【2022冬】ヨーロッパ人気ネイルデザイン
クリスマスに大晦日、イベント続きの季節がやってきました。
慌ただしい時期ではありますが、お手入れの方も抜かりなく準備したいもの。今年の年越しは、どんなネイルデザインで過ごしましょう。
2022年冬、ヨーロッパで人気のネイルデザインを紹介します。
- 2022-12-09
- Macelova
コミックネイル
SNSで話題の「コミックネイル」。まるで漫画の中から飛び出してきたような、立体的でぱっと目を引くネイルデザインです。こちらヨーロッパでも、人気上昇中で「カルトゥーンネイル」と呼ばれていたりもします。
基本のやり方は、ポップなカラーを黒のふちで囲む。黒や白で、はっきりとした遠近感を出す。といった感じですが、すでに色んなアレンジがあります。
特に、ペールカラーを使用したデザインはお洒落な日本ネイルならでは。ヨーロッパの秋冬は、ベージュからブラウンが一番人気のコンビネーションといっても過言ではないので、こちらではブラウンベースのカラーバリエーションでおすすめしています。
1本ずつ色違いにすると、少し子供っぽさがでてしまうので、左右アシンメトリーカラーというのが大人の遊び心ネイルかな、と個人的には思っています。
仕上げのトップコートは、つやつやタイプでも可愛いですが、マット仕上げがおすすめ。紙のような質感を演出して、漫画のような雰囲気をさらに上げます。
ロングネイルに施すと、存在感大。パーティーなどで話題になること間違いなし!また、ショートネイルにも、ころんとしたフォルムが可愛らしくお洒落度マックス。
オンブレフレンチネイル
オンブレネイルとは、簡単に言うとグラデーションネイルのこと。元々の語源は、フランス語の「陰影をつける」からきていて、はっきりとした濃淡をつけることが特徴のヨーロッパで人気のあるデザインです。
そのオンブレネイルと、爪先のアートが小粋なフレンチネイルの2種類のネイルデザインが組み合わさった、オンブレフレンチが今年の顔。
ホワイト系とはっきりとした発色タイプのカラーを組み合わせると、いかにもコントラストの強いヨーロッパ風。自然な色の変化のグラデーションや清楚なフレンチというイメージを通り越して、まるでキュビズムのようなアートを彷彿させる不思議なデザインに早変わり。ついつい爪先を眺めてしまうでしょう。
カラー×カラーの組み合わせだと、より深みが増し、また違った表情が見えてくるのが面白い!今年の冬は、このなんともハイセンスなネイルアートの虜になること間違いなしです。セルフでも挑戦しやすいので、ぜひ試してみてください。
オンブレフレンチネイルのつくり方
必要な道具:ベースコート、トップコート、カラーマニキュア2色(ホワイト系の明るい色とはっきり発色する濃い色)、綿棒
(1)ベースコート塗布後に、明るい色のマニキュアを爪全体に塗る。
(2)爪の縦3分の1ぐらいを濃い色で塗り、濡らした綿棒を使って、中央へ向かって濃い色のグラデーションを作る。
この時、綿棒の繊維がつかないように綿棒を濡らすことが必須です。綿棒のほかにスポンジを使ったり、アイシャドー用のチップを使っても可。色の出具合いはお好みで。足りないと感じたら、繰り返し色を重ねてください。
(3)明るい色のマニキュアで爪先をフレンチネイルにする。難しく感じる場合は、マスキングテープなどの小道具を使用してもよいと思います。その場合、ベースのカラーが乾いていることを確認する。
(4)明るいフレンチカラーが乾いたら、(2)と同じように濃いカラーでグラデーションを作る。この場合ベースで作ったグラデーションと「逆側」を濃くする。
(5)トップコートを塗ったら「オンブレフレンチネイル」の完成!
マグネットキルティングネイル
冬になると、ニットやキルトなどのファッションアイテムのネイルアートが引き立つ季節。「キルティングネイル」とは、キルト生地のようにひし形のぷっくりした立体的デザインが印象的なネイルデザインです。
色味を抑えても可愛らしく、上手く色選びをしてあげると、オフィスでも上品で好印象。
これからの季節柄にもぴったりの冬ネイル。今年はマグネットジェルをベースカラーとして使用することをおすすめしています。マグネットジェルとは、角度によって変化するジェルの事で、それだけでも十分な存在感があり単品の使用も人気です。
パーティーシーズンのヨーロッパは、ドレスに負けないくらいきらきらした爪先を演出したいもの。さらに、キルティングネイルデザインを施して、お約束のお目立ちネイルの完成。
今年の冬は、SNSで話題のネイルデザインや、2種類のネイルデザインの組み合わせ、といったネイルデザインが注目株です。
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ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、夫の故郷チェコへ移住。