初めてでも大丈夫。ネイルチップをオーダーする際の上手な頼み方と取説
今やネイルの楽しみ方も多種多様。リモートが増えたからこそ、ネイルチップも着せ替えのように楽しんで欲しい。
ネイルチップが初めての方もそうでない方も、オーダーする時のコツや、上手な活用法を紹介します。
- 2022-02-12
- Macelova
ネイルチップて実際のところどうなんだろう!?
ネイルチップと聞くと、自分で装着する手間がかかったり、どこで購入したらいいか迷われる方も多いかもしれません。
ですが、一度使ってみると、案外その手軽さに驚かれるかもしれません。特に、自分にぴったりのネイルチップを使用すると、その心地良さは病みつきになることでしょう。
ネイルチップのメリットは、普段ネイルを楽しめない方も使用することが出来るところ。また、取り外しが簡単なことから、デザインチェンジの幅が広がり、着せ替え感覚で楽しむことが出来ます。これは外出する時だけのものではなく、おうち時間を充実させることもできます。
私のストレス解消法の一つに、自分時間にお気に入りのネイルチップを着けてカフェ休憩をする、というものがあります。これは、人に見せるのではなく、自分のためにネイルチップを装着します。爪は一番目に入る場所。手っ取り早く、自分のご機嫌を取ってあげられます。ぜひ、おすすめですよ。
ネイルチップをオーダーする際の注意点
ネイルチップは、店頭で販売されている既製のものから、ネイルサロンやインターネットでオーダーしたりなど、様々なものがあります。
なかでも、オーダーネイルはサイズがぴったりでおすすめ。サロンへ直接訪問されれば、その場でプロにお任せできますが、個人となると少し知識が必要です。
まず、爪にはカーブがあります。写真のように、柔らかいタイプのメジャーを使って、爪の端から端まで測ります。ポイントは、柔らかいメジャー。ない場合は、セロテープやマスキングテープ、紙などで端から端まで印を付け、定規で測定。
サイズのぴったり合ったネイルチップは外れにくいです。そして、必ず両手分測ること。わずかですが、左右でサイズが違うことはよくあります。
ネット販売をしているところでは、サイズ測定用のチップを事前に送ってくれるところもあります。これだと間違いないですし、長さや雰囲気もつかめます。意外と好きな形と自分の指に似合う形は違ったりしますから。
その際には、自爪をギリギリまで短くして、チップが爪の端から端までしっかり覆っていることがポイントになります。少し小さいより、少し大きいが正解。迷われる場合は、装着した写真などを使って相談されると、作り手としてもイメージが掴みやすいです。
出来上がったネイルチップを装着する場合は、自爪を短く切り、石鹸でしっかりと汚れや油分等を落とします。水分が残るとネイルチップが剥がれる原因にもなります。あれば、アルコール等でさらに爪表面をふき取ってあげると、その後のテープや接着剤の粘着がよくなります。
テープやネイル用接着剤を爪にのせ、ネイルチップを根元より空気が入らないように貼り付けます。この時、1本ずつ進めていくとやりやすいです。ネイルチップの向きには気を付けましょうね。
ネイルチップを外したくなったら
最近のネイルチップ用のテープは粘着力が強く、2~3日ほど保ちます。衛生面での問題もありますので、それ以上保ちそうな場合でも、いったん外すことをおすすめしています。
また、接着剤の場合はもう少し長めに保つこともあります。ただし、通常のジェルネイルやネイルポリッシュにもいえますが、生活習慣や使い方で変わってきますので、一概には言えません。
外す手順としては、テープの場合は、ぬるま湯に1~2分程浸します。テープがふやけて粘着力が弱くなり、ネイルチップがするっと取り外せます。無理に取り外そうとすると、自爪が傷付いてしまうこともあるので、市販のウッドスティックなどを使って、写真のように根元から優しく剥がしてください。
この後ネイルチップに付いたテープはお湯の中で落としておきましょう。水分をしっかりふき取り保管すれば、繰り返し使えます。
接着剤の場合は、専門のリムーバーを使って外します。市販のネイル用除光液でも、少し長く時間を置くと取れますよ。ネイルチップと爪の間にリムーバーを染み込ませます。この時、手の下にキッチンペーパーなどを敷いておくと、液だれも安心です。
ネイルチップの先端を押して根元に隙間を作り、市販のウッドスティック等を根元の隙間から差し込み、やさしく押し上げます。しっかりリムーバーが染み込んでいると、ポロっと取れます。残念ながら、リムーバーの成分にネイルチップの装飾を溶かす薬剤が入っているものがほとんど。外れたネイルチップは繰り返し使えません。
ネイルチップを外した後、爪表面に白い跡が残っていることがあります。これは接着剤が付着したもの。細かいネイルファイルを使って表面を軽く削り、落としてあげましょう。
すべての接着剤を落としきったら、キューティクルオイルなどを使って爪表面を保護します。乾燥を防ぐために、ハンドクリームを使うのもおすすめです。
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ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍らネイルアーティスト、ライターとして活動中。美容専門学校ネイル講師、プライベートネイルスクール&サロン主宰を経て、夫の故郷チェコへ移住。