「頭痛」の原因は、”顔コリ”!?その種類と効果的な解放策
今月は、日照時間が極端に短く、雨の日が続いていますね。例年は残暑のこの季節ですが、気温も下がって、巷では風邪も流行しています。そして、こういった天候が続く日には、「気圧が下がって頭痛が。。。」という方も多いようです。
頭痛になると、1日やる気がでなくなり、「もう仕事行きたくない」とか「早く帰りたい」とか、少しでもあの辛い痛みから解放される手段をとりたくなりますよね。今回は、そんな頭痛が辛い時、お薬に頼る前に、簡単にできる解放策をご紹介していきます!
- 2016-09-28
- 岩崎愉尭
頭痛の種類
頭痛には色々と種類があります。風邪や病が原因で起こる頭痛、肩こりや首コリなどの緊張から起こる頭痛、二日酔いの頭痛、ミネラル不足による頭痛など様々です。よく聞くのは「片頭痛」ですね。頭蓋骨側面の耳の上あたりから、ズキズキするような痛みが発生する頭痛ですが、「30代女性の5人に1人が片頭痛」に悩んでいるそうです。
頭痛にはたくさん種類があるのに、頭痛もちの皆さんはこう言います。
「私、片頭痛なんです。。。」
片頭痛は頭痛の一種ですが、「頭痛=片頭痛」と解釈されている方が多いように感じます。
ちなみに片頭痛は、痛くなる原因が明確に解明されていません。脳内の血管が膨張して、片頭痛になるという説もありますが、喫煙者で血管が収縮しているはずの方も、頭痛には悩まされています。また、片頭痛の原因はストレスが大半とも言われていますが、日常生活でストレスが溜まるのは最近ではなかなか回避できないので、上手く解消する自分なりの方法を見つける必要がありますよね。
原因が分かっている頭痛
ただ原因がわかっている頭痛もあります。「緊張性頭痛」といわれ、頭付近の筋肉の収縮で、肩コリや首コリが原因の頭痛です。頭痛があるという方の多くは、頭蓋骨側面の「側頭筋」という筋肉がカチカチになっています。
わかりやすく言うと
「頭についている筋肉が凝っているから、頭がだるくなる」
ということ。
かといって、血流が良くなることで頭痛になることもあるので、直接ほぐすのもNG。では、どうしたらいいのか。
頭痛解放策
(1)口を大きく広げて、10秒キープ
アゴ周りの筋肉のストレッチです。
仕事に集中して、歯を食いしばっていると、頭の筋肉にも力が入るのです。
なので、歯を食いしばることとは逆の、口を開くという動作をやってみましょう。
※ただし、顎関節症の方は、開きすぎないように。
(2)咬筋をほぐしてあげる
咬筋は、側頭筋と仲良しな筋肉です。しかも、緊張しているときやストレスが溜まると、硬くなる筋肉です。「骨気(コルギ)」を受けたことがある人は、セラピストにひたすらココをほぐされて、痛い思いをする場所。
咬筋は縦に筋肉が走っているので、「下から上に」手やリフトアップのコロコロなどで、軽くほぐしてあげましょう。
頭痛になったとき、上記を是非やってみてください。
ただし、これはあくまでも、「辛いときを少しでも和らげる方法」です。原因を根本から解決する方法ではありません。
やはり頭痛にならないために、もっとも良いのは、「十分な睡眠」「十分な食事」と「幸せな時間」です。
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慶應大卒。-25kgのダイエットから、外見の変化で生き方が変わることに直面し、一般企業退社後、骨格矯正サロンに従事し、芸能人やパリコレモデルなどを担当。現在はフリーで活動中。