夏に増えるニキビの原因と対策!適切なスキンケアで凹凸のないつるすべ肌を目指す!
1年の中でも夏はとくにニキビを引き起こしやすく、大量にでき、悪化しやすく、治りにくいのが特徴です。
夏にニキビが増える原因は、「肌の乾燥」「紫外線」「誤ったスキンケア」「汗や皮脂を放置すること」の4つです。有効な対策は「保湿」「紫外線対策」「正しい洗顔」をすることの3つあります。
- 2021-08-09
- KOROTKMN
夏は暑さが厳しく、1年の中でも過ごしにくい季節。肌にも負担がかかって、肌トラブルが出やすいのが特徴です。
とくに夏に多い肌トラブルとして、ニキビが挙げられます。お手入れをしっかりしていても、夏になるとひどいニキビに悩まされる女性は多いのです。
1年中ニキビのない滑らかな肌をキープするためには、夏にニキビが増える原因を知り、対処することが大切です。そこで本記事では、夏に増えるニキビの原因と対策について解説します。
夏にニキビが増える原因は「肌の乾燥」「紫外線」「誤ったスキンケア」「汗や皮脂を放置すること」の4つあり、対策として「保湿」「紫外線対策」「正しい洗顔」をすることの3つあります。
夏に増えるニキビについて
ここでは、夏に増えるニキビの「特徴」と「原因」について解説します。
夏に増えるニキビの特徴
夏のニキビは、生え際、フェイスラインなど汗をかく場所に起こりやすく、大量にできるのが特徴です。また、悪化しやすく、膿をもち痛みを伴うことも少なくありません。治りにくく繰り返しできるのも特徴です。
ニキビに季節性はありませんが、1年の中でも夏はとくにニキビを引き起こしやすい環境が整っているといわれています。
できる限りニキビを発生させないよう、肌を清潔に保ち、状態を整えることが必要です。
夏にニキビが増える原因
夏にニキビが増える原因として次の4つが挙げられます。
肌の乾燥
夏は、気温が高いため汗をかきやすい季節です。汗をかくと、肌のうるおい成分も一緒に蒸発するため、乾燥しやすくなります。
また、エアコンの使用により、湿度が下がることでも肌の水分が奪われ乾燥します。
肌は乾燥すると、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下するため、皮脂が分泌します。皮脂の過剰分泌は、毛穴に皮脂を詰まらせて炎症を起こし、ニキビの原因となるです。
紫外線
夏の紫外線は非常に強く地上に降り注いでおり、肌に当たるとダメージを受け、炎症やニキビを引き起こします。
また、炎症やニキビが繰り返し起こると、肌がごわついて固くなります。すると、毛穴が詰まってさらにニキビができやすくなり、治りにくくなるという悪循環になるのです。
誤ったスキンケア
夏のニキビは、誤ったスキンケアによってひどくなる場合があります。
肌がべたつくからといって洗浄力の強い洗顔料を使うことや、乳液・クリームを使わないなどのスキンケアはしないようにしましょう。肌の乾燥を引き起こし、余計に皮脂の過剰分泌を促進して、ニキビを増やすことにつながります。
汗や皮脂を放置すること
夏は、気温と湿度がともに高く、汗腺と皮脂腺が開いて汗と皮脂が多く分泌されます。そのまま放置しておくと、雑菌が繁殖してニキビができやすくなり、アクネ菌も繁殖して悪化してしまいます。
汗や皮脂が出てきたら、タオルやハンカチでこまめにふき取り、肌を清潔に保つことが大切です。その際は、ゴシゴシと強く行うと肌を傷つけてニキビを悪化させるため、押さえるようにしてやさしくふき取るようにしましょう。
夏に増えるニキビの対策法
夏に増えるニキビに有効な対策法を3つ紹介します。
肌を十分に保湿する
夏のニキビを防ぐためには、化粧水、乳液、クリームを使ってしっかりと保湿することが大切です。
とくに、発汗やエアコンの使用により、肌の水分が不足しがちなので、化粧水をたっぷりと使ってうるおいを補給しましょう。化粧水は、セラミドやヒアルロン酸など高保湿成分が配合されたものを選ぶと、より効果が高まります。
化粧水をつけた後は乳液とクリームを重ねて油膜を張り、化粧水の成分が蒸発しないようにすることも大切です。ただし、乳液とクリームは、つけすぎるとべたつきの原因となるため、適量か少し少なめにとどめましょう。
また、外出先でも保湿できるよう、ミスト化粧水を持ち歩くことをおすすめします。ミスト化粧水は、化粧の上からも気軽にうるおい補給ができて便利です。また、オイルインのものを使うと、油膜を張ってうるおい成分の蒸発を防いでくれるので、より肌の乾燥予防に役立ちます。
紫外線対策を行う
夏にニキビを増やさないために、紫外線対策を徹底することも大切です。簡単にできる対策として、日焼け止めクリームを塗ることが挙げられます。
紫外線には、シワやたるみなど肌の奥に侵入するUVAと、炎症やシミなど肌表面にダメージを与えるUVBがあります。日焼け止めクリームには、UVAカット指数はPAで示され、+の量が多いほど強くなります。また、UVBカット指数はSPFで示され、数値が高いほど強くなります。
日焼け止めを使うときは、過ごす環境に応じて適切な指数のものを選びましょう。例えば、炎天下でのレジャーやマリンスポーツでは、SPF50+・PA++++の日焼け止めがよく、屋外での軽いスポーツではSPF30・PA+++程度でよいとされています。
ただし、日焼け止めクリームは時間がたつと汗や皮脂でとれることがあるため、こまめに塗りなおして効果を持続させることが大切です。
また、日焼け止めクリームと併せて、日傘やサングラスなど他のアイテムを併用すると、より紫外線予防効果を高められるでしょう。
正しい洗顔を行う
夏のニキビ予防に、洗顔も正しく行うようにしましょう。
洗顔は、1日2回朝と夜に行います。夏は汗や皮脂によってべたつきが気になるかもしれませんが、1日に何度も洗顔することは避けましょう。皮脂を必要以上に洗い流してしまうため、肌が乾燥してかえって皮脂が過剰に分泌され、ニキビの悪化につながります。
また、洗顔をするときは、洗顔フォームをしっかりと泡立ててから、顔を包み込むようにやさしく行いましょう。ゴシゴシと行うと摩擦で肌を傷つけ、細菌が傷口に入ってニキビや炎症の原因となります。
ニキビをできる限り起こさないように、毎日の洗顔方法が誤っていないか見直しをすることをおすすめします。
まとめ
1年の中でも夏はとくにニキビを引き起こしやすく、大量にでき、悪化しやすく、治りにくいのが特徴です。
夏にニキビが増える原因は「肌の乾燥」「紫外線」「誤ったスキンケア」「汗や皮脂を放置すること」の4つです。夏のニキビに有効な対策は「保湿」「紫外線対策」「正しい洗顔」をすることの3つあります。
適切なスキンケアで夏のニキビをできる限り予防し、凹凸のないつるすべ肌を目指しましょう。