乾燥肌&敏感肌の人こそ『油脂系クレンジング』を!摩擦レス&うるおいキープで美肌を育もう

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乾燥肌&敏感肌の人こそ『油脂系クレンジング』を!摩擦レス&うるおいキープで美肌を育もう

乾燥肌や敏感肌の場合、クレンジングは「保湿力が高いクリーム」「肌にやさしいミルク」が良いと言われます。でも、オイルタイプの「油脂系クレンジング」なら、お肌のうるおいを守ってスピーディにメイクオフできるので美肌作りに役立ちます。
油脂系クレンジングのおすすめ商品をチェックしていきましょう。

オイルなのに乾燥しにくい!油脂系クレンジングとは

油脂系クレンジングとは
出典:byBirth

美容ブロガー&YouTuberとして人気のかずのすけさんが、もう何年も前からおすすめしているのが「油脂系クレンジング」です。最近は、美容家や皮膚科医の方たちもおすすめクレンジングに取り上げることが増え、「油脂系クレンジング」という言葉も随分定着しましたよね。

クレンジングは大きく6つのタイプに分けられます。

オイル

油分と界面活性剤の配合量が多い。油性アイテムであるメイクと相性が良く、スピーディー&しっかりメイクを落とせるが、洗浄力が高く肌に負担になりやすい。

クリーム

油分が多く、メイクオフ力にすぐれる。スキンケアのクリームのようなアイテムで、うるおいを守りながらクレンジング可能。

メイクとクレンジングをなじませるために、手で肌をクルクルする際に摩擦が起きるケースも。洗い上がり後はベタつきが残りやすいのが難点。

ミルク

洗浄力が穏やかで、一般的に敏感肌や乾燥肌におすすめと言われる。クリーム同様、肌摩擦の懸念あり。また、メイクオフ力が低いため、しっかりメイクの人には向かない。

ジェル

油分多めの油系ジェルと水溶性成分が多い水系ジェルがある。水系ジェルはマツエクOKのアイテムが多い。メイクオフ力は商品ごとにかなり異なる。

拭き取り

拭き取りシートやウォータークレンジングがこのタイプ。界面活性剤が多いため、肌への刺激が大きいケースも。拭き取りは肌摩擦のダメージが非常に高いため、常用しないほうが無難と言われる。

摩擦レス美容が人気の昨今、泡タイプのクレンジングが増えた。商品によってメイクオフ力は異なるが、そこまで洗浄力が高くないので、ポイントメイクは別に落とすなど工夫が必要。

油脂系クレンジングは、オイルタイプの1つです。「肌負担が大きく乾燥しやすい」と言われるオイルタイプですが、油脂系クレンジングはオイルのメイクオフ力とクリームやミルクのようなうるおいキープ力を併せ持ったアイテムなんです。

クレンジングオイルに使われるオイルの種類

クレンジングオイル
出典:byBirth

油脂系クレンジングが乾燥しないと言われる理由は、ベースとなるオイルに秘密があります。

オイルクレンジングのベースになるオイルは大きく3種類です。

ミネラルオイル(鉱物油)

洗浄力も脱脂力も高い。メイクをしっかり落とせるが、肌のうるおい成分を奪う。

エステル系オイル

パルミチン酸エチルヘキシルなどを主成分とするオイル。メイクをきちんと落とすが脱脂力は低め。

油脂系オイル

コメヌカ油、アルガンオイル、トウモロコシ胚芽油などの植物油脂が主成分のオイル。オイルなのでメイク馴染みは良いが、肌のうるおい成分はきちんと残す。洗い上がりの肌を柔らかく整える。

一般に、乾燥すると言われるのは、ミネラルオイルがベースのクレンジングです。以前は、ドラッグストアに並ぶ商品の多くがミネラルオイルベースだったので、「オイル=乾燥する」と感じる方が多かったのではないでしょうか。

油脂系クレンジングのメリット

油脂系クレンジング
出典:byBirth

それでは、油脂系クレンジングのメリットをチェックしておきましょう。

  • 肌のうるおいキープ&肌を柔らかく整えるエモリエント効果がある
  • 肌を柔らかくするので、毛穴悩みに有用
  • 肌のうるおい成分(天然保湿因子やセラミド、皮脂膜)を奪いすぎない
  • メイク馴染みが良いので、摩擦レス

