、マグロなど、アレンジしやすい食材でもあります。口臭が気になる、という人も、最近は臭いがしないものもありますよ。
6.アメリカでは定番美容“アーモンドミルク”
美容おやつの定番となったアーモンドから作られたのが、アーモンドミルク。
若返りのビタミンとよばれるビタミンEが豊富なのはもちろん、肌を健やかに保つオレイン酸、ミネラル、食物繊維がたっぷり含まれています。
また、牛乳と違い、コレステロールを含まず、低カロリーなのも女性に嬉しいミルク。日本人は成人すると、牛乳に含まれる乳糖を分解出来なくなる人が多く、お腹を下しやすくなる人が多いですが、アーモンドミルクは乳糖が含まれないため、安心して飲めます。
そのまま飲むのはもちろん、シリアルにかけたり、スムージーに入れたりするのもいいですね。
いかがでしたか? 美しい肌や髪は、食べたものが材料になっています。エネルギー源としてはもちろん、朝一番に吸収するものとして、朝食は美容にものを選んでみてはいかがでしょう。冷蔵庫に常備するものの参考にしてくださいね。