脚の太さは「かかと」の位置で決まる!?
日差しが強くなり、夏になってきましたね。紫外線対策しながらも、肌の露出が増えてくる時期。でもいろんな部位が気になって、ジムに通ったり、ウォーキングしたり、美容サロンに行ったりしながらも、最近流行りのワイドパンツに甘えてしまったり。。。
今回は、そんな気になるカラダの部位でも、「足下」から見ていきたいと思います。
- 2016-07-05
- 岩崎愉尭
良い脚の状態をキープするは「かかと」の位置次第!?
「かかと」は、常日頃からカラダを支え続けている箇所で、脚を良い状態でキープするにはその位置が非常に重要です。
わかりやすくするために、テーブルを例に説明します。
テーブルの脚が曲がると、不安定になって、テーブルの本来の機能を失ってしまいますよね。そんな時は、壁に寄りかからせたり、テープで修繕したりして、支えを強固にします。それと同様で、人間も骨盤を支える股関節から足先までが不安定になると、立っていることが辛かったり、変な場所に筋肉がついて、脚が太くなっていったりします。
余計な筋肉というのは、カラダを支える部位が不安定になった際、そこを補助するために筋肉がつくことが多いのです。
「太ももの外側は筋肉がついているけど、内側は脂肪がついている」という方はいらっしゃいませんか?私が施術をしていると、大半の方がそうなっています。そして、その方々の同じ特徴として
①座っているときや仰向け寝るとき、脚をクロスさせる
②脚を組むと楽
③かかとをつけて立ったとき、膝から足首にかけて隙間ができる(ふくらはぎがつかない)
あてはまりませんか?
そういった方は、スカートから見える素足が歪んでしまっています。脚を出すショートパンツは履けない。。。とか。
そして、ついつい今年流行りのワイドパンツ履いてしまいますよね。
そんな中でも、街中を歩いている外国人の方の脚を見てみてください。
年齢に関係なくショートパンツを履いている。下半身が逆三角形のようになり、キレイに見える。脚だけ細い。などなど、憧れるような脚の持ち主に結構出会います。
そしてなんと、膝下から足首までの隙間が少ないのです。
理由は、歩き方とかかとの位置。
常に脚が内側から外側に移動しています。日本人的には、がに股に見えるほどです。
両足のかかとが近づくと、太ももの内側の筋肉とお尻の筋肉を使います。すると、下半身の中央に筋肉が集まり、「下半身がお尻よりも細く見えます」。つまり、歩きならが、脚のシェイプアップトレーニングをしているのです。
日本人女性はどうか。
膝を重心に、外側から内側へ脚が移動していきます。これによって、太ももの外側ともも前の筋肉を使っています。なので、脚が外側に大きくなって、脚の太さ自体はさほど外国人と変わらないけれども、「下半身が太く見えやすく」なります。
では、どうすればいいの?
日常でできる簡単な方法としては、
「かかとをつけて立ちましょう。」
電車でつり革につかまって直立しているときに、片方の脚に体重をかけてしまいがちですが、かかとをつけて立ってみましょう。すると、思いのほか、辛いことがわかります。電車の中で脚のシェイプアップができます。しかも、そうやって立っているとコンパニオンの方のように、姿勢がキレイに見えますよ。
脚を細くしようと折角運動しても、美容サロンで痩身マッサージを受けても、普段の生活で「かかと」の位置を正しくして使わないと無駄になってしまいます。
日常から意識して、誰もが羨む美しい脚を手に入れちゃいましょう!
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慶應大卒。-25kgのダイエットから、外見の変化で生き方が変わることに直面し、一般企業退社後、骨格矯正サロンに従事し、芸能人やパリコレモデルなどを担当。現在はフリーで活動中。