毛穴ケアは「ターンオーバー」が鍵だった!大きな違いを生む大切な視点とは?

SKINCARE

毛穴ケアは「ターンオーバー」が鍵だった!大きな違いを生む大切な視点とは?

あなたにとって、毛穴の黒ずみや角栓は「悪いもの」ですか?それとも「良いもの」でしょうか?
一般的には毛穴の黒ずみや角栓はないほうがいい、なんて言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
今回はそんな視点から毛穴ケアを考えてみましょう~!

毛穴につまっているものの正体は何?

shutterstock_77983747
さて、毛穴につまっているものは「角栓」ですが、角栓って何で出来ているのでしょう?皮脂?ほこり?
実は、角栓は「角質」70%「皮脂」30%でできているそうです。
角質といえば、肌をこすると出る“アカ”などもその一つですが、それが70%。角栓はベタベタ皮脂でできている!と思いがちですが、意外にも皮脂は残り30%なのだとか。

とりすぎ角栓?とらなすぎ角栓?

shutterstock_2952744
洗えば洗うほどキレイになる!と、角栓があると何度も洗ったり、パックやピーリングを何度もしたくなりますが、何ごともやり過ぎは禁物。洗いすぎると肌のバリア機能、生まれながらにして誰もがもっている肌を守る機能まですっかり取り去ってしまいます。その結果、もっと補わなきゃ!と皮脂の量は増えるといった悪循環に。

では、取らなければ良いのか?というとそうもいかず、取らなすぎると、今度は肌がくすみ、角質がどんどんとたまり、厚くなります。

あなたはどっちのタイプ??

shutterstock_34647388
「とりすぎ角栓」なのか「とらなすぎ角栓」なのかは、人によって違いますので、普段の肌質を振り返るのがおすすめ!
乾燥しやすくて角栓がある方は「とりすぎ角栓」の可能性もありますし、皮脂の量が多くて角栓がある方は「とらなすぎ角栓」の可能性があります。

とはいえ、パーツごとにタイプが異なるミックス肌ということも考えられますので、この辺は化粧品カウンターやエステサロンなどで客観的に見てもらうのがおすすめです。

角栓は無理強いを嫌います

shutterstock_200051372
すっごい疲れて部屋から一歩も出たくない日ってありますよね。実は角栓も同じ、無理に外に出されるのを嫌います。
なので、どうしたら気分よく外に出せるかを考えましょう。角栓の場合は、肌をあたためることで毛穴を開かせ、出口をやわらかく広げてあげると出やすくなります。
ホットタオルやお持ちの方はスチーマーなどを使って周囲に影響することなく余分な角栓を外へと出しましょう。その後は収れん化粧水と呼ばれる、毛穴を引き締める効果のある化粧水で出口をしっかりと閉じます。

意外に大切な捉え方

shutterstock_335485757
「角栓は汚れ!早くなくなれ~!!」と即効ケアをするのか、「あ、角栓ができてる!肌ケア丁寧にしよう~」とじっくり構えてターンオーバーに合わせたケアを進めるのかでは、同じ毛穴ケアでも大きな違いが生まれます。
角栓は本来28日周期のターンオーバーでいなくなる存在。
その正体を正しく知って、ぜひこの機会にケア方法を見直してみてはいかがでしょうか??

※筆者の個人的見解です。効果・効能を保証するものではありません。

毛穴ケアは「ターンオーバー」が鍵だった!大きな違いを生む大切な視点とは?

この記事をSNSでシェア

この記事を読んだ人におすすめ

上田美穂

上田美穂メイクアップアーティスト/ライター

プロのメイクアップアーティストを育成する[フロムハンド]メイクアップアカデミーにて美容を学ぶ。CM、舞台などのヘアメイクに携わった後、リバイタライズサロンSionKyotoの立ち上げに参加、10代~80代と幅広い層の美の悩みをメイクやトリートメントを通して解決する。主な執筆は、現場経験にもとづく、魅力を引き出すメイクやトータルケアでの美容習慣作りなど。