食事制限なしでスリムに!?8時間ダイエット(オートファジーダイエット)とは?【2】

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食事制限なしでスリムに!?8時間ダイエット(オートファジーダイエット)とは?【2】

芸能人などが挑戦して「痩せる」と支持されている8時間ダイエット。8時間以内に食事をするだけのお手軽ダイエット法です。しかし「逆に太った」という声もあり、実践するか迷っている方も多いかもしれませんね。
8時間ダイエットのメリットとデメリットを知って、自分に合うダイエット法かチェックしておきましょう。

8時間ダイエット(オートファジーダイエット)をおさらい

8時間ダイエット
出典:byBirth

細胞自身が、古くなった細胞の一部を分解して新しくする作用「オートファジー」を利用する8時間ダイエット。16時間は断食し、8時間の枠内に食事する方法で、オートファジーダイエットとも言われます。

海外セレブや日本の芸能人、インフルエンサーの支持もあり、近年、注目されているダイエット法です。詳しいやり方は「食事制限なしでスリムに!?8時間ダイエット(オートファジーダイエット)とは?【1】」で紹介しているので、チェックしておきましょう。

本記事では8時間ダイエットのメリットとデメリットを紹介します。どんなダイエット法であれ、自分にあっていない方法ならば目標を達成するのは難しいもの。

8時間ダイエットの理解を深め、自分にあうかどうか確認しましょう。

8時間ダイエットのメリット

8時間ダイエットのメリット
出典:byBirth

8時間ダイエットのメリットは大きく3つ。

  • 体調が整う
  • 気軽
  • 体重減少

それぞれ詳しく見ていきましょう。

体調が整う

体調が整う
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8時間ダイエットは痩身を目的としたダイエット法として注目を集めていますが、もともとは体調を整えるために考え出された健康法です。

飽食の時代、食べすぎにより私たちの胃腸は忙しく働き続けています。内臓の疲れは体の不調の原因になりますし、なにより食べすぎは体重・体脂肪の増加や生活習慣病を引き起こします。

8時間ダイエットに取り組むと、16時間は内臓を休められます。今まで消化吸収に使われていたエネルギーが別の働きに使われ、体のめぐりもスムーズに。また、腸内環境が整います。

それにより、体内の不要なものが排出。また、次の食事では、体に必要な栄養が吸収されやすい状態に。

断食して16時間後には、オートファジーが活性化して細胞が新しく作り変えられます。それにより体内の働きが活性化され、なんとなくの不調(偏頭痛や便秘など)改善も期待できます。

気軽にはじめやすいダイエット法

気軽に
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16時間何も食べずに、8時間の枠内で食事をするだけ、しかも、基本的に何を食べてもOKなので、手軽に始めやすいダイエット法です。

おやつやアルコールも口にできるので「食べるのが好きだから、厳しい食事制限は無理」「毎晩のお酒がやめられない」という方にもぴったり。

もちろん、ダイエットである以上、不要に食べすぎるのはNGですが、カロリーや糖質の摂取量を気にする必要もないので、好きな食事が楽しめます。

ストレスはダイエットの大敵です。つらい食事制限と戦うストレスなく取り組めますよ。

体重減少が期待できる

体重減少が
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8時間ダイエットは食べる時間が制限されるため、基本的に1日2食(+おやつ)です。そのため、1食ごとにしっかり食べる×3回をしていた方は、食べる量が減るのでアンダーカロリーの状態になり体重減少が期待できます。

ちなみに「8時間ダイエット(デイビッド ジンチェンコ 著)」では、いつもどおりの食事を、いつもより少ない時間で摂取すると体脂肪が減少したという研究が紹介されています。

また、食べる回数が減るので、食事の時間がより大切に感じられるはず。何を食べたら良いか、どんな栄養素が必要かをきちんと考えるきっかけになりますよ。

8時間ダイエットのデメリット

8時間ダイエットのデメリット
出典:byBirth

8時間ダイエットの主なデメリットは大きく4つあります。

  • 筋肉が落ちやすい
  • 偏食&過食
  • 簡単ではない
  • リバウンドしやすい

デメリットを攻略できないと、8時間ダイエットの失敗につながります。しっかりチェックしておきましょう。

筋肉が落ちやすい

筋肉が落ちやすい
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1日2食になるので、体作りに必要なエネルギーが不足する場合があります。断食後10時間で、体は脂肪を燃焼してエネルギーにチェンジ。ですが、エネルギーが不足すると筋肉も分解されてしまいます。

また、食事から摂取するタンパク質量も減ると、筋肉を作る材料が足りません。体重減少と同時に、筋肉が減ってしまう可能性があります。

筋肉が減ると痩せにくく太りやすい体質になりますし、30代以降は痩せたとしても筋肉がないため貧相な体つきで美しくないので注意しましょう。

過食&偏食になりやすい

過食&偏食になりやすい
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16時間断食するだけだからと過食になりがち。なかには「8時間の枠内なら何を食べても良い」「たくさん食べても良い」と考えている方もいるようです。

また、何を食べいいからとお菓子やスイーツばかりなど、偏食になるケースもあります。

ですが、いずれもNG。ダイエットである以上、1日の摂取カロリー<消費カロリー、低糖質&高タンパクは意識するのがベターです。

気軽だけど簡単ではない

気軽だけど
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8時間ダイエットは気軽にはじめやすいのは事実ですが、「簡単」ではありません。先程触れたとおり、栄養不足から筋肉量が減ったり、偏食・過食になったりしやすいダイエット法です。

摂取カロリーや糖質量を過剰に気にする必要はありませんが、何を口するかはしっかり意識しないと、かえって健康を損ないかねません。

リバウンドしやすい

リバウンド
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メリットで紹介したとおり体重減少が期待できますが、体重の減り過ぎがリバウンドにつながる可能性があります。体重を一気に減らすと、生命の危険を感じた体が脂肪を蓄えモードに。1ヶ月に体重の5%以上は落とさないようにしましょう。

5%以上減っている場合は、食事量が不足しています。1日2回の食事バランスを見直し、8時間の枠内で必要な栄養をしっかり摂取しましょう。

また、8時間ダイエットは筋肉量が低下しやすく、基礎代謝もダウンしがち。8時間ダイエットをやめた後にリバウンドしやすくなるので、適度な筋トレを取り入れるのが無難です。

ダイエットは一生続けられる方法を選ぶ

ダイエットは一生続けられる方法
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新しいダイエットにチャレンジするときは、その方法のやり方・メリット・デメリットをきちんと理解して「一生続けられるかどうか」を自問自答してみましょう。

長く続けられない方法ならば、ダイエット目標を達成できない可能性大です。仮に目標を達成しても、リバウンドする危険性があります。

ダイエットは楽しく続けるのが基本です。流行っているからと8時間ダイエットに飛びつく前に、自分に合うかどうかを考えてみてくださいね。

食事制限なしでスリムに!?8時間ダイエット(オートファジーダイエット)とは?【2】

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。