油脂系クレンジングのデメリット

油脂系クレンジングデメリット
出典:byBirth

美肌効果が高い油脂系クレンジングですが、デメリットもあります。

  • ベースになる植物オイルの原価が高い=商品価格が高い傾向にある
  • ドラッグストアやスーパーで手に入らない(通販がメインになる)
  • ウォータープルーフなど、汗や皮脂に強い成分が配合されたメイクは落としにくい

デメリットがあっても、油脂系クレンジングは乾燥肌や敏感肌の方に恩恵が大きく、近年、人気が高まっています。そこで、おすすめの油脂系クレンジングを3つ紹介します。購入の参考にしてくださいね。

おすすめの油脂系クレンジング3選

エリデン おひさまでつくったクレンジングオイルe

150mL 1,320円(税込)

エリデン おひさまでつくったクレンジングオイルe
出典:byBirth

ベースとなるオイル:コメヌカ油

コメヌカセラミドやビタミンEなど、栄養がギュッと詰まったコメヌカ油がベース。保湿成分として、スイゼンジノリ多糖体、ハトムギ種子エキスを配合。また、メインではないものの、アボカド油やホホバ種子油などの植物油脂も入っています。

とろんと濃厚なオイルなので、手のひらでしっかり温めてから顔にのせるのがポイント。クレンジングとメイクがじわっと馴染みます。

重めのオイルクレンジングですが、その分、洗顔後のうるおいはしっかりキープされているのを実感できるはず。防腐剤・鉱物油・着色料・香料・エタノール・シリコンが無添加なのも嬉しいポイント。

油脂系クレンジングでありながらプチプラなので、油脂系デビューにもおすすめの一品です。

アルガンビューティー AGB クレンジングオイル

150mL 3,080円(税込)

アルガンビューティー AGB クレンジングオイル
出典:byBirth

ベースとなるオイル:コメヌカ油

「おひさまでつくったクレンジングオイルe」同様、ベースとなるのはコメヌカ油です。しかし、こちらの商品にはピュアアルガンオイルが10%配合されています。アルガンオイルのおかげで、洗い上がりは肌が柔らかくなるのを感じられますよ。

さらっとしたテクスチャでメイクに馴染みやすく、ポイントメイクまでしっかりオフ。アルニカ花エキス、フユボダイジュエキス、セージ葉エキスなど数種類の植物エキスを配合し、お肌のうるおいを守りながらクレンジングできます。

「おひさまでつくったクレンジングオイルe」と同じく、防腐剤やエタノール、香料などもフリー。

菊正宗 ライスメイドプラス マイルドクレンジングオイル

200ml 1,320円(税込)

菊正宗 ライスメイドプラス マイルドクレンジングオイル
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ベースとなるオイル:トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル

パルミチン酸エチルヘキシル配合なので、純粋な油脂系クレンジングではありませんが、デパコスの人気クレンジングと成分が似ている!と話題になったプチプラクレンジングです。

ベースとなるトウモロコシ胚芽油をはじめ、コメヌカ油、ニオイテンジクアオイ油など12種類の植物オイル配合で「しっとり&もっちり」が感じられるやわらか素肌に洗い上がります。

さらに、米セラミド(コメヌカスフィンゴ糖脂質)配合なのも魅力です。洗い流してしまうとはいえ、保湿力にすぐれたセラミドは乾燥肌&敏感肌の心強い味方に!こちらの商品はマツエクOK、W洗顔不要タイプです。

今年の秋冬は油脂系クレジングでうるおい美人に!

うるおい美人に
出典:byBirth

「オイルタイプは乾燥するから…」と敬遠していた方こそ、油脂系クレンジングを使ってみませんか?メイクはしっかり落としつつ、お肌のうるおいは残るので、洗い上がりの肌触りに感動するはずです。

外気が乾燥する秋冬は、ていねいなスキンケアを心がけても乾燥しがち。油脂系クレンジングでうるおいを守ることが、乾燥ケアの第一歩です。ぜひ、うるおい美人をめざしてくださいね。

乾燥肌&敏感肌の人こそ『油脂系クレンジング』を!摩擦レス&うるおいキープで美肌を育もう

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森本悠希

森本悠希ライター

教育、出版業界を経てフリーライターに。スタンダードな美容法からマニアックな健康法まで、情報収集・実践するのがライフワーク。キレイ&健康でありたいと願う女性をサポートできる情報を発信していきます。