仕事のストレスでノックアウト寸前。。。どうしたら自分を「守れる」の?
仕事で体がくたくたになって家に帰ってくる。これは体力的に疲れているだけではなく、ストレスによる疲れが多くを占めています。こんな毎日で満足できているとはいえませんよね。ストレスによる疲れから自分を守る方法を見てみましょう。
- 2017-02-02
- Maki.C
仕事による「慢性疲労」はどうして起こるの?
仕事をし過ぎてしまってストレスになる人もいれば、仕事が少なすぎてストレスになる人もいます。どちらにしても仕事がなくなってしまう事はとても不安材料です。今の時代では、「仕事による慢性疲労」は、ほとんどの人が感じているものの1つです。
仕事による疲れは不安、落ち込み、失望、やる気のなさなどをもたらします。これらからどのように自分を守ったら良いのか見てみましょう。
特に「女性」は仕事による疲れを感じやすいです。特に女性は働き過ぎてしまいます。対して全く働かない女性もいます。どちらも危機感を持っているはずです。このことに対して仕事の研究を重ねている精神科医Marialuisa Menegatto先生はこのように言っています。
「不安定さは会社間の取引をさらにシビアにさせます。仕事がなくなり、お金も少なくなります。しかし、仕事がないこと、お金がない事は、『実際に現実の場合』と『周りがあまりにも言い続けるのでそう思い込んでいる場合』の2通りあります。この2つの問題は、今現在では誰もが持っていて「不確かさ」という不安になっています。
アンケートによると、40%以上の方が、何らか仕事によるストレスを感じながら毎日を過ごしているという結果になりました。
仕事によるストレスは、
- イライラ
- 血圧が高くなる
- 不安
- 眠れなくなる
などいろいろな症状をもたらします。
また、パートタイム、正社員、年齢によってもストレスの種類が変わってきますが、共通するのは、何か心の中に「このままで良いのだろうか」という疑問を持ちながら過ごしていること。
仕事による、身体への見えない痛み
仕事をし過ぎている人も、仕事がない人も…。つまり全ての人に感じさせる「仕事による見えない痛み」。これは全て、不安な気持ちからやってきます。
仕事をしている人は、毎日の中でどんなに忙しくても、いつも「頼まれたことに対して答えないといけない」という責任感や義務感を感じ、全てにおいて失うのを怖がっています。
- どんどん勤務時間が膨らむ
- 給料が減る
- 契約条件等が悪くなっていく
- 仕事を得るために自分のプライベートや体力を捧げないといけない
- 時には他人の尻拭いもしないといけない
これらは全て自分を犠牲にしても見返りのない時もあります。それに対して不満は溜まっていきます。
とにかく、この「忙しさ」が仕事による痛みとなり、心や体に不健康をもたらしていきます。
現在、本当に多くの人が気分がすぐれない、ネガティブな気持ちから抜け出せない(イライラ、悲しみ、不安)などで、やる気や向上心を失わせてしまいます。そして、人によっては、メンタルの病気へと発展させてしまいます。特に女性や若い方の中には正社員を望んでいても、パートタイムでしか働けない方もいて、これがさらに不安につながります。
「不安で眠れなくなる」→「元気ややる気を失う」→「さらに仕事探しが難かしくなる」
この循環から抜け出すのがさらに難しくなってしまいます。
もう一度前向きなエネルギーを見つけよう!
不安をなくし、仕事のストレスから切り離すキーポイントは?まず、何に不安を感じているかを明確にしてみましょう。
- 将来に対する不安
- 同僚との人間関係
- 自分の仕事を失うこと
- アイデンティティーを失なうこと
- お金がなくなること など
何が1番不安か一度、明確にして心の中を整理してみましょう。
そして、その不安を1人で抱えることなく、本当に信頼できる人に相談してみましょう。人に相談することで状況を理解して、助けようとしてくれるかもしれません。何か新しいアイデアをくれることもあります。
一番いけない事!
1人で悩んで答えを見つけられず、漠然と悩むこと。人と話していると少し不安を外に送り出し、気が晴れます。その晴れた気持ちはエネルギーとなり良い方向に動くきっかけとなります。
イライラが爆発する前に
問題状況1.あまりにもすることが多くなりイライラし、ストレスの限界が来そう。。
解決法:「NO」をイライラせずに伝えよう
自分のストレスに気づくようにし、これらの元となる要求をしっかりブロックするようにしましょう。
例えば、「今は、他の仕事を抱えていてすぐにできません。この仕事が終わったら、しっかりとご要望の仕事に入るので、○時間ほど待ってください。」など、信頼を与える答え方をしてみましょう。
問題状況2.仕事の問題が起こり、メールの嵐。それを読んで返信をしても、問題解決が先送りになるだけ。。
解決策:直接、話をする。
電話をする。またはその人の元に、話に行ってみましょう。
問題状況3.緊急な仕事に溢れ、かえって時間が足りず、頭の中が混乱し、休憩もしていない。。
解決策:やはり、「休憩はするべきです!」
休憩をしましょう。そして、一度リセットして、しないといけないことをリストアップし、それぞれの緊急性のレベルを考えてその順に従っていきましょう。
生活にはリズムがあります。それはあなたも他人も同じです。しっかりと生活リズムを大切にしながら働きましょう。
そして、自由時間は、仕事のことを考えないようにきっちりとオフにしましょう。仕事は仕事の時間内にするようにして、家に持ち込まないように気をつけてみましょう。
※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。
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通訳・翻訳家。ヨーロッパで発信されている流行やトレンドを一早くキャッチするために日々情報収集しています。ヨーロッパ発の健康法やライフスタイルで心から健康に美しくなれる方法を毎日を忙しく過ごしながら、おしゃれ・恋愛・仕事に励む女性にお届けしています。